人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 正に、心が満腹して空腹を忘れた二人組でした。美術館と周辺の景観に圧倒され昼食などすっかり忘れていました。

 鷲羽山には行ってみたい。しかし、
夕闇の中、知らない土地を走ることになっては大変! コンビニでのおにぎり補給で先を急ぎます。早朝パンをかじっただけなのに・・。

 近づくにつれややアップダウンが続き、腰に加え膝や足首にまで痛みが、、!
(明日のレース大丈夫なの?(^^ゞ)
 だがしか〜し、瀬戸大橋が目に入る頃になると、本日二度目の感動パニック!不安も忘れシャッター、シャッター、シャッターの連続技!(^^)

 皆さん!私達の失敗を繰り返さないように。写真は瀬戸大橋のすぐ近くまで我慢、我慢、、。


 意外に小さいな、と感じますか?
 しかし、ご存知の通り道路下の橋桁部は列車が走ります!
 はいっ、証拠写真!


 生憎の曇り空ですが、瀬戸の島々の奥に四国も見えます。


 次の写真中央には、四国坂出の工場群?がうっすら、、。


 鷲羽山(わしゅうざん)は、小高い丘という印象ですが、そこからの眺望の美事さは最高級です。


 晴天なれば、、、と思っていた曇り空も徐々に有り難く思えました。雲間から差す陽を受けて黄金色に輝く海は息を呑むほどの感動に満ちたものだったから。


 このままいつまでも眺めていたい!そんな景色でした。


 しか〜し、明日はマラソン!
 次第に気温が下がり、それと共に足腰の痛みが募る中、やむなく宿への道に就きます。明日は走れるかな〜〜?ちょっと不安な展開です・・。

 とまれ皆さんにも走って頂きたい本日のルートです。


 23日、マラソン前日のサイクリングの報告です。
 この一日で撮った写真、何と83枚!我々の感動の大きさが分かってもらえるでしょう!83枚もの写真はアップできませんのでラッキー7、大原美術館関係7枚、鷲羽山関係7枚のダブルラッキー7を厳選しました。

 城山三郎著、『わしの眼は十年先が見える〜大原孫三郎の生涯〜』を読んで、一度大原美術館を訪ねたいと思った程度で、特別大きな期待をしていたわけではありません。
 しか〜し、表通りから美観地区に足を踏み入れた途端全面降伏!


 本命、大原美術館の威容をご覧下さい。


 係員の応対も素晴らしい!写真のシャッターを切ってくれました。
   

 館内は勿論撮影禁止で披露できないのが残念ですが、名だたる芸術家の作品ばかり。大原美術館あるが故に倉敷は米軍の空襲を免れたとか、然もありなんと納得です。時間を忘れて見入ってしまいました。


 この一角、福岡市の中心部に柳川か萩が出現した雰囲気。
 タイムスリップしたような錯覚に陥ります。

 雛祭りの時期とあって、運良く稚児行列に遭遇!余りの幸運に顔は弛みっぱなしです。


 狭い区画に過ぎませんが、そこここの路地に分け入りたい誘惑を抑えるのに随分苦労しました。

 

 昼食も忘れて約2時間が経過し既に1時半過ぎ、『また必ず来よう』と心に誓いながら、まさに後ろ髪を引かれる思いで次なる目的地、鷲羽山へ向かうmaple-tutumi、Cycle 86のコンビでした。

 9月11日、午前4時前の目覚ましの音と共に起床。
 今日は今月一番のお楽しみ、周防大島サイクリング。自転車仲間yamamenさんに拾って頂き、まっこち、エロビス両氏も合流し総勢4人。まだ暗い福岡の街を出発!遠足の日の小学生よろしく、睡眠不足気味の4人ですが、期待一杯、不安一杯で話が弾む。北九州を走る頃、ようよう明け行く空の美しさに皆息を呑む思いでした。

 8時過ぎ周防大島到着。今回のツアーを立案してくれたシンバル君。彼のブログを通しての知り合いカタヤマ氏の出迎えを受ける。ガッチリした体格。百戦錬磨のローディーの雰囲気である。早速、カタヤマ氏の先導で大島大橋を展望する飯の山を目指す。


 軽い足慣らしのつもりの飯の山、標高264m。これがとんでもない目算違い。いきなりの急勾配の上り坂に全員度肝を抜かれる思い。山頂からの素晴らしい眺めに圧倒され、感嘆しつつも、次なる本命〜嵩山〜登頂に不安を募らせる我々でありました。

  

 さて、その嵩山。健脚中の健脚のシンバル氏が途中で足を着いた山。ローディーには、超絶景の噂と共に、超激坂伝説中の山として知られる存在。上り始めて間もなく、視界の先に続く急峻な坂に気合いを入れ直して挑みます。約6キロの激闘の始まりです。

 『何としても、ノンストップで登り切る!』少なくとも幾分楽な前半で音は上げられません。後半に待ち受ける激坂まではひたすらに耐える。その思いだけで走ります。

 結論を先に言えば、無事完登を果たしました!飯の山の険しさに、ダメ元と開き直って挑んだことが幸いし、鹿児島徹夜ツアーを2段変速で完走したことも心の支えになったようです。



 嵩山からの眺めは格別!! 瀬戸の穏やかな海に点在する島々。そして、青い空と白い雲!瀬戸内ならでは、島ならではの絶景をどうぞ。是非クリック拡大してご覧下さいね〜〜。

  

 嵩山は、パラグライダー、ハンググライダーのスタート地点でもあります。山頂はそんなグライダー乗りたちで立錐の余地もないほど。まるでグライダー銀座!『この景色は我がもの』さぞや気持ちいいことでしょうね〜〜!


   

 景色で満腹になった後は、お腹を満腹に、、。(^^)
 四国側の安下庄湾方向に下り、定評のラーメン屋「みかちゃん」へ。既に5〜6人の客が開店待ちです。と、いつの間にやら先客が入店。ほどなく我々第2陣も入店。食べ物の美味しさを表現するのは苦手ですが、絶対に博多で勝負できる旨さ!叉焼の味は絶品。


     

 ところで我々の食事中に次なる客が店をのぞく。と、ご主人の声『あっ、今日は終わり〜〜!』開店から1時間?食事をした客20人以下!開店から閉店まで、店先の『準備中』の表示が変わることはありませんでした。
 

 食事を済ませ、得した気分の我々5人、再びペダルを踏んで笛吹峠越えの帰路に就き、スタート地点を目指します。結構厳しい上り坂が続きますが、遠く四国を望む眺望を楽し
みながらのサイクリングは、辛さを感じさせないものでした。
 しか〜し、スタート地点でありゴール地点でもある大島大橋の眺めにホッとしたのもまた偽らざる気持ちでした。


 

 わずか50㎞のツーリング。しかし、それはこの上なく苦しく、この上なく楽しく、この上ない絶景に満ちた旅でした。

 最初から最後まで、初対面の我々を親切にご案内頂いたカタヤマさん!本当にお世話になりました。来福の折には是非ご連絡下さい。少しでもお返しができるなら幸せです。
 本日のルート


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