人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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  政治を話題にしたくはなかったが、堪忍袋の緒が切れた。というやつです。

 まるで『寅さん映画』を見ている感じです。(寅さんに失礼ですね)政治がドタバタ喜劇になっていい筈がありません。ドタバタ喜劇で国の行く末が決まるなら、これは悲劇です。見せるための政治になっている。国民受けするための政治になっている。きちんとした国家の将来像を持った政治ではない。そう感じるのは私だけでしょうか?
 今までの自民党政治の問題点を炙り出した点は評価できるとしても、弊害の方が大きくなりつつあるように思います。

 スパコンは№1を目指しても、やっとトップ10に入れるかどうかの世界でしょう。初めから№1を捨ててかかるなど、資源に乏しく技術立国としての道を歩まざるを得ない日本の将来を潰すに等しい行為だと思われます。大見得を切り大衆受けを狙うには、スパコン切り捨てがよいのでしょうが、、。
 郵政問題については、冷や飯を食わされた亀井氏演じる復讐劇としか見えません。我が天下と言わんばかりの姿勢には憤りを覚えるばかりです。
 基地問題は、社民党党首の『重大な決意』表明で、振り出しに戻る有様。他国との約束など眼中になきが如しです。"Trust me." とは『私を当てにはしてくれるな。』という意味でしょうか。日本という国の信用はどうなるのかと心配になります。
 全ての国民、全ての政党、全ての国々に対して友愛の笑顔を振り撒くことなど所詮画餅に過ぎない。必ず破綻をきたすことを銘記すべきである。

 自公連立政権は、参議院で過半数を割ったがために右往左往、遂に行き詰まって政権の座を失いました。
 そして今また民主党。衆議院で圧倒的多数を占めながら三党連立。自公政権における参議院の悪夢。その轍を踏まないために相違ありません。結局は多数を占めなければ何もできないのが現実のようです。ならば、いっそ参議院を廃止してはどうだろう?自分たちの限界を知るべきではないか?

 マニフェスト、マニフェストと金科玉条の如く言われるが、一つ『忘れられたマニフェスト』がある。
 民主党が掲げた、『国会議員定数80減』である。
 公務員叩きは得意技。自公政権下でもそうだったし、民主政権でもそうである。公務員の給与引き下げ・定数削減は、何より国民受けするのであろう。であるなら、率先垂範。国会議員定数も公約通り削減しよう。一般公務員の定数削減より遙かに大きな財政負担軽減の効果が得られる。80と遠慮は無用。参議院あるがために政権がクルクルするのなら、参議院定数242を削減すればよい。参議院廃止ができないなら、両院で242を削減すればよい。あの圧倒的に広大なアメリカ合衆国の連邦議員数に比べればそれでも多いくらいなのだから。

 どさくさ紛れの国会議員は不要である。滅私奉公。個人の名誉・満足のためでなく、私たちの愛する日本の将来のために一身を捧げる。そのような覚悟を持った議員の出現を願うこと切である。

 いささか熱くなりすぎたようです。
 気分転換。自然の景色で心を癒して下さい。柿の木。油山観音。そして櫨の木の紅葉です。
 平年よりも温暖傾向とはいえ、冬の兆しを思わせる冷え込みに見舞われるようになりました。今年はとにかくインフルエンザ対策。ワクチン接種の順番が巡ってくるまで辛抱辛抱、マスクにうがいで自衛ですね。

 今月の目標。1日にジョギング10㎞と油山5往復は達成なりませんでした。ジョギングの負担はかなりのもの、左膝痛がよくなると今度は右膝という有様。ジョギング10㎞に油山3往復が精一杯でした。

 そもそも、トレーニングできたのがやっと月の半分では、達成は望むべくもありません。ジョギング延べ74㎞、自転車延べ669㎞の走行でした。油山で猪と間近に接することができたことで良しとしましょう。

