人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
6月12日、雨が心配される予報だったが、自認晴れ男二人を擁する我々の前に八大龍王も鳴りを潜め霧雨の朝だった。おにぎりで軽い朝食をとり、牧ノ戸峠登山口へ向かった。
7時過ぎ、登山開始! 暫く石段にうんざりするが、10分ほどで展望台。 遠く雲海に浮かぶ由布岳、 眼下の牧ノ戸峠駐車場、そしてその先遠く青く連なる脊振山地の景観に力を再充電。 再充電効果に加え妍を競う山野草に、疲れは感じない。そんな山野草をご紹介。 特に感激だったのはミヤマキリシマ。牧ノ戸峠〜久住山で見たミヤマキリシマは今回が一番! 晴天なら暑さも加わり難儀しただろうが、今日は曇天、かつ頻繁にガスが懸かって快適な登山日和だった。 花とガスの織りなす幽玄な景色の中を歩くこと約2時間、星生崎を迂回し避難小屋前広場に9時半到着。 景色をおかずに小腹を満たし、目指すは久住山。 20分程で久住山撃破〜! しか〜し、久住登山は挨拶代わり。今回のメインは御池・中岳そして天狗ヶ城。 カメラを向けると、天狗ヶ城はガスの中。 更に進むとガスが晴れ、手前天狗ヶ城、奥に中岳。 天狗ヶ城・御池の分岐から振り返るとガスに霞んだ久住山。 御池・中岳・天狗ヶ城を目指す切っ掛けは地図。九州最高峰の中岳、天狗ヶ城の名、それらに守り囲まれた御池。地図を見る度、歩いてみたいと思わされたものだ。 そんな恋人に、ご・対・面! ここで青空がほしかった〜。『御池と逆さ中岳に青空』は次回? 御池の奥から見る天狗ヶ城。 中岳と天狗ヶ城の鞍部まで来てガスが一段と濃くなったが、全員一致で中岳を目ざした。 九州本土最高峰、中岳1791m撃破! ガスも濃くなり、御池周りと天狗ヶ城登頂の二手に分かれた。 中岳を振り返る。 天狗ヶ城から望む御池。 御池と久住山の見える景色。 三俣山も硫黄山もガスに包まれていた。 久住山を背景に最後の集合写真。さらば久住山! 三俣山が最後に全貌を見せてくれた!
5月29日、軽い朝食をとって6時過ぎ山小屋出発。ご覧の通りガスっているが、暑さの心配軽減でありがたい。
眺望期待できる状況でなく福智山はパスして迂回路を行く。 山頂反対側に出て、山頂方向を振り返ってもガスの中・・。 まだ草丈は腰の下で幸いしたが、この先牛斬山まで藪こぎ状態の区間が多く夜露でズボンは濡れるし、夏から秋の縦走は回避するのが賢明だろうか? 福智山(900m)がピークでゴールまでは下り基調。しか〜し、上りあり下りありは当然。印象としては福智山までより、後半のアップダウンの方が厳しい。 次回、同じコースを日帰りで踏破したいと考えているが、そうなるとこの後半の疲労感は倍増するだろう・・。 福智山の先、一旦かなり下った後、赤牟田の辻(790m)手前の上りは結構な勾配で鍛えられた。 しばらく進むと、行き止まりの標示。 行き止まり、と言われると行きたくなるのが人の常。そして、行ってビックリ玉手箱! 『赤牟田の辻』の標示。嘘だろ! ついさっき通りましたで〜。 確認すると、下に小さく『旧焼立山』とある。すると、先刻の『赤牟田の辻』が焼立山? ここには愚公がいるらしい。(笑) この先もアップダウンはあるが、ゴールが近付くと思えば負担感はない。道沿いの草花を愛でながらのむしろ楽しい山行だった。 次の白く凛とした花、初めて見たし名前も知らない。ご存知の方があれば教えてください。 遠くの眺望は楽しめなかったが、季節の花々を探しながら歩くのも楽しいもんだ。疲れも忘れる。 山小屋から3時間少々、最後の牛斬山撃破! トラトラトラ! 