人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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初日は1500mを直登、昨日、北岳〜間ノ岳往復で疲労は溜まってる筈だが、心配・ご・無・用。今日は下山だし、朝食を済ませ弁当もある。更に、予定を早め5時半前肩の小屋を出発した!
 
も一つおまけに、初日難儀した『草すべり』ルートを回避し、二俣経由で下山することにした。

 
出発直後こそガスがかかり肌寒かったが、すぐに晴天になり暑さに耐えながらの山行になった。徐々に近付く白い雪渓が癒やしの景色。

 

 
癒やしの景色だが、北岳との別れの時を感じる景色でもあった。

 

 
二俣到着、雪渓から流れてきた冷たい水で、喉を潤し帽子を濡らした。雪渓の眺めもここまで。

 
高山の花たちともお別れだ、今日も元気をもらったよ!

 

 

 
そして、遂に白根御池小屋到着。時間まだ8時少々。弁当には早すぎる。今日もアイスで元気回復。余裕の最終日。

 
この時、下りの厳しさを間もなく思い知らされるとは夢にも思わなかった。二日間で疲労がピークに達していたのかもしれない。
 
しか〜し、当初予定より早い10時過ぎ全員無事下山。終わり良ければ全て良し、だよね!


 

 
さらば北岳!

 
  
 
翌20日飛び切りのビールと運命的出会い。『青い富士山』

 
しか〜し、この景色がやっぱ一番だぜ!
 


登山二日目18日、ご来光を拝もうと4時過ぎ外へ出た。
  
刻々と空の表情が変わる。

 
富士山ともご対面!

 
そしてご来光! 4時42分

 
モルゲンロート!

 

 
朝食前の贅沢! 一度は日本アルプスに登りたい。そこから霊峰富士を眺めたい。その夢は叶ったね!
 
しか〜し、その贅沢で満腹とはしないね。昨日の轍は踏まない、朝食後弁当受け取り6時出発。今日は北岳・間ノ岳往復縦走。
 
疲労は残るが、40分程で北岳3193m撃破!
仙丈ヶ岳は昨日より一段低くなり、その先が見晴らせる。

 
甲斐駒ヶ岳も近付いた印象だね。

 

 

 
そして富士山! 標高が200m高くなると印象も違う。

 
だが、今日一番の目的は眺望ではない。
 
今ここにはもう2人立ってる筈、だった。脚の不調で不参加の羽田野君、それにスイスで滑落、帰らぬ人となった木内君。その木内君の御霊の安寧を祈り供養するのが大きな目的だ。
 
園田君が場を定め全員祈りを捧げた。
 
 
写真の木内君と四人で記念撮影。

 
気持ちを切り替え、7時前北岳を後にした。それにしても富士山の存在感は凄い。威圧的なところはないが、凛として気高い。

 
登山路脇のハイマツの根だろうか、富士に負けぬ存在感を感じた。厳しい風雪に耐えた逞しさ故か。

 
北岳から下り基調だが、勾配は急でガレ場も多く気が抜けない。

 
尚か〜つ、登山路は延々と続く。遥か下に赤く北岳山荘、そこから再び登って中央右寄り高い山辺りが間ノ岳。往復できる・・?

 
北岳山頂から苦闘2時間、9時前中白峰山3055m撃破!

 
中白峰山から望む間ノ岳(右端)意外に近い?

 
と喜んだが、目と鼻の先の天辺に小さな人影を認め絶望・・。

 
険しい行く手に心が折れそうだ。

 
しか〜し、進むほどに遠のく間ノ岳もいよいよ近い。

 
中白峰山から1時間、10時過ぎ間ノ岳3190m撃破!

 
素晴らしい眺望が、それまでの疲れを吹っ飛ばしてくれた。

 
寄せ来るガスと富士に、葛飾北斎の神奈川沖浪裏が重なった。

 
道は更に、次の農鳥岳3025mへ続く。

 
しかし、我々は間ノ岳が終点、北岳の肩の小屋へ戻る。

 
望遠レンズのように北岳が手繰り寄せられたら良いのだが・・。
『君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも』

 
往路2時間のルートを引き返す。日差しと険しいアップダウンで体力消耗したが、今日も高山植物に力をもらった。

 

 

 

 
それにガス欠の昨日と違い復路、中白峰山で弁当を食べ、北岳山荘ではアイスで、エネルギー充填100%!
 
しか〜し、
 これが最大エネルギー源!


 

 

 
帰路間ノ岳を発って間もなく、雪渓に立ち寄り天国を味わった。
この至福のひととき、決して忘れない!
 
2時半前、無事肩の小屋帰着。
時に令和5年7月17日、午前4時前起床した。既に夜は明けつつあり、早々と出かけて行く登山者たちの姿があった。
 
ここは我らが宿、山梨県南アルプス市の広河原山荘。設備が整って山小屋と言うよりホテルの趣。

 
山荘周辺を散策中に北岳と覚しき写真を撮ったが、帰宅して編集中に驚きの発見。なんと今日泊まる肩の小屋が写っていたのだ!

