人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 6日、久し振りの単独ツアー。スタートはついつい遅れ
て8時・・。気儘な一人旅、出発5分足らずで早くも撮影
タイム。けやき通りの秋景色。お気に入りの眺めだ。


 1時間後、定番補給ポイント福間『麦の香り』到着。今
日は上品を気取って二品。(笑)


 それにしてもこのコース撮影意欲が刺激されない・・。
急ぐ気はなく撮る気満々、鵜の目鷹の目で被写体を探すの
だが、遠賀川で皿倉山が見えるのを言い訳にやっと一枚。


 そして関門橋を目にして更に一枚。


 もう一枚! しか〜し、曇り空で見映えは今イチ?


 今日はゆったりゆとり旅、下関着は最速で1時、最悪で
2時と見当をつけていたが、最速予測の1時過ぎには唐戸
市場にいた。市場は観光客で賑わっていた。


 外国人観光客も多かったようだ。近頃「爆買い」「爆買
い」と騒ぎ立て下にも置かぬ歓迎ぶりだが、何事も経済最
優先の姿勢に危うさを感じるのは私だけだろうか。

 しばし市場の喧噪を楽しんで「経済」的な1000円の
寿司に舌鼓を打った。あれこれ選ぶ楽しさを味わうには仲
間と一緒が良さそうだ。


 空腹を満たすと、そそくさと市場を後にした。実はこの
時大いなる気掛かりがあったのだ・・。

 関門トンネル門司側出口。祈るような気持ちでエレベー
タードアが開くのを待つ。

 そして、そして、、、『あった〜〜!』

 オークリーのお気に入りのサングラスに手袋、放置され
ること1時間・・。元通り
ドア先のベンチの上にあった

 思ったね。
『世の中捨てたもんじゃない!』 ここは日本だ!

 落とした財布が戻ってきた気分!
 気分が良くて、近くの店に入ってしまった。


 どなたのブログで知ったか『若松屋』
 寿司を食べたばかりなのに、、評判のおでんを頼んだ。


 流石に満腹でゴボウ天、牛スジ、ゆで卵、大根だけ。こ
れが美味いのなんのって! 特に牛スジに大根、最高!
 満腹を忘れて牛スジお代わり。忘れ物は戻るし、おでん
の味は最高だし、もう言うことなし!

 えっ?

『あんたの安物サングラスに手袋なんぞ誰が持って行く』

ム、ム、ムッ・・。ムッ・・。

と、日本の心を味わった97㎞の旅でした。(笑)
 『須佐ホルンフェルス』、国道191号沿いに須佐ホルンフェルスへの入口を示す表示があると記憶する。

 長男と二人走った天橋立ツアー、日本一周ツアー等で4〜5回はこの案内を見たのではないか? その度に心惹かれるものを感じながらも通過するだけだった。

 今回の輪行ツアー最大の目的は、この憧れの須佐ホルンフェルスを訪ねることだった。

 スマイリーさんの息子さんが足を攣らせたほどの厳しい勾配の坂の先に我々が目にしたのは、、、


 写真右手前、黒く突き出て見えるのが『それ』です。
 正直些か失望です。余りにも期待が大きかったので・・。
竜宮へ戻る亀のような沖に浮かぶ岩礁により惹かれました。

 気を取り直し長く細い道を辿り『そこ』へ行くと平らな岩床が広がっている。恐る恐る先へ進むと岩床は途切れ下には人を吸い込みそうな深く青い海が! 思わず後退り・・。その深い裂け目の先にはまた別の岩床があります。


 滑って転んでは一大事! 裸足になって岩床の裏手に回り『それ』を見上げるとその大きさが実感できる。


 少し離れて見ると先端部の岩床と一体になって海に没しているのがはっきりとわかる。


 その意外な?大きさを実感できるよう『それ』の傍に立ってみた。


 崩れ落ちてこないかと内心冷や冷や・・。
 この断崖に続くのもまた断崖。呼子の七ツ釜のように大きな開口部が覗いている。


 その断崖の先にある緑の山の周辺部には、だいだらぼっちが投げ捨てたかのようにごろんと巨大な岩がある。


 時間があれば、あちこち歩き回ってみたいもの!

 岩床へ引き返そうとして、興味深い岩石があちこちにあるのに気が付いた。一枚一枚剥がせそうな岩。


 そして、巨大な樹木の化石のような黒い岩。


 須佐ホルンフェルスは、波打ち際まで行って眺めるもの! 悠久の時の流れを感じさせる場所! 期待を裏切らない景色だった。

 スマイリーさん、何から何までお世話になりました。また是非一緒しましょう! 出来れば息子さんも一緒に。
 5月17日、予定通り萩・須佐ホルンフェルス輪行ツアーを実施、北長門海岸国定公園編と須佐ホルンフェルス編に分けて報告します。

 朝5時、スマイリーさんの車に拾ってもらい福岡出発! 参加はスマイリーさん父子と私の3人。

 刻々と変化する朝焼けの空、朝靄に包まれた山水画の世界を賑やかに楽しみながら萩へ向かいます。

 最初に自転車を停めたのは明神池。


 朝8時、観光客の全くいない静けさの中で素晴らしい眺めを独占。海と繫がっている池には『美味しそうな』(笑)海の魚が群れをなして泳いでいます。エイの姿も目撃!