最後まで青空とは縁がなかったが、お陰でお散歩気分で自然に触れることができた。そう考えればラッキー! 幸運だった。(笑) 山頂のツツジ、赤・白・覆輪の見事な咲き分け。 山頂からは杉木立の中を下りて行く。 途中、工事のため迂回路を歩いたが、お陰で竹林の安らぎを味わった。それに苔むした石垣。昔の城に関わるものか? 11:00採銅所駅到着 あ〜、楽しかった! 皿倉山・牛斬山縦走:28km (GARMIN起動忘れの区間距離6kmとした) 来年になるだろうが、今回ルートの日帰り踏破に挑戦したい。
5月28日8時前、八幡駅前に立つとビルの間から正面に皿倉山が迫る。今回の縦走登山で最初に登る山。標高622m。
駅から麓の登山口まで時間節約でタクシー利用。 8時過ぎ登山開始!スタート間もなく道端にお地蔵さん。心が清められる思いがする。登山道は煌彩の森コースを辿った。 やや勾配があるが、1時間ほどで皿倉平に到着。舗装路を真っ直ぐ進むと皿倉山。しか〜し、今回は縦走達成優先で皿倉山パス。 皿倉平は名の通り平地が広がり、野の花に彩られていた。 300mほど進んで、帆柱権現山神社の階段を上る。お社の裏手に回って権現山制覇!山頂(617m)の位置やや不明瞭で、前後少し道に迷った。 山頂の先は急勾配の下りが続き気を使った。40分ほどで市の瀬峠に到着。全山登頂に拘らないなら、皿倉平から市の瀬峠まで迂回路があって時間短縮になり楽なようだ。 市の瀬まで急降下した後は、白畑山まで約1時間上り基調。この縦走路の有り難い点は、広葉樹を縫って延びていることだ。杉林の登山道より安らぎが得られる。 この後、間もなく白畑山(485m)撃破〜! この標識、うっかりすると見過ごしそう。コース案内の標識は整ってるが、場所の名を示す標識も整備してもらうと有り難い。 昼食休憩を取り、白畑山をスタートしてしばらく、GARMINの起動忘れに気づき、あわてて操作ボタンを押した・・。(涙) 標識は見当たらなかったが、ここは観音越、8.5km地点。この少し先の地下深く、九州自動車道福智山トンネルが通ってるはずだ。耳を澄ますとクラクションの音がかすかに聞こえた、、、はずがないでしょ〜。(笑) この前後、アップダウンの繰り返しが堪えた、曇天が幸いした。もしピーカンの晴天だったらペースがた落ち汗ボタボタの大苦戦だったろう・・。 やっと10km田代分れ。 ルート案内は行き届いてる。尺岳、尺岳迄は〜と、0.7km! 時間は3時過ぎ、荒宿荘まで何とか行けそうだ! その前に、尺岳撃破!(608m) 遠く2つ連なった山、右が皿倉山。あそこから来たんだね〜! ヤマツツジが咲いていた。遠く薄っすら見える山並み、左端更に左に三郡山? 山頂手前の広場に風格を感じさせる黒松があった。 エゴノキの白い花も発見。 尺岳で景色を楽しみしばらく休憩、糖分補給し、宿泊地福智山の荒宿荘へ! 上り基調の約5km、計画通りなら6時過ぎ到着だ。 あと少しの思いが体を運んでくれたが、結構な上り。ここでも広葉樹の癒やしが力になった。 次の写真、豊前越あたりだろう。今日最後?の上りが始まるが、これも癒やしの景色、力をもらった景色だ。よ〜く見て、白い雪?見えるでしょ、踏んで歩くのがもったいない。 これ、エゴノキの花。初日、二日目と、縦走路のあちこちで見かけた眺めだ。ほんと、この花を見るたびに力が湧く思いがした。 そして遂にルビコン川を渡れり! 時に、17:40、予定より早い荒宿荘到着となった。西の空はややオレンジ色がかっていたが、 目を転じると、雲に覆われた北九州市が見えた。 夕食を取ってくつろいだ後、北九州市を写真に収めた。 『おやすみ!』 明日も顔晴るで〜〜!