 

 
我々は山荘で朝食を済ませ、7時前北岳の肩の小屋を目ざし出発した。同行するのは園田君と山﨑君。険しそうな山容に期待半分・不安半分ってとこか。

 
山荘前を流れる野呂川を渡ると直ぐに登山開始!

 
木々を縫う登山路は晴天の日差しが和らいでありがたかったが、スタート直後から結構な勾配で、まだ半覚醒の体には堪えた。

 
しかも、歩を進める毎に道は険しく正に直登、直登、直登の連続。平坦な道や下りは一切ない・・。写真は必死に励ましてくれた可憐な花の一枚だけ。

 
格闘3時間、這々の体で白根御池小屋到着。これまでで『最強・最悪の直登』が三人一致の感想。

蛇足ながら、ここで小さな問題発生。山小屋で食料補給できなかったのだ。しか〜し、アイスクリームと冷たい水で元気復活。時間はまだ10時前、2時には肩の小屋到着、問題ナッシング!

 

 
白根御池からルートは2つ、我々は『草すべり』の直登ルートを選んだ。見上げるような登りだが、な〜にあそこを登ってその先のあそこまで行けばOK。勇躍アタック開始!

 
しかし、そんな思いは長く続かなかった。『あそこ』は逃げ水、あそこに着く度に、また新たなあそこが出現。心が折れそうだった。
 
写真を撮る意欲も湧かない。しかし、ふと気付くと木々の様子が違う。強風のせいか、積雪のせいか、木の幹が押し曲がっている。

 
有り難いことだ、何事にも終りがある。悪戦苦闘すること2時間、開けた場所に出た。
途端すっと気が抜け意識が遠のき倒れそうな気がした。立っているのが精一杯、今にして思えばガス欠状態だったのだ。

 
この先、高山植物に力をもらった。花を見つける度に写真撮影。しか〜し、確かに花は魅力的だったが、実は体を休ませようとする無意識の防御行為だったと感じる。

 

 

 

 
苦しい写真撮影?40分、遂に尾根に出た。小太郎山分岐点到着。

 
指さす峰の裏手が多分肩の小屋! 嬉しさ見え見えだね〜。

 
しかし、間近な筈が遠く険しい。

 
いよいよロープに取り付く段になって滑落の危険を感じた。崖を前に荷物を下ろし、湯を沸かしてコーヒーを淹れた。普段と違って砂糖入り。砂糖入れない派の山﨑君がなんと砂糖2つご所望。

 
大自然に乾杯! 温かいコーヒーが五臓六腑に沁み渡る。

 
コーヒーパワーで崖なんか楽々クリア、2時前肩の小屋到着!
 
小屋の手前に『北岳に来ただけ』の標示。一日の苦闘を思うとちょっと微妙。
到着早々のビールのカップには山のイラストに添え『おつかれ山』ここの主人とは趣味が合うかも。(笑)

 
山小屋の西?には仙丈ヶ岳3033m

 
目を右にやると甲斐駒ヶ岳2967mの雄姿。

 
夕食時の奇跡、テーブルに座り合わせた同窓生3人グループ2組。片や昭和22年名古屋生まれ、片や昭和23年福岡生まれ。

 
夕食後、景色を見に今一度外へ。雲が多く富士山は見えない。

 
陽は西に傾いている。

 
ふと曇った東の空に目をやると、ブロッケン現象!
雲に虹の輪ができて、その中心に我ら3人!

 
次の写真では、脚を開きカメラを構えた我が姿が見て取れる。

 
今日の我等の奮闘に神からの贈り物だね!
さあ、早く寝て疲れを取ろう。あ〜した天気にな〜れ!
第33週
       先週    7月    年間累計
 ラ ン   25㎞  109㎞  1398㎞
 自転車    0㎞    0㎞   105㎞


 
 先週のトレーニングは登山のみ。登山の負荷が大きかったのは確かだが、影響は想像以上のものがあった。4時前には起床だったが、睡眠時間がかなり増え、このところ5時起床がやっと。また、疲労が抜けず脚の強張りも一向に取れない・・。

 今週中にまともな練習ができるようになるか? ブログ編集に体調回復と心身両面で追い立てられそうだ・・。
 
[600(ペース)、535(ペース)等の表記は、
    それぞれ1㎞6分00秒、5分35秒で走ること]
 
今週のムッサン
29日(土)
 北岳登山のブログ編集に追われる日々、今日から二日目のメインイベント、北岳・間ノ岳縦走記事に取り掛かる。明日はほぼ一日外出になりそう・・。ランは諦めて、ブログに専念だ。

28日(金)
 今朝も上智ラン5km。気分良し。しか〜し、ペース悪し・・。
上智5kmJOG:824

 大谷1安打完投・完封で9勝目。続く第2試合37・38号HR!

