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人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
堤君との国東ツーリングで非力さも思い知った私。次回に向け始動です。
その第1弾。Dancing所謂立ち漕ぎの技量アップに挑みます。そこで16日に向かったのが耳納山地鷹取山。下の3枚の写真の奥に連なる山並みが耳納山地。鷹取山はその左端辺りにある標高802mの山です。左端の写真は、紫蘇畑と背景の色のコントラストが見事でついシャッターを切った次第。右端は鷹取山登り口近くの歴史公園で撮った1枚。美しい緑と間近に迫った鷹取山を見てもらいたい写真です。 今回の目標は、登り口から山頂までの全コースをサドルに座ることなく一気に上りきることです。 青空が広がり、気温もぐんぐん上がる「悪天」の中、平原公園から山頂を目指します。汗を滴らせながら『根性!根性!』とペダルを踏みます。 しばらくすると、遠く麓の方でサイレンが聞こえます。音はどんどん背後から迫ってきます。『俺が倒れると見越して霊柩車のお迎えか?』と訝る私を追い越し、救急車は山道を上ります。しばらく行くと今度は救急車が下りて来ます。擦れ違って更に5〜6分。 Shocking!! 一気に上りきる目標はあっさり捨てて自転車を止めました。 写真の説明はしません。車のボンネットは凹み、ヘルメットがぶつかったかフロントガラスは蜘蛛の巣状態。幸いにもライダーは意識はあった由。ガードレールの向こうは断崖絶壁。不幸中の幸いとしか言いようがありません。 山道をかなりのスピードで下っていての事故のようです。道である以上どんな道であれ車も走ります。交通量に関わりなく安全優先で楽しみたいですね。 気持ちを切り替え、いま少しツーリングの報告。事故現場に7〜8分止まり、再度Dancing。結局平原公園から1時間5分ほどで鷹取山頂着。全て立ち漕ぎで上りきりました。山頂での写真と、耳納山地の反対側のどこまでも山並みが連なる眺めをお届けします。 前回訪れた時と違い、黄砂の影響もなく遠くまで見渡すことが出来ましたが、更に今回は、グライダー山でパラグライダーが飛び立つ場目に遭遇する幸運に恵まれました。ご覧下さいこの写真!『私は鳥になりたい』そう思わずにはいられません。 本日の全行程約140km。月も後半になりましたが、累積距離も何とか500㎞。スロースタートになった5月ですが、月間目標達成も視野に入りそうです。 次の日曜日にでも鷹取再挑戦。全コースDancingの仕上げをする予定です。その結果も含め、来月早々に5月締めくくりの報告を致します。蛇足ながら全コースDancingを果たすことが出来れば、長岡君提案のツール・ド・SYAKAにも挑戦の予定です。
思いもしない結末で終わった『ツール・ド・国東』人生何事も結果が出るまでは分からない。だからこそ油断大敵。だからこそこの世は面白い。
と、客観的に言えるのは自分が係わっていない場合。国東のあとは、どうにも気合いが入りません。油山でのトレーニングも6日が今月初日という有様。その油山は新緑一色。まさに緑薫り風薫る5月。気分転換を迫ります。 そんな折『一緒に国東を走って区切りをつけませんか』との申し出。勿論一も二もなく有り難く受けました。 14日金曜朝9時、JR杵築駅前で自転車準備完了。堤君と二人160kmのツーリング開始です。このコースは5回目。しかし、道順はほとんど頭になく、手探り状態でのツーリングが続きます。 レースの時は他の参加者を頼りに走っているのに相違ありません。まわりの景色も目には入れど見えない状態。
それをつくづく感じたのが天念寺。広々とした畑の風景が続いたあと、川(長岩屋川)沿いの道を山に向かって走ると、天念寺・川中不動があります。レースの時は単なる通過点の景色、川岸にあるお寺位の印象。しかし今回は少しは見ることが出来ました。と言うよりつい足を止めたくなる雰囲気がありました。川中不動、川に面した大岩に不動明王と、2童子が彫られています。また本堂には木彫仏が安置され、その本堂裏手は緑に覆われ切り立った岩山。これまで気づかなかった風景があります。 天念寺を出ると、天念寺耶馬と呼ばれる景勝地、秀峰・奇岩のそびえるその景色に目を奪われます。 