5月4日木曜日、一日曇りの天気予報。前日から雨の心配をしていたが、、、ラッキー! 曇ってるだけ、高曇りだ。予定通り4人で叶岳山系周回登山決行!
鐘撞山から登り始め、高祖山、高地山、そして叶岳を廻る周回登山だ。最初の鐘撞山かねつきやま(314m)からの眺め 左がゴール叶岳、それに連なる小高い部分が高地山 反対の西側には糸島富士。 小一時間進んで高祖山たかすやま(416m) 北方には能古島と志賀島 高祖山から望む糸島富士 高祖山から高地山が一番歩き応えがある。高地山手前の登りが最後の?関門だ。 次は高地山こうちやま(419m)からの眺望。向かいに見えるのは高祖山。明るい緑は、登山道沿いに続いてる気がするが、単なる気のせい? 左高祖山、右に離れて小高い鐘撞山 高地山のこの眺めを楽しみながらの昼飯最高! 高地山から叶岳かのうだけ(341m)はほぼ下り。そして、叶岳からは完全に下りのみ。疲れは吹っ飛び、ゆとりの表情の記念写真。 福岡市街の景色を心に刻んで、いざ下山! 叶山系周回登山:9km
4月10日月曜、晴天の登山日和。先ずは脚力アップを狙って朝ラン10km出撃。その後、朝のあいさつ活動で知り合った山友Tさんと糸島・可也山を目指す。
ランによる脚の張りは、今日も春の美を探して忘れる。 七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき 山吹が咲いてたが、一重の花は実をつけるのだろうか? 糸島富士こと可也山とかけて、一年間登るべき山と解く、 その心は、どちらも365で揃いまする。(十姉妹) 可也山山頂は何の変哲もない。しか〜し、ここで下山はなし。 山頂先の展望台に足を延ばして初めて可也山に登ったと言える。 今日は特に見通しが利いて、唐津鏡山に姫島、 そして志賀島に能古島までくっきり。見飽きないね。 景色を味わった後は食事。今日も荷物に手作り餃子を忍ばせておいた。茹でたてを居合わせた登山者にもお裾分け。 『青じその味がいいですね』『山で熱々の餃子、最高の贅沢ですね』等々の言葉を残して下山する高齢登山者と入れ替わりに二人組の若い女性到着! 『どうせなら、彼女等に食べてもらいたかった〜!』これ我が内なる言葉(笑) 彼女等には熱々のコーヒーで我慢願った・・。 気さくで飾り気のない笑顔の美人、当然話が弾む。(笑) 二人共糸島在住。地元の山々に登ってるそうで、しばし登山談議に花が咲いた。宝満山、福智山等々が話題に上ったが、奇跡の再会の日あることを楽しみにしよう! 『何がミラクルじゃい!』 と言われそう・・。二人の佳人との出会いだけでも自分には十分ミラクルだが、本当のミラクルはこれから、、、 3時頃帰宅して焦った! 『ない、家の鍵がな〜い!』 Tさんの車内にもないと連絡・・。 今までの自分ならここで諦めて終了! しか〜し、福岡マラソンリベンジに燃える今の自分にその選択はない。それに今日の出会いによる高揚感も残っていたかも知れない。 え〜ぃ、『もう一度可也山だ!』もしかしたら展望台に、、、見つからんで元々、良い根性試しじゃ〜! だが、山中で暗くなっては大変、4時過ぎ登山口スタート! 一気に展望台を目指す。 半分過ぎてもうひと頑張りの石切り場跡まで来た。そのまま通り過ぎようとしたその時、ふと気が変わった。『ペースが早すぎる、一息ついて体力温存だ』 階段脇の石切り場に足を向けたその時、 視界に光を感じ、あたりが明るくなったような心持ちがした! 初めて経験する感覚だった。 『ミラクル!』 こんなこともあるんだね〜! 可也山登山:3km 可也山ミラクル登山:2km |
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