人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 6月。梅雨も近そうです。サイクリング生活は順調な滑り出し。
 先ずは、見慣れた場所の美しさ再発見のスナップ。大濠公園と糸島半島です。
  
 
 さて、先日参加者を募った釈迦岳ツアー。ただ一言、最高でした!
 次の4枚の写真は、黒木町から釈迦岳の途中で撮ったもの。山岳部は渓流沿いの道が多く、木々が道にかかり、森林浴を楽しみながらの走りは快適です。
   

 最高の景色に出会うにはそれなりの苦労があるものです。頂上前は亀の甲羅状の舗装がされた激坂!油山を遙かにしのぐ激坂度。若い二人は何とか上りきったようですが、私は激坂部は押して登山です。
 そして下りがまた難関。ブレーキかけっぱなし。ガタガタと小刻みに揺られ、手の感覚は麻痺。堪らず止まった場所で撮った写真です。最初のは下りていく道を見下ろしたもの、視線の高さは画面中央やや上。2枚目は下りてきた道を見上げたもの、視線の高さは画面中央やや下です。
  

  沢山の見所があり、紹介したい写真も多いのですが、あとは山頂で撮ったものだけ披露します。遠くは久住、阿蘇、英彦山等を望む360度のパノラマ。全ての山々を見下ろす気分は最高です!
 車で上って来て、食事を楽しむ家族連れの姿もありました。
 全行程205㎞の過酷にして感動に満ちたツーリング。是非また汗を流しに来たいスポットです。

    
 
 最後に、終始細やかな気遣いで完走を支えて下さったお二人の感想を添えて終わります。

・美しい自然や風景の陰で牙を剥く亀さん。久し振りに死ぬ目に遭いました。
 けど、体全体がくたくたになりながらも、心から「やった!」「楽しかった」と思えました。
 それにしても、山岳王は速かった!力の差は歴然だけど、山岳王と、還暦を過ぎてなお、無茶と挑戦のギリギリの線で、自分に挑戦する二人のライバルがいる限り、私の自転車ライフは終わらない。


・苦楽しいツーリングお疲れ様でした。 かなり疲れましたが、このコースはお気に入りですので、またちょくちょく行きたいですので、ご同道願います(爆)
 しかし、山頂の激坂は「何事も成し遂げるには、それ相当の試練を乗り越えなければならない」 そんな、お釈迦様の教えを具現化したような…そんな登りっぷりでしたね(^_^;)
(本文中の写真や緑色の文字はクリックして下さい)
 Dancingに何とか活路を見出したい。その一念で油山トレーニングもDancing。タイムだけを見ると厳しいけれど、気分的には前向きです。そんなある日、夕空に広がった雲が印象的でシャッターを切りました。如何でしょう?

 ところで、3月この油山で出会い、糸島を一緒に走った青年Hideki君を紹介しました。今日はその後日談。
 糸島の後プッツリ連絡なし。自転車を勧めた行き掛かり上、心配でメールをしました。なんと彼は宗谷岬まで自転車の旅を敢行していたのです!
 心機一転、今は新しい仕事に忙しい毎日とか。初めて出会った時の輝いた目が印象的でした。Hideki君の今後の発展を心から信じ、祈りたいと思います。

 さて5月第4週。月間目標1000㎞の達成を目指します。
 月曜24日は唐津・鏡山へ。鏡山は勿論Dancingで上ります。麓から4.2㎞、所要時間18分52秒、平均時速13.3㎞。この記録の更新を今後の課題にします。
 そして、何と26日はグレッグさんと、29日は堤君と、往復135㎞の鷹取山〜高良山ツーリングを敢行。
 お二人の支援のお陰で、5月の月間走行距離は1029㎞になりました。以下は2度の鷹取山ツーリングの報告。

 下の写真。左は26日、右は29日のもの。空の色でわかるでしょうが、今にも雨が降りそうな26日に暑く晴れ渡った29日と対照的でした。収穫の秋を思わせるような麦畑の色が目を惹きます。麦秋の候とはよく言ったものと納得。それにしても平地から突然そそり立つような耳納山地の姿、何度見ても不思議な気がします。

 

 さて、29日の往路、目の端をよぎった大きな緑の繁みに釣られて立ち寄った朝倉市須賀神社。最初の2枚の樟の樹がその正体。大きく見事な樹冠をご覧下さい。圧倒的な存在感があります。
 地元の方でしょう、一人また一人と本殿に向かって手を合わせては立ち去ります。本殿脇には樹齢1000数百年の巨樹。『祇園の大樟』と命名されています。また機会を改めてゆっくり訪ねたいと思います。
   
   

 いよいよ鷹取山クライミング。計時開始地点、スタート地点は最初の写真の平原公園入口。ゴールは鷹取山の山頂登り口。距離は8.1㎞。全コースDancingで上りきりました。26日のタイムは52分25秒。29日は56分11秒でした。同走者のグレッグさん、堤君とは7〜8分の大差で破れたことを告白いたします。
 写真は全て26日のものです。どす黒い雲がかかって、些か不気味な雰囲気です。これでほとんど雨に降られることがなかったのが不思議。日頃の行いのお陰でしょう!
  
