人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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  7月29日、今朝は起床が遅かった。昨夜11時近く就寝
 で、5時過ぎ起床。

  しかし、昨日と違い今日はトレッキング! 景色を楽しみ
 気楽に散策だ〜っ!

  10時、茶臼口から遠足気分でルンルンスタート!


  しか〜し、ルンルン気分は一瞬で萎んだ。今にも雨が降り
 そうな空模様。尚かつ、結構な勾配の上りが続く。話が違い
 まっせ・・。昨日の登山の影響で足パンパン状態。スズメバ
 チ?にもつきまとわれペースもテンションも上がらない。

  昨日下りで足を痛めた羽田野君が引き返し、八幡平近くま
 で車を回してくれることになった。


  茶臼岳山頂に登ったが、ガスって全く眺望が利かない。


  茶臼岳を過ぎるときつい勾配の上りは少なくなったが、岩
 が多く歩きにくい道が続いた。とても散策する、という感じ
 ではない。

  しかし、いろいろな花が目を楽しませてくれ、また徐々に
 湿原も姿を現しお花畑を歩く気分。







  黒谷地湿原を抜け源太森に向かう上りからの景色は目に焼
 き付いている。アルプスの少女ハイジでも駆けてくるような
 雰囲気を感じたのは自分だけか?


  しかし、今回一番の眺望は源太森から八幡平に至るルート
 沿いの眺めだ。重症カメラでその全貌を伝えられないのが残
 念だが、それまでの疲れを吹き飛ばしてくれた!






  この景色をゆったり気分で楽しめたのは羽田野君のお蔭で
 ある。八幡平近くに車があると思えばこそ、心から自然の美
 しさに浸りきることができたのだ。

  時折ガスに包まれ雨の降る中を茶臼口まで戻るとしたら、
 厳しい岩手山登山の再現になっていたに違いない・・。

  噂をすれば影




  再度全員集合、八幡平から20分も歩けば駐車場。かくし
 て八幡平登山は終わった!

  いや、まだ終わらない。これまで参加するだけの自分だっ
 たが、八幡平で初めて企画を担当した。
  登山の後は温泉でしょ! で、訪ねたのが藤七温泉。駐車
 場から車で10分程の至近距離にある温泉だ。

  『気っ持ちい〜ぃ!』 広い温泉借り切り状態。山の中腹
 にひっそり佇む温泉。大自然に抱かれ視界を遮るものなし。
 自然との一体感、疲れが吹っ飛ぶ!

  そこへ新たな入浴客。そう、ここは野外『混浴』露天風呂
 である。その混浴が現実に! 温泉タイムが長くなったのは
 自然の成り行きであろう。

  証拠写真? 超残念ながら・・。あれは夢か現か幻か。

  代わりに石割桜の証拠写真を。(見たくないっか〜?)






  昨日、今日と楽しい登山旅だった。
 次は富士山?屋久島?羅臼山? もう今から楽しみだ!
  7月27日、羽田野君、中村君と福岡空港から花巻空港へ
 向かった。盛岡駅近くのホテルで木内君、園田君と合流。今
 日は総勢5人での岩手山・八幡平登山初日。

  山崎君が急遽不参加になったのは残念だったが福岡マラソ
 ンは共に出走予定。その折じっくり土産話をするとしよう。


  先ずは駅前居酒屋で、明日の登山に向け英気を養う。


  翌28日9時前、馬返し登山口をスタート!


  台風の心配なく、福岡より凌ぎやすい気温の下、颯爽と頂
 上目指し歩を進める。


  いろいろな花やキノコに心は躍り足どりも軽い。




    0.5合目の表示には驚いた。一合目まで勾配はないがやけ
 に長く感じられた。一合目の表示にほっと一息。


  しか〜し、一合目から先はガレ場岩場の連続で勾配もきつ
 い。なおかつ、ガスって時折強い風。バランスを崩しそうに
 なる。汗が滴り息が弾み歩みはのろい・・。

  そんな中で見かけた蚊取り線香、いや金蝶! 暫く足を止
 めて見入ったが、全く逃げる気配がなかった。今の金相場で
 いくらくらいするんだろう、、?(笑)


