人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 鹿児島マラソン 2017報告 記録に残らねど、、

 4日土曜、九州新幹線で鹿児島へ!
 で、今回最初のびっくりはその旅費・宿泊費、新幹線往復
にホテル費用込み二人で合計34800円!  何だろこの料金。
一人分の代金以下!? 何も調べず旅すると損!

 鹿児島市街地を歩くのは実質今回が初めて。市街地から野
性味溢れる桜島を望むのは新鮮な感動!


 受付後、スタート地点ドルフィンポートを訪ねた。


 錦江湾越しに望む桜島。


 大会に備え準備が進んでいた。我々が走る陰には多くの人
の支えがあることを実感し、お礼を言いたい気持ちだった。


 その恩に報いるためにも明日は顔晴ろう! そう言えばあ
ちこちで『顔晴れ!』を見かけて親しみを覚えた。

 大会前日の反省点は鹿児島の食事が美味しすぎて、昼食・
夕食をついつい食べ過ぎたことかな・・?

 さて、5日当日朝、いの一番に天気情報チェック。
朝方一時晴れの後はずっと曇、午後4時以降雨の予報!
これがとんでもない「がせ」予報だとは・・。・・。・・。


 スタート前、雨がポツポツ落ちてきた。その時周りは皆楽
天家。『すぐに上がるよ』『晴れるより曇の方がいい』皆さ
んこの後の展開に何と言ったか!?

 雨は予報に負けなかった、どころか予報を完膚無きまでに
撃退した。予報が腹に据えかねたのか、雨は頑として降り止
まなかった。しかもゴールまで・・。

 10㎞前後で手の指が冷たさのせいで真っ白になった。ペ
ースは一向に上がらない、おまけに昨日の黒豚とんかつが自
己主張を始め、走りに集中できない。18㎞手前でやむなく
トイレ直行・・。

 ハーフ地点でリタイアも考えたが、このトイレ休憩で集中
度が持ち直した。ややペースアップ!

 『よし、予定通り30㎞か35㎞まで走ろう!』

 しか〜し、冷たい雨は一段と強くなった。路面も水浸し。
手に力が入らずサプリを摂取するのにも一苦労。徐々に体力
を奪われる。

 30か35㎞でサブ4の見込みなければ、さが桜マラソン
に備えリタイア! 今回の作戦?であった。

 高校生ボランティア、そして多分小学生チア、雨の中懸命
に声援を送ってくれる。寒かろうに・・。



 気が変わった。リタイアはしない!
 さが桜も失敗する? 構わない。完走する!



 ゴール後寒さで体の震えが止まらない。そんな姿に同情
したのか、地元TVがマイクを向けてきた。

『目標は達成できなかったけど、この雨の中完走して感動
のレースでした! 記録には残らないけれど、記憶に残る
レースになりました!』

 ボランティア・大会関係者そして地元の皆さん!
 完走できたのは皆さんのおかげです。本当にありがとう
ございました。今回の『完走』を今後に活かします!

 鹿児島マラソン 2017:4時間27分09秒(ネット)
             4時間28分49秒(グロス)


 サプリ補給・トイレ以外は歩かず『完走』
 2週間後は本命さが桜マラソン、この雨中の完走を支え
に顔晴る!
 19日日曜、ひとよし春風マラソン参戦。

 朝5時、町内ラン友浜口さんと人吉へ車を走らせる。
 熊本市付近は、昨年の熊本地震被害の復旧工事中。頭の中
では、地震は既に過去のことになりつつあったが、まだまだ
復旧にはほど遠い現実を見せつけられた思いがした。

 喉元過ぎれば熱さを忘れる、、では被災地の現実は理解で
きませんね。息の長い支援が必要なのでしょうが・・。

 工事の影響で北熊本SAは休業? 宮原SAで朝食にした。
時間は7時過ぎ、朝焼けで空は赤みを帯びている。


 受付の後、ゴール地点人吉城、別名繊月城へ。雲一つない
青空を背景に、黒い屋根と白壁の美しさが際立つ。


 先日観梅で訪ねた福岡城趾の平櫓が思い浮かんだ。


 ゴール地点に荷物を置いてスタート地点へ向かうと、ラン
ナーが長蛇の列をなしていた。スタート時気温0℃の予報だ
った。しかし、晴天でむしろ暑さが心配・・。


 後ろも、もちろんランナーの列が果てしなく続いている。


 スタート前のやや張り詰めた雰囲気が好きだ。緊張と一抹
の不安。緊張と不安の中の高揚感。いいね〜〜!

 レース中の写真は無し。スタート後5〜6㎞の上り坂まで
は自重・ウォームアップ。その後は棄権覚悟の積極走!