  

 最後にもう一つ、ちょっといい話。かどうか?
 29日高良山山頂で63才のサイクリストに出会いました。親しみを感じ話し掛けて聞いた話です。その方は10年程前に糖尿病で脚の切断を医者に勧告されたそうです。それ以来一念発起。運動による病の克服を決意。水泳、ランニング等を経て自転車にたどり着き、遂に健康体を取り戻したとのことです。活き活きとして熱の籠もった語り口に、グレッグさん共々圧倒される思いでした。
 障害にぶつかった時、逆境に置かれた時に、人の真価が発揮されるのに違いありません。雑事に心が揺れる自分が恥ずかしく思われました。
 
 
 堤君との国東ツーリングで非力さも思い知った私。次回に向け始動です。
 その第1弾。Dancing所謂立ち漕ぎの技量アップに挑みます。そこで16日に向かったのが耳納山地鷹取山。下の3枚の写真の奥に連なる山並みが耳納山地。鷹取山はその左端辺りにある標高802mの山です。左端の写真は、紫蘇畑と背景の色のコントラストが見事でついシャッターを切った次第。右端は鷹取山登り口近くの歴史公園で撮った1枚。美しい緑と間近に迫った鷹取山を見てもらいたい写真です。
 今回の目標は、登り口から山頂までの全コースをサドルに座ることなく一気に上りきることです。

  

 青空が広がり、気温もぐんぐん上がる「悪天」の中、平原公園から山頂を目指します。汗を滴らせながら『根性!根性!』とペダルを踏みます。
 しばらくすると、遠く麓の方でサイレンが聞こえます。音はどんどん背後から迫ってきます。『俺が倒れると見越して霊柩車のお迎えか?』と訝る私を追い越し、救急車は山道を上ります。しばらく行くと今度は救急車が下りて来ます。擦れ違って更に5〜6分。
 Shocking!!
 一気に上りきる目標はあっさり捨てて自転車を止めました。
  

 写真の説明はしません。車のボンネットは凹み、ヘルメットがぶつかったかフロントガラスは蜘蛛の巣状態。幸いにもライダーは意識はあった由。ガードレールの向こうは断崖絶壁。不幸中の幸いとしか言いようがありません。
 山道をかなりのスピードで下っていての事故のようです。道である以上どんな道であれ車も走ります。交通量に関わりなく安全優先で楽しみたいですね。

 気持ちを切り替え、いま少しツーリングの報告。事故現場に7〜8分止まり、再度Dancing。結局平原公園から1時間5分ほどで鷹取山頂着。全て立ち漕ぎで上りきりました。山頂での写真と、耳納山地の反対側のどこまでも山並みが連なる眺めをお届けします。
 
  

 前回訪れた時と違い、黄砂の影響もなく遠くまで見渡すことが出来ましたが、更に今回は、グライダー山でパラグライダーが飛び立つ場目に遭遇する幸運に恵まれました。ご覧下さいこの写真!『私は鳥になりたい』そう思わずにはいられません。
 

 本日の全行程約140km。月も後半になりましたが、累積距離も何とか500㎞。スロースタートになった5月ですが、月間目標達成も視野に入りそうです。

 次の日曜日にでも鷹取再挑戦。全コースDancingの仕上げをする予定です。その結果も含め、来月早々に5月締めくくりの報告を致します。蛇足ながら全コースDancingを果たすことが出来れば、長岡君提案のツール・ド・SYAKAにも挑戦の予定です。
 思いもしない結末で終わった『ツール・ド・国東』人生何事も結果が出るまでは分からない。だからこそ油断大敵。だからこそこの世は面白い。
 と、客観的に言えるのは自分が係わっていない場合。国東のあとは、どうにも気合いが入りません。油山でのトレーニングも6日が今月初日という有様。その油山は新緑一色。まさに緑薫り風薫る5月。気分転換を迫ります。

  

 そんな折『一緒に国東を走って区切りをつけませんか』との申し出。勿論一も二もなく有り難く受けました。
 14日金曜朝9時、JR杵築駅前で自転車準備完了。堤君と二人160kmのツーリング開始です。このコースは5回目。しかし、道順はほとんど頭になく、手探り状態でのツーリングが続きます。
 レースの時は他の参加者を頼りに走っているのに相違ありません。まわりの景色も目には入れど見えない状態。

