人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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今日は鶴見岳一気登山じゃ!
 
 『別府の海岸から鶴見岳山頂まで登りませんか』ヒロさんからの誘いに一発即決参加決定!  しか〜し、体調・足調に不安がありSOS発信、犠牲的敬老精神を発揮してくれたのは教え子の冨岡君。3人でのチャレンジになった。
 
 海抜0mから1375mまで一気登山、冒険心をくすぐられる。正真正銘謳い文句に偽り無し。念には念を入れた証拠写真をご覧あれ!
 

 

 
 海抜マイナス10cmからのスタート! 靴が濡れたぜ・・。
 

 
 上の写真奥の山は高崎山、目指す鶴見岳は歩道橋の先。
 『低い〜』ですと?
 標高1375m、地図でご確認あれ!
 

 
 最初の3km程は境川の河川敷。人一人通るのがやっとの所が何ヶ所もあり渋滞の連続。前半の1/3は牛歩、満開の桜が慰めだった。
 

 
 河川敷を抜け、家並みを抜けると時折別府湾が姿を見せる。
 

 
 やがて、爽やかな新緑の中を歩く。
 

 

 
 晴天の暑い中、緑の木立を縫って気持ちよく歩き、11時半を回った頃ハーフコースのゴール到〜着〜!
 鶴見岳ロープウェイ乗り場近い標高480〜490m、スタートから約2時間15分、走破距離約6.5km地点だ。
 
 『後はロープウェイ終点まで登るだけ、楽勝やん!』
 

 

 
 山頂ゴールまであと一息。いざ、ロープウェイ乗り場出・発〜!
 
 しか〜し、その意気込み、1時間とは保たなかった・・。
 来し方行く末、見下ろしても見上げても、人、人、また人。
 
 力が入らない。ともすれば足元がふらつく。登れど登れど続く激坂。只々山頂の出現を願い、裏切られ、絶望的気分・・。
 

 

 
 ヒロさん・冨岡君の励ましがなかったら、へたり込んだに違いない。夜明けの前が一番辛い。終わりのない坂はない。その通〜〜り!
 
 見よっ! 由布岳、国東半島、別府湾! 水平線上には四国?
 感動のゴール!!
 

 

 

 

 
 ヒロさん、冨岡君、お二人のおかげでゴールできました。また面白いイベント一緒してください。楽しみにしてます!
べっぷ鶴見岳一気登山:11km  4:38:55
 
 
 
 しかし、あのゴール前は何だったんだろう! そして思い出した、北岳登山初日の出来事を。ガス欠だ〜! あの時と同じ状態だった。
 今回、訳あってほぼ朝食抜き状態で登山に臨んだのだ。そして、再三補給の助言を受けたのに、見栄張って我慢してしまった・・。
 
  
 最低目標の5時間内登頂は果たしたが、近々再挑戦、4時間内完走を達成するつもりだ。勿論、朝食をしっかり食べてね。(笑)
〜9月 9日〜
 
 今日はマラソン合宿練の朝。無様な走りはできないと、筋肉活入れ全力走のイメージで上智5kmJOG実施。
 
 10時、宮﨑夫妻が自宅に迎えに来てくれた。いよいよ合宿練に出・発! 先ずは佐賀ダイレックスへ向かう。ここで全員集合そしてバーベキューの食材購入。2台だったか3台だったか、カートに満載の買い物をするうちに、早くもワクワクしている自分に呆れた。(笑)
 
 昼食を済ませ車5台総勢10名で合宿場所、鳥羽院山荘を目指す。
 最後の4km程は今日のランコース。山間を縫う坂道、緩やかなのは最初だけ、勾配はきつくなる一方、下りどころか平坦路さえ無い・・。思わず武者震いだね。
 
 到着後、先ずは会場設営。テント・パラソルからテーブル、チェアそしてBBQ用品等々ほとんどは何川君持参。ありがとう!

 手慣れた若手の活躍で手際良く設営完了。

 

 
 そして3時、金印マラソン・福岡マラソン出走組全員集合!

 

 ラン本番の証拠写真がないのは好都合。(笑)
 
 若手が会場周辺を500mほど走る間、先発して下るハンディを貰い、折り返し点までは抜かれないぞと臨んだ。しか〜し、奮闘努力の甲斐もなく折り返しを前にゴールへ上り返す若手とすれ違う展開・・。
 
 だがまた、しか〜し、約4km・高度差180mの坂を歩かず完走できたのは大いなる収穫、おまけに平均ペース730は望外の結果!
鳥羽院山荘7kmJOG:730
 
 熾烈なトップ争いあり、ゴール見落とし上り続けた猛者ありの第1回合宿ランは全員完走で終わり、互いの健闘を讃えノーサイド。
 島尾君! マラソン本番はゴールで止まろう!(笑)
 
 汗を流したら即一致団結、買い込んだ大量のビールやら食材をリレーしてBBQ準備。

 5時には焼き方始め〜っ! 焼肉奉行は岡君。

 

 総料理長茂刈君と女性陣の極旨もつ鍋で焼き肉もビールもすすむ。

 時効成立の高校時代の話題で盛り上がり、話はいつ終わるともなく延々と続く、続く!