 大濠公園周辺も、日に日に枝にしがみついている紅葉が数を減らしています。かすかな風にも枯れ葉が舞うさまに、息を呑む美を感じると共に、世の儚さをも感じさせられます。そんな景色から写真で切り取ってみましたが、如何でしょう? 皆さんの周りにもそれぞれの自然の織りなす絵巻物が展開しているに違いありませんね。

  大したトレーニングはできませんでしたが、サイクリングはそれなりに楽しみました。浮嶽・雷山林道ツアー(写真2枚)。そして、何よりも28日、仲間3人で走った旧長崎街道ツアーは最高でした。小倉常葉橋から長崎まで、全行程約220㎞を平均時速25㎞で走破。足の痛みに折れそうな気持ちを、若いお二人に支えられ、何とか持ちこたえての完走でした。長崎から博多のJR車内でのビールの味!思い出すだけで喉がゴクリです。エアーサロンパスとスーパードライの威力は◎!!

出会い

 平成13年3月、ふとしたことから年甲斐もなくマウンテンバイクの三時間耐久選手権に出場した。不安いっぱい。松の香漂う林へ自転車を乗り入れた。不安は、しかし、一瞬だった。上りあり下りあり、凸凹あり、切り株あり、何でもありの松林の中を、息子と変わらぬ年頃の若者たちに交じって走り、心は中学・高校時代にタイムスリップしていた。

 本格的なサイクリングとの出会いは、福岡高校に勤務した頃に始まった。子供を保育園に預ける都合上、定時制勤務を希望したが、三十代半ばに子供を授かった私は、この機に少しでも若い父親の姿を、子供の記憶に焼き付けたいと思った。継続の精神を体で覚えさせたいという気持ちもあった。徐々にサイクリングの距離を延ばし、平成5年、子供が小学四年の夏、九州一周の旅を敢行した。

 この年の夏、鹿児島を中心に九州各地は記録的な豪雨に見舞われ大きな被害を被った。その豪雨が最も猛威を振るう最中、10泊11日、全行程約千百キロの自転車旅行に出発した。連日濡れ鼠となって走り、時には命の危険さえ感じた。土砂降りの雨の中『一度始めたら最後までやらないかんて、お父さんが言うたやない。』と、転倒し血を流しながらも走り続ける我が子の姿に、抱きしめてやりたいような気持ちをどうにも抑えきれなかった。前夜やり過ごした台風の吹き戻しの中、無事わが家の門前に自転車を降り立った時、込み上げるような心の震えを覚えたものだ。

 鹿児島の、墨を流したようなどす黒い空から襲いかかってきた大粒の雨。夏の北海道で耳にしたウグイスのさえずり、菜の花の黄色い輝き。カナディアンロッキーの氷河を戴いた雄大な山並みと野生動物。まる一日延々と続いた上り坂、下り坂。

 今も、すべてが脳裏にある。これらの旅の体験が、子供の生きる原動力となることを願っている。
 皆さんもサイクリング如何ですか? 素晴らしい感動に出会えますよ。


趣味と人生

 子供との関わりの中で始めた自転車だったが、やがて掛け替えのない私の趣味になる。

 一時期、仕事上の重圧から自分を見失い、全く仕事が手に付かない状況に陥った。何事にも消極的、自分を責めるばかり。一年を棒に振り、退職さえ考えた。そんな自分を救ってくれたのが自転車だった。

 ゼロからの再出発。第一歩が自転車だった。体調に不安があるからと一緒に走った広島〜福岡2泊3日の旅、これが目下のところ息子との最後の自転車旅行になっている。この旅を契機として徐々に仕事のペースも取り戻した。当時、自転車は体力回復の手段であり、気晴らしに過ぎなかった。精々月に何度か走る程度。休日の多くはテレビを見ながらごろ寝を決め込む日々であった。しかし、風を切って緑の中を走る爽快さと、時には車を追い越し下り坂を疾走する快感に、いつしか自転車は生活の中心を占めるに至った。仲間と走り回るうちに、お荷物になりたくない。若い連中に負けたくない。と負けず嫌いな性格が目覚めてきた。

