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人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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『散ればこそ いとど桜は めでたけれ、、』桜の写真も、今年は恐らく今回まで。間もなく訪れる新緑の季節を前に、めでたい桜の風景を撮ってみました。桜吹雪をものしたかったのですが、根気と技術が伴わず諦めました。この春は、寒暖が目まぐるしく交互したせいか、桜の開花期間が例年になく長かったように思います。お陰で今月の第1回寺内・江川ダムと秋月を巡るツアーは、3月の2回と併せ連続3回目の桜を楽しむサイクリングとなりました。 秋月は詰めかけた車で溢れていましたが、私たちは、数珠繋ぎで動くのもままならない車を尻目に、颯爽と桜花爛漫の古都に自転車を走らせました。どの写真にも華やいだ春の気が満ちていると思いますが、特にお気に入りは『逆さ桜』の1枚。筑紫野市と秋月を結ぶ旧道沿いで写したものですが、自転車旅行ならでは撮れない写真と自負しています。 景色を楽しみ、英気を養い、健康を増進し、女性には更に健康美のおまけつき。ガソリン節約、医療費節約、地球と家計と心身に優しい趣味。サイクリング、この贅沢を是非皆さんにも味わってほしいものです。 もっとも、今回のツーリングの翌朝、体重が1.5㎏増加したことは正直に告白しておきます。今回のもう一つの目玉、清流館のバイキングでの食べ過ぎが原因でしょうか?何しろ下の写真の食事に加え、2皿お代わりしたのですから。1000円食べ放題とはいえ、自己コントロールが必要なようです。 読書では、前回紹介しました『逆境を生きる』に続けて、同じく城山三郎著の『男子の本懐』一気に読了しました。読後は深い感動に包まれました。涙なしには読み終えられません。 と、まずは順調に滑り出した4月です。それにしても相変わらず目まぐるしい天気の変化。皆さん呉々も体調管理に留意下さい。
外国人参政権の問題について、今一度触れたいと思います。
昭和57(1982)年、文部省(現文部科学省)教員海外派遣団の一員として、アメリカ・イタリア・モロッコの教育事情を視察しました。印象深く覚えているのは、それぞれの国が国旗を誇り高く掲げていたことです。教室に国旗があるのも珍しいことではなかった。 アメリカ滞在初日の深夜、ホテルの窓から目にした光景。漆黒の空にライトに照らされ、ビルの屋上に翩翻と翻る星条旗は、学校での国旗掲揚、国歌斉唱さえままならぬ日本の実情を思う時、神々しいほどの圧倒的存在感がありました。 国旗・国家に誇りを持たぬ国の行く末や恐るべし。 国旗を引き裂き党旗とし、指摘されると『それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなので』と国旗への冒涜など眼中にない。その発言の主が総理であることが信じられない。2枚の国旗を鋏で切り貼りしたが如きデザイン。それ自体その無神経さ自体が亡国的で、現政権の実態を象徴していると思える。 視察中、今一つ衝撃的な出来事がありました。イタリアはトリエステでその事件は起きた。 ローマ法王の写真とイタリア国旗の掲げられた学校を幾つか訪れたあと、私たちの強い希望に、視学官は気乗りせぬ様子ながらある学校へ案内してくれた。 その学校で、視学官と校長が口角泡を飛ばし掴み合わんばかりの言い争い。私たちと生徒達の見守る中での突然の出来事に唖然とするばかり。 事情はこうだ。トリエステはユーゴスラビア(現スロベニア)と隣接する国境の町。イタリアとユーゴ系住民の混住地域である。件の学校に写真や国旗はなく、教科書はユーゴの言語のものもある。施設不十分、他校との格差は歴然だった。判官贔屓。携えていた日本の子供達の作品をこの学校に贈ることにした。事件はその贈呈の場で起こったのだ。誇り高きイタリア人視学官と、ユーゴ人校長の誇りのぶつかり合いであった。 この出来事を通して痛感したこと。それは、一つには我が国が他国と陸続きでないため、また一つには、先の大戦に対する自虐的反省と、それに基づく「民主主義的」教育のため、平均的日本人の国家に対する意識、国は自らが守るものだという意識が何と希薄であるかということだ。 極端な例がこれまた鳩山総理の『日本は日本人だけのものではない』発言。これを聞いたとき、この程度の人間が国を動かすのかと、怒りを通り越し滑稽さを感じました。その発言を動画化したものがありました。