 の筈だったんだけどね・・。
 上り坂で折り返した後加速した、しようとした、が一向に
ペースが上がらない。約12㎞の最後の折り返し地点で平均
ペース550、2時間切りも厳しい状況になった・・。

 一体何だろう? 折り返し後少し走ったところで不意に脚
が動き始めた、、、。

ひとよし春風マラソン結果
 公式記録 1時間59分47秒
        (ネットタイム:1時間59分03秒)


 Garminのログでは距離不足で2時間切りペースには及ば
ないが、まっ、公式記録優先! 辛うじて2時間切り達成
でしょう・・。(冷汗)

 スタートラインから21㎞間のペース
  0〜 7㎞
   615→601→555→551→555→600→543 (av. 557)
  7〜14㎞
   540→541→533→539→546→538→540 (av. 540)
 14〜21㎞
   539→541→530→530→526→528→526 (av. 531)

 今回のマラソン、特にボランティア・地元の皆さんのお
もてなしの気持ちが強く感じられました。本当にお世話に
なりました。そして、ありがとうございました。


 2週間後の3月5日、今年の初フル、鹿児島マラソン!
レースに向けて今回を振り返っておく。

【反省点】・55分切りならず(目標達成に執着せよ!)
     ・携行品チェックに不備、行動前確認!
     ・レース後に余力を残すレース運びの拙さ
     ・自分と自分の練習を信じる気持ちの欠如

【評価点】・長時間走り続ける走力がついてきた手応え
     ・終盤でペースアップできた
     ・3回連続でトイレ対策成功(クサイ話)
     ・腰痛不安からの完全脱却

【鹿児島対策等】
     ・小笠木30㎞・油山20㎞での事前演習
     ・足腰鍛錬30分JOG週2回
     ・鹿児島マラソンでの積極走実地演習
 成人の日の9日、伊万里ハーフマラソンに参戦。

 午前6時45分、福岡医療専門学校若手メンバーに同乗さ
せて頂き、総勢5人で会場を目指しました。


 現地到着は8時を回った頃だったか? 会場付近には既に
多数のランナーの姿があった。

 ここ2日程風邪っぽい感じで体温計携帯・・。現着後検温
で36.8℃、やや高めだが参戦決定!

 出発式わずか5分だったのは、ランナーにとってはありが
たかった。ゲストランナーは谷口浩美氏。

 10時スタート! スタートラインに計時センサーが設置
されていないためGPSの操作に少し戸惑った。

 スタート後しばらく道路がやや狭く走りにくく、無理せず
ウォームアップを兼ねて流れに逆らわずに走る。

 体調と足腰の違和感を考慮し、伊万里湾大橋への上り坂を
過ぎるまでは無理をしないことにした。(やや消極的だった?)

 伊万里湾大橋あたりでのペースは 550前後だった。ここか
ら2時間切りは厳しいかと思ったが、この後攻めの姿勢に徹
することができたのが今回の収穫。

 フルマラソンでも攻めの姿勢を発揮できるかがサブ4達成
の最重要ポイントだと感じた。リスクを恐れてジョギングの
延長として走るなら目標達成は厳しいだろう。

伊万里ハーフマラソン結果
 公式記録 1時間59分40秒
        (ネットタイム:1時間58分46秒)

 スタートラインから21㎞間のペース
  0〜 7㎞
   618→551→545→542→536→533→535 (av. 546)
  7〜14㎞
   534→555→555→531→534→538→530 (av. 540)
 14〜21㎞
   527→527→533→534→538→519→523 (av. 529)

 帰路慰労を兼ねて遅い昼食を取ったのまでは良かった。


 この後、妙に熱っぽさを感じ検温、なんと〜38.5℃!
 楽しい雰囲気ぶち壊し・・。帰路を急いだのであります。

【反省点】・またも携行品の事前チェックが不備だった
     ・攻めの姿勢に転じるのがやや遅かった
     ・レース前の健康管理が不十分だった

【評価点】・福岡マラソンに続きトイレ対策ができた
     ・30分鍛錬JOGの成果が感じられた
     ・Adidas Japanとの相性の良さ確認
     ・後半攻めの姿勢を持続できた
       (19~20㎞で最速ペース記録)
     ・2時間切り果たし腰痛後遺症を脱却

【事後対策等】
   ・足腰鍛錬30分のJOG継続
   ・2/19 ひとよし春風マラソン 1時間55分内完走
   ・10㎞TT・20㎞TTによる持久力・スピード養成
 13日、福岡マラソン 2016の朝は感動に始まった!
早朝西の空に懸かるスーパームーン前日の月。うつくしい!
(個人的感想だが、14日のスーパームーンより大きく感動的だった!)


 さて、我がレース中の課題の一つはトイレ問題。酷い場合
は2度、なおか〜つ大・・。(惨)

 ところが今回、月姫との見合いのお陰で問題ナッシング!
果たしていかなる対策の成果なりしか?
 対策1:前日、普段より1時間半早めの夕食
 対策2:当日、3時過ぎ起床そして早朝散歩

 風流な月見から帰宅後は快便。出撃前に快調・快腸宣言!
 今後のレース、早飯・早起・散歩方式で解決!?