天念寺から豊後高田への道筋では、門前に立つ像が気になりわざわざ引き返し写真を撮りました。今回私の悲劇に心を痛め同走してくれた堤君も一緒に収めます。同じ豊後高田の浜玉海岸では、遠浅の砂浜の美しさに息を呑む思いでした。沖合に潮干狩りを楽しむ人たちがいるのがわかりますでしょうか。ここは『日本の夕陽百選』にも選ばれている所です。他にも訪ねたい所、写真に収めたい所が沢山ありました。 来年こそは6時間内完走を果たし、気ままなサイクリングを楽しめるようにしたいもの。ただ走るだけではもったいない気がします。 臼杵からの帰りの車中、例によってアサヒ・スーパードライを味わいながら話に花が咲いたのは言うまでもありません。国東の景色を堪能し、走りを堪能した一日でした。 因みに、今回仕入れた情報によれば、ツール参加者は計3000名超。事故による入院者2名とか。事故にだけは注意したいですね! しかし、5月は『ツール・ド・国東』の月。この1年間の練習の成果を発揮する月です。日本一周に続き油山でのトレーニングで鍛えた1年。今年こそは6時間切り達成です。 レースは3日。確かな手応えを感じながら、5月第1日はゆっくりと市内を自転車散策。数日間整骨院に通い、関節と筋肉をほぐしました。今日は気持ちの維持・昂揚が目的。瑞々しい緑を楽しみながらの走りです。新緑の鮮やかさを際だたせようと、福岡タワーと青空を背景にシャッターを押してみました。狙い通りの出来栄えになったかどうか。 さて、『ツール・ド・国東』です。レース優先、子供たちに留守を任せ、2日は久し振りにやまなみハイウェーのドライブを楽しみます。滴るような緑あふれる広大な眺めに、ふと去年走った北海道を思い出します。 宿ではレースに備え栄養補給。時間をかけて夕食をとります。 翌朝はバイキング形式の朝食でたっぷり栄養補給。 いざっ出陣!会場の住吉浜へ車を走らせます。今年は出走者が例年にも増して多そうです。既にバイカーで溢れかえっています。運良く会場そばに駐車スペース発見。さあ準備開始! 玖珠のサービスエリアで休憩します。そこで目にしたのが右の観光案内板。クリックして読んでみて下さい。この民話、私のレベルと同じだと思われませんか? ちょっと楽しくなりました。俺の駄洒落も碑にしても恥ずかしくないレベルかな、と嬉しくなります。 さすがに棄権の影響有りか?4日は何もすることなく一日を終えます。明けて5日、国東の埋め合わせに久留米は耳納山地へ行きます。 耳納山地は福岡側から筑後平野を通って近づくと、まるで壁のように麓から一気に切り立ち頭上に聳えます。先ず上るのが鷹取山。標高802mの頂上まで53分程かかりました。最初の上りは大変です。文字通りの山登りですが、20kmほど離れた高良山迄は下り主体の快適な走りを楽しめます。写真は通称グライダー山からの筑後平野の眺めです。黄砂の影響か、霞んで余り見通しが利きませんが絶景です。 今回は、筑後川河川敷までの往復は車を利用したため、60kmの行程でした。全行程自走すれば120〜130kmと思われます。次回は是非自走でこの景色を我がものにしたいものです。ご一緒下さる方は連絡下さい。 取り敢えず今回は、メイプリルフールのお粗末の報告まで。
4月の累積走行距離は1296km。今年4ヶ月では断トツの記録。ツール・ド・国東が控えているためか、意気込みが違ったようです。何事も気持ち次第。これを痛感した月でした。痛感したのにはもう一つの出来事も絡んでいます。
自転車を始めて間もない高校生と、ふとしたことからタイムトライアルをすることに。 私のトレーニング場所、油山が競争の場。20代の青年も加わり3人で覇を競います。結果は予想通り、1分以上のタイム差で最下位。不思議に悔しさは殆どなし。しかし、高校生のゴール後の様子。荒々しい息遣いで心臓が痛い、これ以上は無理だと訴える様子に考えさせられました。 私も今年のベストを20秒近く短縮したのですが、ゴール後間もなく脈は落ち着き呼吸の乱れも治まります。タイムトライアルと言いながら、ペースを守り、戦う姿勢がない。初めから勝負を度外視している自分がいます。そのことに悔いが残りました。 国東前に無理をしないの禁を破り、翌日から2日続けて油山に挑みました。僅かながらも更に記録を伸ばしたことはささやかな自信になりました。そして、限界を作ってしまっていた自分を少し反省。