若干躊躇もありますが、私の感じた滑稽さに相通じる面もあり紹介します。おとぎ話としての評価は知らず、一国の命運を背負う政治家の発言とは思えません。 紀元前586年『バビロン捕囚』により祖国を失い流浪の民となったユダヤ人。彼らは、何と2000数百年の時を経て、1948年自からの国イスラエルを建国しました。それは同時に、新たな流浪の民、パレスチナ難民を生み出しました。 自分の国が如何に貴いものか、祖国を奪われるとは如何なることか、そのことを私たちは学び取るべきだと思います。 日本国籍(日本人になること)を選ばず外国籍を守っている人に、日本に長く住んでいるからというだけでは参政権を認めない。これは差別とは別次元の問題。当然のことだと思います。 昨年『廃国置省』と題して、民主党政権の外国人への参政権付与の動きに疑問を呈しましたが、外国人参政権、夫婦別姓、普天間等々国の根幹を揺るがしかねない問題ばかりです。 次の参議院選挙での野党への投票を私は宣言しましたが、皆さんにもお願いしたいのです。それはただただ拙速な変革を避けるためのお願いです。何しろ圧倒的議席差で、初の本格的政権交代があった訳ですから。 今夏の参院選で、民主党による衆参両院での数の力による暴走(迷走)に一旦歯止めをかけ、現政権の本質を見極め判断した上で、改めてそれぞれの支持政党・政策を支援して頂きたいのです。 1899年ロシアの圧制下に作られた曲。フィンランド独立への思い・祖国愛に満ちたシベリウスの名曲交響詩『フィンランディア』をお届けして終わります。 (本文中の写真・緑色の文字はクリックして下さい)
いやはや1年も1/4が過ぎてしまいました。歳と共に月日の経過が早く感じられるとか、実感ですね〜!相変わらず寒暖定まらぬ日々。体調を崩されませんよう、呉々もご自愛下さい。さて、目標達成にがむしゃらさが必要なこと言をまたない。同時に、目標設定には柔軟さ、緩やかさもまた必要! と早くも予防線。 油山トレーニング僅か38往復。お話になりません。しかし月間走行1107㎞は初の1000㎞超え。読書も順調に進行中!これでよしとするか〜。実態かくの如し、『言うは易く行うは難し』とは、蓋し至言である。『継続は力なり』好んで使う言葉ですが、未だ一月として計画通りに運ばない現実。まだまだ修行が足りません。 Cycle 86に、一日も休まず今年末に連続3000日走行を迎えるメンバーがいますが、それだけで人物が知れる気がします。爪の垢でも煎じるか? 話題変わって、3月最終日曜28日の報告。参加9名。140㎞のツーリングでした。春に相応しく満開の桧原桜を背景にまずは集合写真。小雨のなか決行したツアー。肌寒さもありペースが上がりません。しかし、小1時間も走ると青空が覗き徐々にスピードアップ。久留米手前の筑後川支流、宝満川河畔の菜の花の美しさに、思わず足を止め記念写真。筆舌に尽くせぬ自然の美。余計な文章は添えません。 今回の目玉は2つ。1つはCycle 86の定番となり、人気スポットになった『遊の谷』。焼き鳥大好き人間にはお薦めです。街で味わう焼き鳥とは別次元。お手頃の値段でボリュームたっぷり、味は最高級。焼きたてを岩塩につけて味わえばグルメも唸る美味しさ。まるで山奥に分け入るが如き驚きのロケーションも楽しみ(不安?)の1つ。仲間や家族とご一緒にどうぞ。期待を裏切りません。 しかし、今回に限っては、先に訪れたもう一つの目玉、清水寺に分があるようです。清水寺はみやま市瀬高にある、天台宗の祖、伝教大師最澄が開いた古刹。この季節、桜花爛漫の境内から遠く有明海・雲仙を望む眺望は、正に天上からの景色と見まごうばかり。息を切らし激坂を上った先にある最高の贅沢。今回初訪問のメンバーが忙しくシャッターを切っていたのは言うまでもありません。福岡に生まれ育って訪ねないでは大いなる損失。今度の日曜日、都合がつくようでしたら足をお運びになりませんか? 念のためお知らせしますが、車でも本堂・三重塔そばまで上がれます。ただ、対向車とのすれ違いもままならぬ道、歩行者や自転車にもご用心を。また、遊の谷とは車で精々15分ほどの距離。値段とボリューム確認はこちらでどうぞ。 桜を目にするたびに思い出すもの。それは高校時代に学んだ伊勢物語に出てくる歌。これを紹介して終わります。 世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき (本文中の写真・緑色の文字はクリックして下さい)