  ガスが消え時折広がる眺望と草花に疲れを紛らし、『五合
 目まで頑張ろう』『八合目まで上って判断しよう』とだまし
 だまし、重い体を前に運んだ・・。





  八合目前では岩場で足を滑らせ転倒。滑り落ちそうになっ
 た。園田君のとっさの支えで事なきを得たが、愛用のカメラ
 が持ち主に代わって重傷・・。

  避難小屋もガスの中だった。しかし、下山者に散々聞かさ
 れた『強風』の不安は感じられず、昼食を食べ山頂を目指す
 ことにした。


  寒さを覚え防寒を兼ねレインウェアを着て小屋を出発。
 しばらくは平坦な道で不動平到着。


  しか〜し、この後が最悪だった。山頂まで1.2㎞、そこは
 再びガレ場・・。風にあおられ必死の思いで登った。やっと
 辿り着いた火口を囲む山頂部。それは別次元の世界だった。

  風速20〜30㍍かと思われる強風! なおかつ、ガスっ
 て視界が利かない。片や火口、片や崖? お地蔵様が並ぶ細
 い道はあの世へ旅立つ道とも思われた。時々立ち止まって強
 風に耐えたが、恐怖を覚えた・・。


  山頂まで200㍍地点、この先道更に狭く、風更に強く、
 お地蔵様にしがみつかねば吹き飛ばされそうだと園田君。遂
 に勇気ある撤退を決断した。


  そんな中、一瞬覗いた晴れ間にコマクサの撮影ができたの
 は幸運だった。もっともどこにピントが合っているのやらっ
 て写真になったが・・。 


  結局山頂まで登ったのは、日本100名山全制覇を目指す
 木内君唯一人。『流石! おめでとう!』

  その後八合目避難小屋前全員集合。補給・休憩で気持ちを
 リセット。ガスが濃くなり雨も落ち始めた15時前、満を持
 して下山開始。

  出発して数分、突然濃いガスが霧消し視界が開けた。





  束の間の晴れ間だったが、心踊る一瞬だった!

  往路上りで足場の悪い旧道に痛めつけられた我々、復路は
 新道を下りることにした。厳しい登りを思えば当然の選択。
 心なしか皆の足どりも軽い。

  『土』を踏みしめて歩くと、自然を楽しむゆとりも出る!
 緑のトンネルを潜り抜けルンルン気分で先を急ぐ。




  しか〜し、好事魔多しでございます。いや〜〜、この状況
 長続きしないどころか一炊の夢・・。

  ものの数分で岩場・ガレ場のオンパレード。その歩き難さ
 は新道だけにしんどかった(新道かった)。(お粗末!)

  滑るわ転ぶわ、とにかく歩き難いことこの上ない・・。



  悪戦苦闘、登り口に全員戻ったのは日没数分前、そのまた
 数分後あたりはすっかり夜の帳に包まれたのである。

  僅か数分の差で辛うじて最悪の事態を免れた。そんな際ど
 い岩手山登山であった。

  100名山制覇に挑戦中の木内君はいざ知らず、全員異口
 同音に『二度と登りたくない山』と感想を漏らした。

  しか〜し、大事に至らず無事下山で岩手山!(祝って)
  筋肉痛と記憶の残る登山、顔を合わせる度に思い出し語り
 継ぐ登山になりそうだ。

  本日の歩行距離:約15㎞
  5月4日JR篠栗線門松駅下車。コンビニで食料調達しスター
 ト! 平尾昌晃『恋の片道切符』じゃないけれど、今日は若杉
 〜宝満の片道縦走、しっかり楽しもう!

  アザミの鮮やかな花に出迎えられた。


  巨木探索路を歩き『シャレ杉』等の巨木を愛でつつ山頂へ。


  壁の階段をよじ登ると一帯が太祖神社・若杉山山頂。





  本日の男性軍参加者

  そして、女性軍


  若杉山頂まで思いの外時間がかかり、やや不安を覚えた。
 しか〜し、若杉ヶ鼻からの素晴らしい眺望に全員一斉にシャッ
 ターを切り意気も揚がる!




  いざっ! 次なる眺望ポイント三郡山へ!

  時まさに初夏。緑滴るトンネルが続く。




  小学四年生のタフな歩きに感心。流石サッカー少年!


