人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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〜9月 9日〜
 
 今日はマラソン合宿練の朝。無様な走りはできないと、筋肉活入れ全力走のイメージで上智5kmJOG実施。
 
 10時、宮﨑夫妻が自宅に迎えに来てくれた。いよいよ合宿練に出・発! 先ずは佐賀ダイレックスへ向かう。ここで全員集合そしてバーベキューの食材購入。2台だったか3台だったか、カートに満載の買い物をするうちに、早くもワクワクしている自分に呆れた。(笑)
 
 昼食を済ませ車5台総勢10名で合宿場所、鳥羽院山荘を目指す。
 最後の4km程は今日のランコース。山間を縫う坂道、緩やかなのは最初だけ、勾配はきつくなる一方、下りどころか平坦路さえ無い・・。思わず武者震いだね。
 
 到着後、先ずは会場設営。テント・パラソルからテーブル、チェアそしてBBQ用品等々ほとんどは何川君持参。ありがとう!

 手慣れた若手の活躍で手際良く設営完了。

 

 
 そして3時、金印マラソン・福岡マラソン出走組全員集合!

 

 ラン本番の証拠写真がないのは好都合。(笑)
 
 若手が会場周辺を500mほど走る間、先発して下るハンディを貰い、折り返し点までは抜かれないぞと臨んだ。しか〜し、奮闘努力の甲斐もなく折り返しを前にゴールへ上り返す若手とすれ違う展開・・。
 
 だがまた、しか〜し、約4km・高度差180mの坂を歩かず完走できたのは大いなる収穫、おまけに平均ペース730は望外の結果!
鳥羽院山荘7kmJOG:730
 
 熾烈なトップ争いあり、ゴール見落とし上り続けた猛者ありの第1回合宿ランは全員完走で終わり、互いの健闘を讃えノーサイド。
 島尾君! マラソン本番はゴールで止まろう!(笑)
 
 汗を流したら即一致団結、買い込んだ大量のビールやら食材をリレーしてBBQ準備。

 5時には焼き方始め〜っ! 焼肉奉行は岡君。

 

 総料理長茂刈君と女性陣の極旨もつ鍋で焼き肉もビールもすすむ。

 時効成立の高校時代の話題で盛り上がり、話はいつ終わるともなく延々と続く、続く!

 

 

 

 教え子たちとこんな時間を共有できる日が来ようとは!
 至上の贅沢、究極の贅沢な時間が過ぎていった。
 
〜9月10日〜
 
 『空き瓶や強者どもが饗宴のあと』(笑)
 
 これほんの一部。飲みも飲んだり空になったビール缶の数知れず!

 朝6時過ぎ、朝練に備える若手。

 

 我ただ一人ウォーキングの出立ち・・。

 揃ってゆっくりジョギングに出かける若手。

 しか〜し、最後はちょっぴり競争モード?

 
 我々を待ち受けるのは、総料理長と手作りのサンドイッチ。三食昼寝付きで遊び呆けた我々。この世の極楽だったね〜! 本当にありがとうございました。

 
 それに美味しいのなんのって、完全にプロの味、サンドイッチ専門店と比べても遜色のない、いや専門店を超える味わいでした!

 
 いつまでも味わっていたい贅沢な合宿練習、本当に心から楽しく過ごした二日間だった。
 
 しか〜し、何事にも終わりがある。千葉から参加の西浦君には息子と孫のお出迎え。良い雰囲気の三世代だね!

 
 解散前にもう一度、武蔵台高等学校三期生集合!

 
 今回も大変お世話になりました。贅沢な時を味わいました。『来年の合宿は、、、』の声も上がっていたけど是非、、。
 
 では、金印マラソン、福岡マラソンで会いましょう!
初日は1500mを直登、昨日、北岳〜間ノ岳往復で疲労は溜まってる筈だが、心配・ご・無・用。今日は下山だし、朝食を済ませ弁当もある。更に、予定を早め5時半前肩の小屋を出発した!
 
も一つおまけに、初日難儀した『草すべり』ルートを回避し、二俣経由で下山することにした。

 
出発直後こそガスがかかり肌寒かったが、すぐに晴天になり暑さに耐えながらの山行になった。徐々に近付く白い雪渓が癒やしの景色。

 

 
癒やしの景色だが、北岳との別れの時を感じる景色でもあった。

 

 
二俣到着、雪渓から流れてきた冷たい水で、喉を潤し帽子を濡らした。雪渓の眺めもここまで。

 
高山の花たちともお別れだ、今日も元気をもらったよ!

 

 

 
そして、遂に白根御池小屋到着。時間まだ8時少々。弁当には早すぎる。今日もアイスで元気回復。余裕の最終日。

 
この時、下りの厳しさを間もなく思い知らされるとは夢にも思わなかった。二日間で疲労がピークに達していたのかもしれない。
 
しか〜し、当初予定より早い10時過ぎ全員無事下山。終わり良ければ全て良し、だよね!


 

 
さらば北岳!