 全てが仕事優先の生活。そんな毎日は徐々に変貌。休日は絶対に『私』。よほどの事情がない限り、自分の趣味・楽しみに充てた。脚力アップを目指し、近くにある油山をトレーニングの場にした。2㎞余の坂を一息で上りきるのに半年がかかった。

 汗を滴らせ息を切らしながら、ひたすらペダルを踏み続ける。道端で休んでいる登山者と目が合ったら力が抜ける。だから坂の上を睨んで踏み込む。『あと一漕ぎ』『もう一漕ぎ』その繰り返し。坂と格闘しながら、ふと人生を感じる。『あと一歩』『もう一歩』その先には青空と、爽やかな風、素晴らしい眺めがある。肩の力がスッと抜けた。


ラーナーズハイ

 もっと速く走りたい。もっと楽に坂を上りたい。もっと自転車を楽しみたい。その思いが生活を変えた。朝寝、朝酒、テレビの休日は、早起き、自転車、料理の休日に変貌。6時前に起床するや食事もそこそこに自転車の上の人。100㎞前後を走り、気持ちが向けば夕食の総菜作り。往復35㎞超の通勤も、自転車で通うことがよくあった。仕事に対しても、それまで以上に工夫し、気力を充実させて臨んだ。挙げ句の果て、六十路に入る去年、平成20年、これまで逃げてきた長距離走に挑戦を決意。シティーマラソン福岡でハーフ初挑戦・初完走を達成した。体力的には青年・壮年気分である。

 私は、壮年期も半ばを過ぎると、人間は変わり様がないと思っていた。しかし仕事を含め、生活の全てを心から楽しいと感じる最近、人間は常に変わり得る、変わる可能性を秘めていると考える。それを可能にするもの、その原動力となるもの、それが夢であり目標だと思う。

 マラソンに挑戦を始めて、ランナーズハイ(runner's high)と言われるものを知った。長距離走で、苦しさと戦いながら走っていると、苦しいのやら楽なのやら判然としない、不思議な感覚を味わう時がある。何時でもやめられるし、逆に何時までも走り続けていられるような感覚。このまま死ぬかもしれない。死んでも構わない。ふとそんな気持ちになる。これがランナーズハイであるらしい。

 受験勉強の追い込み期、夕方遅くまで寒い教室でひたすら勉強する生徒たちの姿を見ていて思った。彼らは苦しんでいるのだろうかと。
 『否』である。快感とは言わないまでも、喜びを感じていたに違いないと私は思う。自分の夢・目標が達成される日を信じながら。合格の栄冠を手にする日を信じながら。そして、何よりもそのように挑戦している自らに誇りを感じながら。

 何か問題にぶつかり、創意工夫によってそれを克服する時、脳内にはドーパミンなる物質が分泌され、快感を覚えるという。ならば、夢を持ち目標を持ち、希望を持って物事に立ち向かう時、人は人生を楽しむことができるのではないか。人生という課題と取り組み学ぶ者として、ラーナーズハイ(learner's high)を体験できるのではないか。そんな生き方を目指したいと思う。
先月までやや慌ただしい日々が続きましたが、徐々に落ち着きを取り戻すことができそうです。

11月になり、ほぼ2ヶ月ぶりに大濠公園ジョギングを再開しました。久々の大濠は、8・9月とは、すっかり趣が変わっていました。紅葉の鮮やかな色の中に、寂しさを感じると言うと感傷的に過ぎるでしょうか。福岡の顔、大濠公園の秋を切り取ってみました。最初の4枚の写真です。自宅から自転車で約7分。午前中1〜2時間をトレーニングに充てています。恵まれ過ぎた練習環境でしょうか?