27日(木)
 今朝は何とかラン実施できた。痛みはなかったがフォームばらばらって感じ。しか〜し、速歩より達成感あり気分が良い。北岳登山のブログアップ開始。分散公開することにした。
上智5kmJOG:807

26日(水)
 今朝もインターバル速歩。走るのはまだ不安がある。今週中に1度は上智5kmJOGを実施したい。
インターバル速歩5km:2.95km(速歩距離)
 
 今後もランがメインであることは変わらないが、インターバル速歩も継続実施する予定だ。関心ある方は、『ウォーキングの科学』能勢 博 著を読むか、ネットで検索を。
 
25日(火)
 作戦変更。依然として脚の強張りが抜けないため、インターバル速歩にトライした。5分間速歩、5分間ゆっくり歩き、これを6セット。
 
 体のねじれ相変わらずで、きれいな歩きにならないが、1時間体を動かしてちょっとすっきり。
インターバル速歩5km:2.93km(速歩距離)
 
24日(月)
 今朝は4時起き、体は重いがラン出動じゃ〜! と出かけたけれど、、スタートの途端に驚いた。脚が凝り固まって走れない。300mほど進んだところで諦め足を止めた・・。
 
 結局、昨日までと変わらない。テレビとパソコンの前で一日時間潰し・・。
 
23日(日)
 登山から4日経つが、一向に筋肉の強張り取れず、気持ちも盛り上がらない。写真・日記等の整理にブログ編集と作業効率の悪くなったシニアには時間がいくらあっても足りない。時間が潰れるのは良いのだが・・。
 
 ここは無理してでも体を動かそう。体を動かし気力アップを図る。明日はランだ!
第32週
       先週    7月    年間累計
 ラ ン   23㎞   84㎞  1373㎞
 自転車    0㎞    0㎞   105㎞


 
 先週はまともに練習したとはとても言えない。練習したのはたった4日、距離にして23km。実質2日分の練習量だ・・。7月のランに赤信号点滅。 que será, será
 
[600(ペース)、535(ペース)等の表記は、
    それぞれ1㎞6分00秒、5分35秒で走ること]
 
今週のムッサン
22日(土)
 今朝も起床が遅くなった。依然として疲労が残ってる感じ。一日写真整理に時間投入と決めた。スマホとカメラ2台に200枚近い写真、更に同行者の写真。整理にかかる時間は天文学的。(笑)
 
 朝から晩まで、パソコン・スマホ相手の一日だった。
 
21日(金)
 やっぱり我が家が一番! ホテルでの爆睡にもかかわらず今日も爆睡。何時間眠ったかさえ記憶の外? 夏休み前最後のあいさつ活動に出かけた以外、一日写真整理で時間を過ごした。
 
20日(木)
 昨日は新橋のホテル近くで食事し、チェックイン済ますや爆睡12時間? 今夜開催される同窓生による偲ぶ会参加のため上京した羽田野君の電話がなければ、いつまで寝ていたことやら!(笑) 
 
 飛行機の都合で、偲ぶ会は欠礼して福岡へ戻ったが、福岡の眺めはそれだけで心がくつろぐ。

 
19日(水)
 今日は北岳の肩から広河原へ下山し東京へ戻るだけ。楽勝の筈だった、しか〜し、筈で終わった・・。現実は過酷だった。
 
 急登の激坂1500mをひたすら下る。下りの過酷さが身に染みた一日だった。疲れた体を癒やし励ましてくれたのは、美しい眺めと高山植物。それに、汗臭い我が服に羽を休める虫だったろうか。

 
 何とか予定通り東京に辿り着いたものの、日頃の鍛錬の大切さを痛感した今回の山行であった。
本日の距離:8km
 
18日(火)
 今日は北岳〜間ノ岳往復縦走の日。早朝見た『富士山とモルゲンロート』の光景は忘れられない。

 
 前日の疲れと強張りに不安と緊張を感じながら縦走に臨んだ。北岳・間ノ岳共に苦しさの先にある感動を存分に味わわせてくれた。しか〜し、こちらも後日詳報の予定。(笑)
本日の距離:10km

 
17日(月)
 朝4時、早くも出発する登山者多数! 我ら3人は7時前登山開始。標高差1500mの北岳肩の小屋を目指した。

 途中の厳しさは想像を超えていた。苦闘の詳報は後日に譲るが、まさにヘロヘロになって北岳の肩の小屋に辿り着いた。山小屋前の『北岳に来ただけ』の文字に複雑な思い少々。(笑)
本日の距離:7km

 
16日(日)
 朝5時半、地下鉄七隈線六本松駅から博多駅へ、更に空港線に乗り継いで福岡空港着。7時発のANA240便で羽田へ。新宿駅で園田君・山﨑君と合流して甲府へ向かった。
 
 その後バスで約2時間、広河原山荘に到着した。山小屋と言うには余りにも立派な山小屋、ちょっとしたホテル。
 

 上は山小屋からの眺め、中央奥の山が北岳らしい。山小屋の標高1500m、北岳3193m、明日は3000mの肩の小屋を目指す。ちょっと武者震い、ちょっぴり不安。早めに就寝した。


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