 
  
 
翌20日飛び切りのビールと運命的出会い。『青い富士山』

 
しか〜し、この景色がやっぱ一番だぜ!
 


登山二日目18日、ご来光を拝もうと4時過ぎ外へ出た。
  
刻々と空の表情が変わる。

 
富士山ともご対面!

 
そしてご来光! 4時42分

 
モルゲンロート!

 

 
朝食前の贅沢! 一度は日本アルプスに登りたい。そこから霊峰富士を眺めたい。その夢は叶ったね!
 
しか〜し、その贅沢で満腹とはしないね。昨日の轍は踏まない、朝食後弁当受け取り6時出発。今日は北岳・間ノ岳往復縦走。
 
疲労は残るが、40分程で北岳3193m撃破!
仙丈ヶ岳は昨日より一段低くなり、その先が見晴らせる。

 
甲斐駒ヶ岳も近付いた印象だね。

 

 

 
そして富士山! 標高が200m高くなると印象も違う。

 
だが、今日一番の目的は眺望ではない。
 
今ここにはもう2人立ってる筈、だった。脚の不調で不参加の羽田野君、それにスイスで滑落、帰らぬ人となった木内君。その木内君の御霊の安寧を祈り供養するのが大きな目的だ。
 
園田君が場を定め全員祈りを捧げた。
 
 
写真の木内君と四人で記念撮影。

 
気持ちを切り替え、7時前北岳を後にした。それにしても富士山の存在感は凄い。威圧的なところはないが、凛として気高い。

 
登山路脇のハイマツの根だろうか、富士に負けぬ存在感を感じた。厳しい風雪に耐えた逞しさ故か。

 
北岳から下り基調だが、勾配は急でガレ場も多く気が抜けない。

 
尚か〜つ、登山路は延々と続く。遥か下に赤く北岳山荘、そこから再び登って中央右寄り高い山辺りが間ノ岳。往復できる・・?

 
北岳山頂から苦闘2時間、9時前中白峰山3055m撃破!

 
中白峰山から望む間ノ岳(右端)意外に近い?

 
と喜んだが、目と鼻の先の天辺に小さな人影を認め絶望・・。

 
険しい行く手に心が折れそうだ。

 
しか〜し、進むほどに遠のく間ノ岳もいよいよ近い。

 
中白峰山から1時間、10時過ぎ間ノ岳3190m撃破!

 
素晴らしい眺望が、それまでの疲れを吹っ飛ばしてくれた。

 
寄せ来るガスと富士に、葛飾北斎の神奈川沖浪裏が重なった。

 
道は更に、次の農鳥岳3025mへ続く。

 
しかし、我々は間ノ岳が終点、北岳の肩の小屋へ戻る。

 
望遠レンズのように北岳が手繰り寄せられたら良いのだが・・。
『君が行く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もがも』

 
往路2時間のルートを引き返す。日差しと険しいアップダウンで体力消耗したが、今日も高山植物に力をもらった。

 

 

 

 
それにガス欠の昨日と違い復路、中白峰山で弁当を食べ、北岳山荘ではアイスで、エネルギー充填100%!
 
しか〜し、
 これが最大エネルギー源!


 

 

 
帰路間ノ岳を発って間もなく、雪渓に立ち寄り天国を味わった。
この至福のひととき、決して忘れない!
 
2時半前、無事肩の小屋帰着。
時に令和5年7月17日、午前4時前起床した。既に夜は明けつつあり、早々と出かけて行く登山者たちの姿があった。
 
ここは我らが宿、山梨県南アルプス市の広河原山荘。設備が整って山小屋と言うよりホテルの趣。

 
山荘周辺を散策中に北岳と覚しき写真を撮ったが、帰宅して編集中に驚きの発見。なんと今日泊まる肩の小屋が写っていたのだ!

 

 
我々は山荘で朝食を済ませ、7時前北岳の肩の小屋を目ざし出発した。同行するのは園田君と山﨑君。険しそうな山容に期待半分・不安半分ってとこか。

 
山荘前を流れる野呂川を渡ると直ぐに登山開始!

 
木々を縫う登山路は晴天の日差しが和らいでありがたかったが、スタート直後から結構な勾配で、まだ半覚醒の体には堪えた。

 
しかも、歩を進める毎に道は険しく正に直登、直登、直登の連続。平坦な道や下りは一切ない・・。写真は必死に励ましてくれた可憐な花の一枚だけ。

 
格闘3時間、這々の体で白根御池小屋到着。これまでで『最強・最悪の直登』が三人一致の感想。

蛇足ながら、ここで小さな問題発生。山小屋で食料補給できなかったのだ。しか〜し、アイスクリームと冷たい水で元気復活。時間はまだ10時前、2時には肩の小屋到着、問題ナッシング!

 

 
白根御池からルートは2つ、我々は『草すべり』の直登ルートを選んだ。見上げるような登りだが、な〜にあそこを登ってその先のあそこまで行けばOK。勇躍アタック開始!