春をお届けします!土曜27日は油山で知り合いになったHideki君とサイクリング。バイクを売って自転車購入。自転車歴3日ピッカピッカの一年生Cyclistです。ただ今人生修行中。明るく何事にも前向きな好青年。サッカーで鍛えられただけあり、初心者といえども既に自転車脚の持ち主。糸島半島、日向峠を走りましたが、遂に先輩らしく引き離すことは出来ませんでした。 今回のサイクリングの大きな目的の一つは、春を思う存分味わうこと。撮りたての春どうぞご覧下さい。もっともどちらのお宅でも春爛漫。宅配は不要かもしれません。解説、勿論不要ですね! さて、今日は楽しいハプニングに恵まれた一日でもありました。二見ヶ浦では随分久し振りに砂浜に足を踏み入れました。今回のように夫婦岩を間近に撮った写真は初めてです。そして、これも初めて訪ねた『つまんでご卵ケーキ工房』 糸島半島を走るCyclistの皆さん!心地よい汗を流した後は、是非この店で炭水化物の補給をどうぞ。明るい店内で景色を楽しみながらのケーキ。そのケーキの厚み!店員さんの明るい応対で、気分も和みます。至福のひとときとなること請け合いです。 そして本日最後のハプニング。有り得ないほどの楽しいハプニング。 糸島半島から日向峠を目指し、周囲の景色を楽しみながらペダルを踏んでいました。突然鮮やかな黄色が眼に飛び込みます。菜の花畑です。蜜蜂よろしくハンドルを切り吸い寄せられます。 そこは別世界。甘い香り漂う菜の花畑での花見です。『花見ですか』の一言を切っ掛けに、仲間に加えて頂きます。引き入れられたと言うべきか、厚かましく入り込んだと言うべきか。答えは明々白々ですね。 骨付きの猪肉の旨いこと旨いこと。最高の味でした。収穫間もないエノキダケの香りの素晴らしさ!ホイル焼きに鍋。そして味ご飯のおにぎり。まるで仲間のような歓待を受け、言葉だけは遠慮。実際はたらふく頂きました。 『主船司倶楽部』の『菜の花を育てる会』 周船寺を菜の花の咲き誇る町にしようと立ち上がった同志の皆さんの花見でした。来年はもっと盛大な催しにしたいとのことです。秋のコスモスもまた然り。このような陰の力に支えられてこその美。そんな人知れぬ労に感謝の気持ちを忘れたくないものです。 今日は本当にごちそうさまでした。来年も是非仲間に入れて下さい! (本文中の写真・緑色の文字はクリックして下さい)
前日の荒天が嘘のような青空。今日21日博多駅に集まったのは5人。今始まる330㎞のツアー。それぞれが期待と不安、そして完走への決意をみなぎらせています。
午後1時過ぎ、駅を後にし快調な走り。熊本まで約130㎞。平均時速は28㎞超。まだ明るさの残る中、八代での夕食に変更。遅めの食事にします。
今回一番の心配は事故。国道3号は九州の物流を担う大動脈。大型トラックも多く、日奈久から水俣のトンネル区間を走るのはまさに命がけ。夕食にタップリ時間をかけ、深夜走り抜ける作戦です。
ところが連休の影響か、積年の善行への報酬か(^_^;)、車の通りが信じられないほど少ない。 『今日はついてる』鹿児島が近く感じられます。休憩もそこそこにスタート。集団の力は凄いもの。ライトの光を頼りに快調な走り。上りなのか平坦なのか、それさえも感じさせない闇とスピード。コース唯一の経験者である私の記憶、危険で険しいトンネル区間、が崩れそうです。 最大の難関を過ぎ順調に水俣入り。深夜レストランで2時閉店までエネルギー補給と休憩。 さあ再出発。残るは120㎞ほどか?しかし寒い!募る寒さ、そして前半のハイペース。更に記憶に反して坂道の連続。足は疲労を蓄積し、徐々について行くのがやっとの状況。『俺も歳か』つい弱気にもなります。やがて寒さは真冬並み、吐く息白く川内のファミレスで大休止。2時間ほどの休憩で何とか息を吹き返します。しかし、200㎞を超えてからの辛さは別格。長く厳しい坂が続きますが、夜も明けて桜の花咲く薩摩路に気持ちを紛らしながら走ります。 そして、遂にゴール鹿児島。照国神社で記念写真です。その顔にあるのはさて達成感?疲労感?多分両方ですね! 疲れのせいか帰心が募るばかり、ウオーターフロントパーク名物のソフトクリームを食べるや、桜島の雄姿もものかは『とんかつ川久』へ直行。
最高の写真お届けします。ご覧あれこのボリューム。厚さ3センチ?上ロースかつ定食。全員大満足の味でした。絶対のお薦めです。 川久から鹿児島中央駅は徒歩3分。ビール、焼酎、薩摩揚げを買い込んで博多駅を目指します。盛り上がった車中、誰か一人でも居眠りしなかったのか?神のみぞ知る! 爆睡10時間超。明けて今日23日。朝から太ももパンパン状態ですが、楽しかりし鹿児島サイクリングでした。 |
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