 それをつくづく感じたのが天念寺。広々とした畑の風景が続いたあと、川(長岩屋川)沿いの道を山に向かって走ると、天念寺・川中不動があります。レースの時は単なる通過点の景色、川岸にあるお寺位の印象。しかし今回は少しは見ることが出来ました。と言うよりつい足を止めたくなる雰囲気がありました。川中不動、川に面した大岩に不動明王と、2童子が彫られています。また本堂には木彫仏が安置され、その本堂裏手は緑に覆われ切り立った岩山。これまで気づかなかった風景があります。
 天念寺を出ると、天念寺耶馬と呼ばれる景勝地、秀峰・奇岩のそびえるその景色に目を奪われます。

     

 天念寺から豊後高田への道筋では、門前に立つ像が気になりわざわざ引き返し写真を撮りました。今回私の悲劇に心を痛め同走してくれた堤君も一緒に収めます。同じ豊後高田の浜玉海岸では、遠浅の砂浜の美しさに息を呑む思いでした。沖合に潮干狩りを楽しむ人たちがいるのがわかりますでしょうか。ここは『日本の夕陽百選』にも選ばれている所です。他にも訪ねたい所、写真に収めたい所が沢山ありました。
 来年こそは6時間内完走を果たし、気ままなサイクリングを楽しめるようにしたいもの。ただ走るだけではもったいない気がします。
 

 臼杵からの帰りの車中、例によってアサヒ・スーパードライを味わいながら話に花が咲いたのは言うまでもありません。国東の景色を堪能し、走りを堪能した一日でした。
 因みに、今回仕入れた情報によれば、ツール参加者は計3000名超。事故による入院者2名とか。事故にだけは注意したいですね!

 お元気ですか?早くも5月。時の経つのが速過ぎますね。
 しかし、5月は『ツール・ド・国東』の月。この1年間の練習の成果を発揮する月です。日本一周に続き油山でのトレーニングで鍛えた1年。今年こそは6時間切り達成です。

 レースは3日。確かな手応えを感じながら、5月第1日はゆっくりと市内を自転車散策。数日間整骨院に通い、関節と筋肉をほぐしました。今日は気持ちの維持・昂揚が目的。瑞々しい緑を楽しみながらの走りです。新緑の鮮やかさを際だたせようと、福岡タワーと青空を背景にシャッターを押してみました。狙い通りの出来栄えになったかどうか。

 さて、『ツール・ド・国東』です。レース優先、子供たちに留守を任せ、2日は久し振りにやまなみハイウェーのドライブを楽しみます。滴るような緑あふれる広大な眺めに、ふと去年走った北海道を思い出します。

 宿ではレースに備え栄養補給。時間をかけて夕食をとります。

 翌朝はバイキング形式の朝食でたっぷり栄養補給。

 いざっ出陣!会場の住吉浜へ車を走らせます。今年は出走者が例年にも増して多そうです。既にバイカーで溢れかえっています。運良く会場そばに駐車スペース発見。さあ準備開始!

 『ない!ない!ない!ない〜!』
 自転車のシューズがありません!『家に置き忘れてきた〜!』
 こうして今年の国東はあっけなく終わりました。これ嘘のような本当の話。メイプリルフールではありません。
 
 

 住吉浜に用はなし。120km出場予定の妻共々、さっさと駐車場を後にします。『6時間切りは来年に持ち越しか』私にしては不思議なほどにあっさりしたものです。棄権となると気持ちがゆったり。新緑の景色を楽しみながらドライブ気分。

 玖珠のサービスエリアで休憩します。そこで目にしたのが右の観光案内板。クリックして読んでみて下さい。この民話、私のレベルと同じだと思われませんか?
 ちょっと楽しくなりました。俺の駄洒落も碑にしても恥ずかしくないレベルかな、と嬉しくなります。

 さすがに棄権の影響有りか?4日は何もすることなく一日を終えます。明けて5日、国東の埋め合わせに久留米は耳納山地へ行きます。
 耳納山地は福岡側から筑後平野を通って近づくと、まるで壁のように麓から一気に切り立ち頭上に聳えます。先ず上るのが鷹取山。標高802mの頂上まで53分程かかりました。最初の上りは大変です。文字通りの山登りですが、20kmほど離れた高良山迄は下り主体の快適な走りを楽しめます。写真は通称グライダー山からの筑後平野の眺めです。黄砂の影響か、霞んで余り見通しが利きませんが絶景です。
 今回は、筑後川河川敷までの往復は車を利用したため、60kmの行程でした。全行程自走すれば120〜130kmと思われます。次回は是非自走でこの景色を我がものにしたいものです。ご一緒下さる方は連絡下さい。
 取り敢えず今回は、メイプリルフールのお粗末の報告まで。
  


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