5月は気分一新、一層の記録の短縮に挑みます! 桜の花で始まった4月も、今や新緑鮮やかな初夏に突入。あちこちに若々しい生命力が漲っています。一頃影を潜めていたレンゲ畑が、ここ数年、結構目に付くようになりました。レンゲに夢中の主を前に、愛車BMCがレンゲと妍を競っています。 先日、件の高校生と走った道、今は閉鎖され通る人も少ないが、以前は車も通った『隠れた登山道』からの福岡市街の眺めをお届けします。右の写真の山際に黒く高く見えるビルがシーサイドホテル福岡。その少し左、同じように黒く高く見えるのが福岡タワー。志賀島、能古島、玄海島も見えます。この景色を味わいたい方は連絡下さい。ご一緒します。 結局は東脊振トンネルに出るとの読みで『何とかなるさ』と衆議一致。未知の道へ自転車を乗り入れます。行けども行けども続く急勾配の上り坂をやっとの思いで上りきり、それに続く荒れ果てた道なき道を下った挙げ句がこの現場。最後には、5人が自転車を手渡しリレーで通り抜けるとんでもない場面も。無事に戻れば一種面白い思い出となりましたが、際どい出来事ではありました。 読書も順調に進んでいます。 岡 潔の『情緒と創造』 昭和39年に発刊された『風蘭』を中心に再構成されたものですが、少なくとも一度は読み返すつもりです。私には難解な書ですが、わかりたいという欲求を刺激してやまない何かがあります。 金 美齢の『私は、なぜ日本国民となったのか』 日本人以上に日本の現状を憂える「日本人」の書。戦後の民主主義教育で育ったものには、目から鱗的な書かも知れません。 最後は、五木 寛之『親鸞』 学生時代、丹羽 文雄の同名の小説を読んだのを思い出し衝動買い。上巻は3日間で一気に読破し、下巻を読んでいるところ。活劇的面白さで読む者の心を惹きつけて放しません。 葉桜の季節。4月も20日が過ぎ、間もなく1年も1/3が終わります。
決まった仕事もなく何をするのも自由。思う存分にしたいことができる。とはなかなか行かないものです。自由ほど怖いものはなし。ともすれば何らなすところなく時間だけを浪費しかねないのが現実です。 そんな中で、ブログは社会との接点を維持しながら、自分の行動をこまめに点検・反省して、生活に一定の規律を保持する助けになっている気がします。ブログと自転車との出会いがなければ、一体どんな毎日を送っていることやら。趣味こそは生活を豊かにするものだと痛感します。 さて、11日、福津市の評判のパン屋へグルメツアー。コーヒーを楽しみながら、美味しいパンを味わいました。最近は次々とパン屋が誕生し、焼きたてのものを美味しく食べられるようになりました。自分の好みのパン屋探しも楽しいかも知れません。
この日、人工島のアイランドタワーを初めて見ました。折からの曇り空で面白い写真が撮れました。空にそびえ立つビルなのか、はたまた、雲海の上にある別世界なのか。 18日は脊振の4林道。5月3日の『ツール・ド・国東』に備えトレーニングです。160㎞への挑戦も今年で5回目。今度こそは6時間内で完走、と気合いだけは満々です。
4林道コースは全行程約130㎞。脊振山地の浮嶽林道・雷山林道・金山林道・蛤岳林道を走り抜けます。途中、白木峠、長野峠、三瀬峠を越え、最後は東脊振トンネルをくぐって福岡市へ戻ります。森林浴を楽しむと言うには、余りにも厳しいアップ・ダウンの連続。しかし、お気に入りのコースでもあります。根性試しのコース。そして自然満喫のコースです。
先ず浮嶽林道に入ってすぐの絶景ポイント。極楽展望台。唐津・呼子方面から糸島半島までを玄界灘を背景に一望できます。 長野峠を越えると、脊振山地の南側、佐賀県側を走ります。時折山林の切れ目からのぞく、見渡す限り幾重にも連なる山々の眺めに励まされながら、ひたすら坂道との格闘です。
雷山・金山・蛤岳林道にも幾つか眺望のポイントがありますが、最も素晴らしい眺めは最後の最後、蛤岳林道の終点直前にあります。近くには緑の山並みが上から下へと一帯に広がり、その緑は見る者を吸い込まんばかりです。遠くには筑紫平野が広がり、天気さえよければ、阿蘇、有明海、そして雲仙岳をも視野に収めることができます。息を切らし、汗を滴らせた後に出会う感動の景色。サイクリングの醍醐味です。 |
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