 トイレ不安なく静かにその時を待つ。

 天神のど真ん中、道路を埋め尽くすランナーたち。


 ちょっと快感。天神占領。一万円で福岡占領!
この一瞬、参加料も安いと感じられる?

 号砲! 
 両手にガーミン、ペース把握用、心拍数用のダブルGPSで
スタート。1週間の疲労抜き対策と併せて万全の対策!

 万全の対策!!

の筈、、、筈だった・・。

 しかし実は前日より足にやや強い張り感があり、故障した
時計製の時限爆弾付きスタートだった・・。

 10〜15㎞地点で早くも足に痛みを覚える。ガラスの気
力・・。30㎞あたりで遂に両ふくらはぎ同時爆発!
攣った足は足ならず、、、木棒となる。そして、木棒と共に
我が希望の光も消えた。(涙)

 この先の無残な展開は書くまい!(屈辱)

 ただ一つ痛恨のゴール前について。
 歩いては走り、よたよた走っては歩いた千鳥足走法も大詰
め、残すところ1㎞弱、、、
 何と〜〜、ここでペースが明らかに上がった〜!
 確かに上がった! ラストスパート!

 反省しろ〜〜っ!! どこにその力があったのだ。(怒)
 ラストスパートの余力ありながら歩くとは何事ぞっ!!
 その行為、万死に値する!(汗)

 斯くして我が福岡マラソン完『歩』記完結。

記録】グロス 5時間05分43秒
    ネット  5時間04分24秒(自己ワースト2)

【反省点】・馴染んでないランシューズで走った
     ・力を出し切れなかった(粘りきれなかった)
     ・事前練習不足を忘れ漫然と完『走』を目指した
     ・携行品等の事前準備不完全(前日準備完了!)
     ・脚力(筋力)不足 (練習不足)

【評価点】・トイレ対策の早飯・早起・散歩方式
     ・ランリュックによるOS-1携行(熱中症対策)
     ・とにかく完歩達成

【事後対策】
   ・足腰鍛錬の30分JOG
   ・20㎞FJG(速めのJOG)の年内定着化
   ・具体目標の設定
     ①1/9 伊万里マラソン(ハーフ)
     ②2/19 ひとよし春風マラソン(ハーフ)
     ③3/5 鹿児島マラソン(フル)
     ④3/19 さが桜マラソン(フル)
 5日早朝、ゴールドコーストからシドニーへ向かった。

 シドニー到着後、先ずホテルにチェックイン。部屋の窓前
には Pyrmont橋と水族館が間近に見える。


 シドニーはバス観光の予定だったが、腰痛の具合よろしか
らずホテル周辺の散策に変更。

 先ずはPyrmont橋からホテルを見る。白いビルがホテル。
その手前左側灰白色の屋根の建物がシドニー水族館。


 散策した狭い範囲での印象だが、シドニーはレトロとモダ
ンが混在する街である。


 そして、急勾配の坂のある街。長崎にも負けない!?


 今日はしかし、我が得意技の行き当たりばっ旅でなく散策
にはちゃんと目的地がある。

 第一はハーバーブリッジ(Sydney Harbour Bridge)。


 昨年と違って歩いて渡るハーバーブリッジには新しい発見
と新しい感動があった。

 上の遠景写真で橋の手前と奥に橋塔が見える。歩いて行っ
て分かったことだが、この橋塔は展望台になっている。

 展望台から見ると橋の大きさが肌で感じられる。


 電車線路が2本、車が上下で8車線、それに人道に、自転
車道もある。

 そして、橋塔間のアーチ部は歩いて上ることができる。高
所恐怖症の気のある私はご免被りたいが・・。


 橋塔内には展示スペースもあり、 1932年開通セレモニー
のテープカットで使われた黄金の鋏のレプリカ等があった。


 しかし展望台からの眺めも含めて、ハーバーブリッジから
の眺望最高! その眺めの主役級が、第二の目的地でもある
オペラハウス(Sydney Opera House)。








 最後の一枚は余計だったか?(汗) しかし、お気付きだ
ろうかオペラハウスに落ちる影。実はハーバーブリッジの影
なのだ! 橋の大きさ・高さを物語る写真でもあります!

 オペラハウスの対岸側を撮った次の写真、船の舳先にある
黒い帯ももちろんハーバーブリッジの影。


 次の2枚はハーバーブリッジを挟んでオペラハウスとは反
対側の写真。ここシドニーも 360° 風光明媚な水の都だ。




 二つの目的地の風景を楽しんだ帰り黄昏時が迫ってきた。
レトロな建物には温かい電灯の色がふさわしい。一段と深い
味わいを感じるのは私だけか?




 翌6日早朝4時前起床、シドニー空港を発ちオーストラリ
アを後にした。そして、同じ日の午後9時過ぎには福岡空港
到着。腰痛との仁義なき戦いの側面もあったが、6泊7日の
楽しいマラソンツアーは終わった。

 そして、フルを走れなかった悔しさに早くも来年に思いを
巡らす自分がいる・・。

            ── 完 ──


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