  しか〜し、こんな散策道の連続を期待してはならない。実は
 ルートには厳しい上りもある。いや、厳しい上りの波状攻撃が
 続く。見上げるような坂に心が折れそうになる。

  試練を乗り越え三郡に辿り着き満足の笑顔。


  試練の報酬はこの眺望。 


  三郡到着は予定より二時間ほどの遅れ。しかし、キンキンに
 冷えたビールと昼食で生き返ったね!

  溜まった疲れで三郡〜宝満のアップダウンにも苦しんだが、
 終わりのない道はない。遂に宝満山到着!

  若杉ヶ鼻で撮った1枚目写真と逆に、宝満から若杉へ連なる
 山並みを撮ったのが次の写真。『思えば遠くへ来たもんだ!』


  博多湾、見えているよないないよな・・?


  こちらは久留米・筑後平野方向。


  そして、最後は日田方向?


  これですべて万々歳、大団円の筈だったが・・。
 筈は筈にして決定に非ず!!!

  途中、思いがけない状況で二隊に別れてしまった。これって
 登山のタブー破りだよね・・。

  先頭隊は竈門神社にギリギリ日没と前後して到着したが、後
 続隊が日の暮れた山中で道に迷った・・。

  幸い最悪の事態は免れたものの、一時はパニック寸前の状況
 に・・。急遽連絡した教え子には随分助けられた。いやはや何
 とも・・。 『誠にありがとうございました!』

  近くの山と侮るなかれ。非常食・地図・懐中電灯・防寒用具
 に雨具・携帯スマホ予備バッテリー。最低限の心得かな・・。
 早めに救急要請する決断も時には必要なのかも知れない。

  楽しくも、反省点多きイベントであった。(謝)

  三郡縦走22㎞ウォーク (ランの距離に算入! 何か?)
  今月中に縦走ランでリベンジだ〜〜!
 5月21日、四国登山旅行最終日。朝食を済ませ7時半、
今日も羽田野君の運転で石鎚山を目指す。

 ロープウェイで山麓下谷駅から山頂成就駅へ。駅名を聞い
て山頂到達が保証された気分だね。更にリフトに乗り継ぐと
展望台。石鎚山が少し近付いた感じだ、、。


 今日も羽田野君とはここでお別れだ。本当に何から何まで
ありがとう!

 しばらく歩くと、石鎚神社 中宮 成就社に到着。石鎚山
がご神体であるようだ。


 今日はバッテリーの残量が少なく、超節約モードの写真撮
影。成就社の写真も上の一枚のみ・・。

 成就社を過ぎるといよいよ登山開始! 少し進んだところ
で修験者に出会った。早朝3時登り始めて、下山途中とのこ
と! しかも、一本歯の下駄で!! 我々の登山の無事を祈
って法螺貝一吹き。あたりに響き渡った。あなかしこ!


 重い荷物のせいか、足の裏が熱く痛い・・。ランを休む代
わりに、負荷を掛けようと荷物を増やしたのだ。汗をダラダ
ラ流しながらの苦しい歩きだった。

 しか〜し、終わりのない道はない。いよいよ石鎚山が眼前
に聳え立つところまで辿り着いた。


 残念ながらここから山頂の往復区間の歩行データが残って
いない。間違ってGPSを一時停止したようだ・・。

 登った証拠は山頂での写真。






 石鎚山頂と周辺の眺め、しか〜し、ここが終わりではない
のだ。糸のように細い尾根が次の山頂へと続いている!

 鎖にしがみついて岩場を降りていた女性が足が届かないと
泣き出しそうな声を上げている・・。私も恐る恐る歩いたっ
て感じだな。何しろ高所が苦手で・・。




 アケボノツツジかな? 美しい花には癒やされたが、その
先は断崖だからね・・。・・。(汗)

 それにしても木内君は健脚だ! 登山では常に一人遙か先
を歩いていた。脚力・体力をつけるにはランだけでなく山歩
きにも積極的に挑みたいと思わされた。


 やっとの思いで天狗岳。緊張で笑顔が強張ってる?