2ヶ月のブランクの影響は隠しようもありません。初日は1周(2㎞)がやっと。しかし、5日目には5周、10㎞を走ることができるまでになりました。来年早い時期にハーフマラソン再挑戦。更にフルマラソンを完走。ホノルルマラソンデビューを果たしたいと思っています。目標はサブフォー。4時間内完走です。夢だけは大きく! ですよね。

肝心の自転車。
最近、自転車は専ら油山をトレーニングの場所にしています。今回はそのコースを案内します。
博多湾を背に油山観光道路を南下すること約20分。油山麓に着きます。道路右手に『油山入口』の表示(写真)。コースのスタート地点です。
緩やかなカーブを進むと、すぐに第1の長い上り坂(写真)が現れます。以下写真中央より少し下辺りが目の高さです。初めての挑戦の時は、ロッククライミングにでも挑む気分でした。
坂を上りきると、上りカーブが二三続き、第2の上り坂(写真)が目に飛び込みます。見上げんばかりの長い坂。恐らくコース中もっとも厳しい上り坂。最初の頃、限りなく遠く長く感じたものです。これを上れば、ほぼ7割方は終わり。やや緩やかな勾配の道が続きます。
油山観音を左手に見ながら更に進むと、レストランの看板(写真)。ここから再びきつい勾配のカーブが続きます。そして最後の試練。最後の長い坂(写真)が控えています。天に続いているように見えませんか?全コース僅か2.25㎞、往復4.5㎞ですが、本当に鍛えられます。
しかし、苦あれば楽あり。時には時速50㎞を超えるスピードで下る坂(写真)。最高!最高です!
感動のご褒美を信じて頑張りたいですね?

今月の目標は、1日にジョギング10㎞と油山5往復できる力をつけることです。ジョギング再開で整骨院通いが増え目下苦戦中。月末に目標達成の報告ができますやら?
(写真はクリックで拡大できます)


 日に日に夕暮れが早まってきました。そろそろ鍋料理の本格登場もありそうです。
仕事はありませんが、毎日遅くとも6時には起床。油山での自転車トレーニング、読書、映画集中リスニング等々それなりに時間の短さを感じながらの生活です。10月は1130kmを走り、1月からの自転車年間積算走行距離は、12538km となりました。定例化した麓〜片江展望台の油山トレーニングは、今月は延べ80往復。登坂力に手応えを感じ始めています。
 シティーマラソン福岡は、申し込み遅れで定員外。ホノルルマラソンは、日本一周旅行の蓄積疲労と練習不足で断念。と何事も計画通りには進みませんが、11月からは、ジョギングを再開したいと思っています。

 10月18日、朝倉市のたかき清流館へ、山の幸豊かな山菜バイキング料理に舌鼓。1000円で食べ放題。翌朝の体重2キロ増だけは要らぬ手みやげでした。帰路秋月に立ち寄りましたが、古都を流れる川岸のコスモスの華やかさの中に深まる秋を感じました。(写真1枚目)

 24日は、自転車大好き人間、安永氏とその愛車『源三』くんと一緒に、福岡市周辺の林道サイクリングを楽しみました。因みに今後私のバイクLitespeed vortexは『光一』と呼びます。
 油山の練習スポット近くのモーモーランドの銀杏がメルヘンの世界を演出していました。(写真)
 東脊振トンネルの佐賀県側の道の駅、さざんか千望館そばの自生地では、さざんかが咲いていました。(写真)まだ蕾が多く11月初・中旬くらいが見頃でしょうか?
 蛤岳林道を抜けた背振登山道脇の小川にも秋を感じました。(写真)
自然は人を風雅を解する粋人にしてくれるようです。それとも、単に秋とはそのような季節なのか?
 三瀬峠を目指し、金山林道を走ると間もなく現れるのが、プチ秋吉台。(写真)
福岡の中心街から、3〜40数キロの距離にこんな別天地があります。

 この後、三瀬峠を越えて福岡市内に戻ります。全行程7〜80キロのコースです。
 気軽に、手軽に訪ねて、明日への英気を養うにはもってこいの場所。お勧めします。

 いよいよ11月。寒さも募ります。インフルエンザは更に猛威を振るう様相を呈しています。
 皆さん、呉々も健康第一でお過ごし下さい。




 


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