 

 

 

 教え子たちとこんな時間を共有できる日が来ようとは!
 至上の贅沢、究極の贅沢な時間が過ぎていった。
 
〜9月10日〜
 
 『空き瓶や強者どもが饗宴のあと』(笑)
 
 これほんの一部。飲みも飲んだり空になったビール缶の数知れず!

 朝6時過ぎ、朝練に備える若手。

 

 我ただ一人ウォーキングの出立ち・・。

 揃ってゆっくりジョギングに出かける若手。

 しか〜し、最後はちょっぴり競争モード?

 
 我々を待ち受けるのは、総料理長と手作りのサンドイッチ。三食昼寝付きで遊び呆けた我々。この世の極楽だったね〜! 本当にありがとうございました。

 
 それに美味しいのなんのって、完全にプロの味、サンドイッチ専門店と比べても遜色のない、いや専門店を超える味わいでした!

 
 いつまでも味わっていたい贅沢な合宿練習、本当に心から楽しく過ごした二日間だった。
 
 しか〜し、何事にも終わりがある。千葉から参加の西浦君には息子と孫のお出迎え。良い雰囲気の三世代だね!

 
 解散前にもう一度、武蔵台高等学校三期生集合!

 
 今回も大変お世話になりました。贅沢な時を味わいました。『来年の合宿は、、、』の声も上がっていたけど是非、、。
 
 では、金印マラソン、福岡マラソンで会いましょう!
初日は1500mを直登、昨日、北岳〜間ノ岳往復で疲労は溜まってる筈だが、心配・ご・無・用。今日は下山だし、朝食を済ませ弁当もある。更に、予定を早め5時半前肩の小屋を出発した!
 
も一つおまけに、初日難儀した『草すべり』ルートを回避し、二俣経由で下山することにした。

 
出発直後こそガスがかかり肌寒かったが、すぐに晴天になり暑さに耐えながらの山行になった。徐々に近付く白い雪渓が癒やしの景色。

 

 
癒やしの景色だが、北岳との別れの時を感じる景色でもあった。

 

 
二俣到着、雪渓から流れてきた冷たい水で、喉を潤し帽子を濡らした。雪渓の眺めもここまで。

 
高山の花たちともお別れだ、今日も元気をもらったよ!

 

 

 
そして、遂に白根御池小屋到着。時間まだ8時少々。弁当には早すぎる。今日もアイスで元気回復。余裕の最終日。

 
この時、下りの厳しさを間もなく思い知らされるとは夢にも思わなかった。二日間で疲労がピークに達していたのかもしれない。
 
しか〜し、当初予定より早い10時過ぎ全員無事下山。終わり良ければ全て良し、だよね!


 

 
さらば北岳!

 
  
 
翌20日飛び切りのビールと運命的出会い。『青い富士山』

 
しか〜し、この景色がやっぱ一番だぜ!
 


登山二日目18日、ご来光を拝もうと4時過ぎ外へ出た。
  
刻々と空の表情が変わる。

 
富士山ともご対面!

 
そしてご来光! 4時42分

 
モルゲンロート!

 

 
朝食前の贅沢! 一度は日本アルプスに登りたい。そこから霊峰富士を眺めたい。その夢は叶ったね!
 
しか〜し、その贅沢で満腹とはしないね。昨日の轍は踏まない、朝食後弁当受け取り6時出発。今日は北岳・間ノ岳往復縦走。
 
疲労は残るが、40分程で北岳3193m撃破!
仙丈ヶ岳は昨日より一段低くなり、その先が見晴らせる。

 
甲斐駒ヶ岳も近付いた印象だね。

 

 

 
そして富士山! 標高が200m高くなると印象も違う。

 
だが、今日一番の目的は眺望ではない。
 
今ここにはもう2人立ってる筈、だった。脚の不調で不参加の羽田野君、それにスイスで滑落、帰らぬ人となった木内君。その木内君の御霊の安寧を祈り供養するのが大きな目的だ。
 
園田君が場を定め全員祈りを捧げた。
 
 
写真の木内君と四人で記念撮影。

 
気持ちを切り替え、7時前北岳を後にした。それにしても富士山の存在感は凄い。威圧的なところはないが、凛として気高い。

 
登山路脇のハイマツの根だろうか、富士に負けぬ存在感を感じた。厳しい風雪に耐えた逞しさ故か。

 
北岳から下り基調だが、勾配は急でガレ場も多く気が抜けない。

 
尚か〜つ、登山路は延々と続く。遥か下に赤く北岳山荘、そこから再び登って中央右寄り高い山辺りが間ノ岳。往復できる・・?

 
北岳山頂から苦闘2時間、9時前中白峰山3055m撃破!

 
中白峰山から望む間ノ岳(右端)意外に近い?

 
と喜んだが、目と鼻の先の天辺に小さな人影を認め絶望・・。

 
険しい行く手に心が折れそうだ。

 
しか〜し、進むほどに遠のく間ノ岳もいよいよ近い。

 
中白峰山から1時間、10時過ぎ間ノ岳3190m撃破!