 天狗岳側から望んだ石鎚山。険しい道にも幾分慣れたが、
引き返すのも大変でございましたよ。


 アケボノツツジもそうだが、山頂近くには桜らしき花も咲
いていた。


 標高が高く花の時期も遅いのだろう。葉っぱも同じ。緑は
麓から山頂へと登ってくるようだ。



 花の背景に石鎚山! 絵になる景色だね〜〜!
 そんな石鎚山も徐々に遠く小さくなっていく・・。



 『さらば! 石鎚山!』
と、少し感傷的な気分も出てきた頃、『来た〜〜〜!』

 雪! 雪! 残雪だ! 表面の汚れを拭って口に入れた。
じゃりじゃりした舌触りで粗めのかき氷って感じ。

 仕上げは氷で顔パック。ひんやり生き返ったね!


 やがて石鎚登山のゴール、石鎚スカイライン終点の土小屋
が見えてきた。次の写真の尖った山の下に見える白、土小屋
の駐車場である。

 羽田野君が車を回送して待機してくれているのだ。


 再び6人全員集合! 羽田野号で帰路についた。

 車窓からは汗を残し足跡を残してきた石鎚山が見える。
場所により様々な山容を見せてくれた石鎚山だった。


 松山空港への途中、道後温泉に立ち寄り汗と一緒に疲れも
流したのは言うまでもない。何度目の温泉・・?!

 かくして楽しい3日間の旅は終わった。しかし、楽しい思
い出は消えないね! 3日間の総てに感謝!

 そして、石鎚の雪より嬉しい奇跡が福岡で待っていた。

 電話もメールも連絡一つしてなかったのだが、空港で女房
と娘が出迎えてくれた! 改めて総てに感謝!!
 朝食を済ませ、いよいよ向かうは剣山!

 車を走らせリフト乗り場へ。リフトを降りるとそこに待ち
受けるのは無限に続く山々の世界。







 今回に備えてトレーニング中に肉離れになった羽田野君は
残念ながらここまで。登れないとわかっていながら参加して
三日間運転役に徹してくれたことに唯々感謝!

 リフトを降りて歩くこと約30分、剣山本宮宝蔵石神社の
すぐ先に山頂がある。







 ここでちょっと問題発生。この山頂からの景色だけで満足
できない者約2名・・。

 剣山から次郎笈(ジロウギュウ)へ続く尾根道を歩きたい
誘惑を捨てきれなかったのだ。時間優先で来た道を戻る3人
を尻目に尾根道へ向かった・・。


 ここからは二人だけが目にした景色。はて?ビール片手に
のんびりモードの人物は誰⤴! 困った奴(苦笑)


 そしてもう一人は山崎君。(最高のルートだったネ これ独り言)


 落ちないように気をつけて! 横は絶壁だよ!


 自然の恵み満喫の我々に連絡あり。
 『リフトで先に下山しとくぜ!』(汗)

 歩みを速め大剣神社の大剣岩を目にして一安心したが、い
やはやご迷惑お掛けしました・・。



 こちらが剣山登山ルート

 リフトを降りて、遅れ馳せの合流。改めて6人全員集合!

 ここでとんでもない編集ミスに青くなった。なんと、昨日一日がかりで書
いた『早起きは丸笹山の得』の記事全削除⤵⤵⤵(涙)もう一度書く???

 しばらく休憩後、かずら橋を二カ所訪れ、大歩危経由で伊
予西条の西条アーバンホテルに投宿した。

 気落ちした後ではあるが、かずら橋と大歩危について記事
を続ける。(記事削除した自分も大惚けだ・・。)

 先ずは奥祖谷(オクイヤ)のかずら橋、男橋に

 女橋



 それほど高くはないが、高所が苦手で足がすくみそうだ。
下を見ると足が止まる・・。


 こちらはスケールアップの祖谷のかずら橋。


 拡大すると、羽田野・山崎両君の姿。



 祖谷のかずら橋、渡るのは祖谷とカメラマンに専念した。

 今日最後に訪ねたのは大歩危。
 大歩危とは、くのはいに険の意味なのか?
両岸には険しい山々が落ち込んで来て吉野川がその間を削っ
て流れる。その流れは魚にとっても過酷なようだ。

 魚たちは飛び魚に身を変え空を泳いでいた!(笑)





 感動の連続の一日はかくして終わった!

 もっとも、この後伊予西条の居酒屋で一日の感動を反芻し
ながら盛り上がったのはご想像の通りである。


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