 明神池から先は青い空、澄み切った海、沢山の島や岩、それに瑞々しい新緑が我々の心を鷲づかみ!


 糸島・唐津の景色を思わせるところもあるが、、、スケールが違う!


 釣り人は魚影を確認しながら釣り糸を投げ入れているのでは? と思うほどの圧倒的な透明感の海が広がる。こんな所でなら自分も、、、


 海沿いの景色に惹かれて海岸へ降り立つこと幾度? ペースを気にせず、時も忘れて自然を満喫する我々でした。


 本道を避け、山間の道を走る我等には、車のドライバーが決して目にすることのない絶景のご褒美が授けられる。


 点在する限界集落?の住民の車が走るだけ、自転車専用状態の道で軽快な走りを楽しみます。


 この鉄橋の存在を知っている人は何人いるだろう?!
 スマイリーさん父子も、文字通りスマイリーな走り!


 天気にも恵まれ素晴らしい景色に酔い痴れた旅でした。
 『えっ、他に何が良かった』 ってですか?

 須佐ホルンフェルスは別に報告するとして、、あと一つ。

 『須佐男命いか』(みこといか)。『穂の花』たまたま入ってラッキーでした! 日本広しと言えど、この店でしか食べられないイカの刺身。部位毎に供される刺身の絶妙な味わいは言葉では言えません。

     (呼子のイカ、実はほとんど須佐産だそうです!)

 最後に、先頃世界遺産に登録勧告された萩反射炉も賑わいを見せていました。


 日曜サイクリング、早速『麦の香り』今日のセレクト!


 出発1時間半足らずで麦の香り到着! 最近の uruman さんの走りには圧倒される。風を引き裂く勢いでグイグイ。お陰で腹が減りました・・。

 サービスがあった訳ではないが勢いで5個も購入。とても食べれる量じゃありません・・。イートインの席を空けてくれた隣のお客にサービス!

 しか〜し、補給空しくurumanさんに付いて行けない・・。

 斯くなる上は、苦しい時の錦織頼み! コンビニで錦織スペシャルのエネルギージェル買い上げ。


 またしか〜し、なっなんと〜ポケットに入れたまま家までお持ち帰りのお粗末・・。アホ〜〜!

 乳酸が溢れる太腿だったが、健気に健闘してくれた! 何とか遠賀川到着。上流側中間・八幡西区方面の眺め。


 そして、河口側芦屋方向の眺め。


 その後もurumanさんの地理不案内を幸い、マイペースでのスペースワールド到着。(urumanさん今回が初自転車北九州ツアー)


 ここまで来れば後は誤魔化せます・・。

 門司駅付近では、お気に入りのレトロな雰囲気の赤煉瓦を出しに中休止。もう完全に私のニコニコペース。(笑)


 しかし、今日の目的地は門司港レトロの先なんです。関門トンネル人道へ自転車を進めます。

 トンネル入口で一人の青年に目が止まる。経験者の嗅覚が働くんです! ピンポ〜ン! 日本一周を目標に昨年7月関東出発。1万3千㎞を走破して、今まさにゴールのある本州突入!

 撮るべき写真も分かります。『さらば九州! ただいま本州』


 下関のトンネル出口で uruman さんとお見送り! 名前も聞かなかったけれど、これからも顔晴って下さいね!

 さて、いよいよ今日のツアーも大詰め。

 目的地──唐戸市場──で私が選んだのは、


 大エビの唐揚げの香ばしい薫りに抵抗出来ませんでした。それに、雲丹・マグロ丼の味ときたら〜〜もう最高!

 豪快に胃袋にたたき込みました!


 関門海峡の潮流の豪快さにも負けしまへん! 正に至福の時を過ごしました。更に門司港駅から帰りの車中ではミニ宴会! こんなに贅沢して宴会?

 いい筈ありません。お土産付きでした。翌朝体重1㎏増・・。



 5時過ぎ我が家を出発。博多駅でurumanさんと合流し、新幹線・在来線と乗り継いで7時前下関到着。R191を響灘沿いに北上。10時過ぎ、やっと海の向こうに角島大橋の姿を捉えた。

 そして、遂に角島大橋到着!
 天気も味方して、海と空が美しさを競っている!


 吾が愛車も主そっちのけで景色に酔っている!


 道の駅ではプリップリの刺身に舌鼓。


 その道の駅の目と鼻の先には果てしない海が広がる。
 それにしてもこの青の凄さは一体何だろ?


 これが背景ならどんなカップルも映画の主人公?


 もっとも我々は野郎二人連れだけど・・。

 いつまでものんびりと角島に浸っていたい気分であるが、門司までまだ60㎞の帰路が待っている。後ろ髪を引かれる思いで道の駅を後にします。

 角島大橋を渡り終えたところで、今一度その姿をカメラに収めてお別れです。


 さらば角島! 


 自転車走行距離120㎞。今回は角島・角島大橋紹介の記事になりました。
 urumanさん、来月は秋と山を楽しみましょう!


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