 
素晴らしい眺望が、それまでの疲れを吹っ飛ばしてくれた。

 
寄せ来るガスと富士に、葛飾北斎の神奈川沖浪裏が重なった。

 
道は更に、次の農鳥岳3025mへ続く。

 
しかし、我々は間ノ岳が終点、北岳の肩の小屋へ戻る。

 
望遠レンズのように北岳が手繰り寄せられたら良いのだが・・。
『君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも』

 
往路2時間のルートを引き返す。日差しと険しいアップダウンで体力消耗したが、今日も高山植物に力をもらった。

 

 

 

 
それにガス欠の昨日と違い復路、中白峰山で弁当を食べ、北岳山荘ではアイスで、エネルギー充填100%!
 
しか〜し、
 これが最大エネルギー源!


 

 

 
帰路間ノ岳を発って間もなく、雪渓に立ち寄り天国を味わった。
この至福のひととき、決して忘れない!
 
2時半前、無事肩の小屋帰着。
時に令和5年7月17日、午前4時前起床した。既に夜は明けつつあり、早々と出かけて行く登山者たちの姿があった。
 
ここは我らが宿、山梨県南アルプス市の広河原山荘。設備が整って山小屋と言うよりホテルの趣。

 
山荘周辺を散策中に北岳と覚しき写真を撮ったが、帰宅して編集中に驚きの発見。なんと今日泊まる肩の小屋が写っていたのだ!

 

 
我々は山荘で朝食を済ませ、7時前北岳の肩の小屋を目ざし出発した。同行するのは園田君と山﨑君。険しそうな山容に期待半分・不安半分ってとこか。

 
山荘前を流れる野呂川を渡ると直ぐに登山開始!

 
木々を縫う登山路は晴天の日差しが和らいでありがたかったが、スタート直後から結構な勾配で、まだ半覚醒の体には堪えた。

 
しかも、歩を進める毎に道は険しく正に直登、直登、直登の連続。平坦な道や下りは一切ない・・。写真は必死に励ましてくれた可憐な花の一枚だけ。

 
格闘3時間、這々の体で白根御池小屋到着。これまでで『最強・最悪の直登』が三人一致の感想。

蛇足ながら、ここで小さな問題発生。山小屋で食料補給できなかったのだ。しか〜し、アイスクリームと冷たい水で元気復活。時間はまだ10時前、2時には肩の小屋到着、問題ナッシング!

 

 
白根御池からルートは2つ、我々は『草すべり』の直登ルートを選んだ。見上げるような登りだが、な〜にあそこを登ってその先のあそこまで行けばOK。勇躍アタック開始!

 
しかし、そんな思いは長く続かなかった。『あそこ』は逃げ水、あそこに着く度に、また新たなあそこが出現。心が折れそうだった。
 
写真を撮る意欲も湧かない。しかし、ふと気付くと木々の様子が違う。強風のせいか、積雪のせいか、木の幹が押し曲がっている。

 
有り難いことだ、何事にも終りがある。悪戦苦闘すること2時間、開けた場所に出た。
途端すっと気が抜け意識が遠のき倒れそうな気がした。立っているのが精一杯、今にして思えばガス欠状態だったのだ。

 
この先、高山植物に力をもらった。花を見つける度に写真撮影。しか〜し、確かに花は魅力的だったが、実は体を休ませようとする無意識の防御行為だったと感じる。

 

 

 

 
苦しい写真撮影?40分、遂に尾根に出た。小太郎山分岐点到着。

 
指さす峰の裏手が多分肩の小屋! 嬉しさ見え見えだね〜。

 
しかし、間近な筈が遠く険しい。

 
いよいよロープに取り付く段になって滑落の危険を感じた。崖を前に荷物を下ろし、湯を沸かしてコーヒーを淹れた。普段と違って砂糖入り。砂糖入れない派の山﨑君がなんと砂糖2つご所望。

 
大自然に乾杯! 温かいコーヒーが五臓六腑に沁み渡る。

 
コーヒーパワーで崖なんか楽々クリア、2時前肩の小屋到着!
 
小屋の手前に『北岳に来ただけ』の標示。一日の苦闘を思うとちょっと微妙。
到着早々のビールのカップには山のイラストに添え『おつかれ山』ここの主人とは趣味が合うかも。(笑)

 
山小屋の西?には仙丈ヶ岳3033m

 
目を右にやると甲斐駒ヶ岳2967mの雄姿。

 
夕食時の奇跡、テーブルに座り合わせた同窓生3人グループ2組。片や昭和22年名古屋生まれ、片や昭和23年福岡生まれ。

 
夕食後、景色を見に今一度外へ。雲が多く富士山は見えない。

 
陽は西に傾いている。

 
ふと曇った東の空に目をやると、ブロッケン現象!
雲に虹の輪ができて、その中心に我ら3人!

 
次の写真では、脚を開きカメラを構えた我が姿が見て取れる。

 
今日の我等の奮闘に神からの贈り物だね!
さあ、早く寝て疲れを取ろう。あ〜した天気にな〜れ!


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