 
しかし、そんな思いは長く続かなかった。『あそこ』は逃げ水、あそこに着く度に、また新たなあそこが出現。心が折れそうだった。
 
写真を撮る意欲も湧かない。しかし、ふと気付くと木々の様子が違う。強風のせいか、積雪のせいか、木の幹が押し曲がっている。

 
有り難いことだ、何事にも終りがある。悪戦苦闘すること2時間、開けた場所に出た。
途端すっと気が抜け意識が遠のき倒れそうな気がした。立っているのが精一杯、今にして思えばガス欠状態だったのだ。

 
この先、高山植物に力をもらった。花を見つける度に写真撮影。しか〜し、確かに花は魅力的だったが、実は体を休ませようとする無意識の防御行為だったと感じる。

 

 

 

 
苦しい写真撮影?40分、遂に尾根に出た。小太郎山分岐点到着。

 
指さす峰の裏手が多分肩の小屋! 嬉しさ見え見えだね〜。

 
しかし、間近な筈が遠く険しい。

 
いよいよロープに取り付く段になって滑落の危険を感じた。崖を前に荷物を下ろし、湯を沸かしてコーヒーを淹れた。普段と違って砂糖入り。砂糖入れない派の山﨑君がなんと砂糖2つご所望。

 
大自然に乾杯! 温かいコーヒーが五臓六腑に沁み渡る。

 
コーヒーパワーで崖なんか楽々クリア、2時前肩の小屋到着!
 
小屋の手前に『北岳に来ただけ』の標示。一日の苦闘を思うとちょっと微妙。
到着早々のビールのカップには山のイラストに添え『おつかれ山』ここの主人とは趣味が合うかも。(笑)

 
山小屋の西?には仙丈ヶ岳3033m

 
目を右にやると甲斐駒ヶ岳2967mの雄姿。

 
夕食時の奇跡、テーブルに座り合わせた同窓生3人グループ2組。片や昭和22年名古屋生まれ、片や昭和23年福岡生まれ。

 
夕食後、景色を見に今一度外へ。雲が多く富士山は見えない。

 
陽は西に傾いている。

 
ふと曇った東の空に目をやると、ブロッケン現象!
雲に虹の輪ができて、その中心に我ら3人!

 
次の写真では、脚を開きカメラを構えた我が姿が見て取れる。

 
今日の我等の奮闘に神からの贈り物だね!
さあ、早く寝て疲れを取ろう。あ〜した天気にな〜れ!
 6月12日、雨が心配される予報だったが、自認晴れ男二人を擁する我々の前に八大龍王も鳴りを潜め霧雨の朝だった。おにぎりで軽い朝食をとり、牧ノ戸峠登山口へ向かった。
 
 7時過ぎ、登山開始!


 暫く石段にうんざりするが、10分ほどで展望台。
 遠く雲海に浮かぶ由布岳、

 
 眼下の牧ノ戸峠駐車場、そしてその先遠く青く連なる脊振山地の景観に力を再充電。

 
 再充電効果に加え妍を競う山野草に、疲れは感じない。そんな山野草をご紹介。

 

 

 

 
 特に感激だったのはミヤマキリシマ。牧ノ戸峠〜久住山で見たミヤマキリシマは今回が一番!

 

 

 晴天なら暑さも加わり難儀しただろうが、今日は曇天、かつ頻繁にガスが懸かって快適な登山日和だった。
 
 花とガスの織りなす幽玄な景色の中を歩くこと約2時間、星生崎を迂回し避難小屋前広場に9時半到着。

 

 景色をおかずに小腹を満たし、目指すは久住山。
 
 20分程で久住山撃破〜!

 しか〜し、久住登山は挨拶代わり。今回のメインは御池・中岳そして天狗ヶ城。
 
 カメラを向けると、天狗ヶ城はガスの中。

 
 更に進むとガスが晴れ、手前天狗ヶ城、奥に中岳。

 
 天狗ヶ城・御池の分岐から振り返るとガスに霞んだ久住山。

 
 御池・中岳・天狗ヶ城を目指す切っ掛けは地図。九州最高峰の中岳、天狗ヶ城の名、それらに守り囲まれた御池。地図を見る度、歩いてみたいと思わされたものだ。
 
 そんな恋人に、ご・対・面!
ここで青空がほしかった〜。『御池と逆さ中岳に青空』は次回?

 
 御池の奥から見る天狗ヶ城。

 
 中岳と天狗ヶ城の鞍部まで来てガスが一段と濃くなったが、全員一致で中岳を目ざした。

 
 九州本土最高峰、中岳1791m撃破!

 

 
 ガスも濃くなり、御池周りと天狗ヶ城登頂の二手に分かれた。

 
 中岳を振り返る。

 
 天狗ヶ城から望む御池。

 
御池と久住山の見える景色。

 
 三俣山も硫黄山もガスに包まれていた。

 

 

 
 久住山を背景に最後の集合写真。さらば久住山!

 
 三俣山が最後に全貌を見せてくれた!


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