人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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人情健在なり編

  昨夜は一面の星に感動、その感動が早起きをさせた。そして再びご対面〜。それが次の写真。


 『何も見えないじゃん』って? 『よ〜く見てよ!』 星は最低でも10以上は写ってまっせ。

 現場の感動を伝える撮影技術はないが、早起きのお陰で高原の朝を満喫できた。

 今日登る大船山の背後から明けてくる一日。

 目覚めゆく坊がつる。

 そして、朝の光に輝くススキ。

 7時半、楽しさ詰まった法華院温泉山荘をスタート。高原の冷気を胸いっぱいに取り込みながら坊がつるを進む。

 そして、8時いよいよ登山口、大船山へアタック開始!

 登ること約1時間、振り返れば思い出残した法華院温泉。昨日一日、目を楽しませてくれた三股・硫黄・星生が連なる。


 更に歩くこと30分ほどで尾根筋到着。しか〜し、大船山はまだ遠く高い。心が折れかけるが、なんのなんの顔晴らにゃ〜!


 顔晴る価値があるかないか、山頂からの景色が答えてくれる筈。さぁ、一緒に答えを検討しましょう!






 山頂のすぐ先に池がある。火口湖『御池』(おいけ)ここは季節が半歩先を行ってる感じ。叶うものなら空や紅葉が写り込んだ様を見たいもの。


 登り始めて2時間、標高1786m大船山(たいせんざん)制覇! こんな景色を独り占めした我等は幸せ者!


 この後、北大船山経由で平治岳に向かった。北大船山を過ぎてしばらく、大船山を振り返ったのが次の写真。中央部の窪地が『米窪』これも元は火口だったらしい。


 この時期、このコースを歩いたのは失敗だった・・。ミヤマキリシマの開花時期なら最高だろうが、今はシーズンオフ。

 両側の枝が顔に当たるわ、リュックに引っかかるわで歩きにくいことこの上ない。眼下に坊がつるを眺めながら歩き、食事する予定は予定で終わった。

 唯一の救いはミヤマキリシマの狂い咲き。温暖化の影響だろうか、あちこちで疲れを癒やしてくれた。


 しかし、登山路は歩き易いとは言い難く、登山二日目でもあり、平治岳登山は断念した。平治岳・坊がつる・男池の分岐である大戸越(うとんごえ)で、昼食を取り帰路に就くことに決めた。

 この決定から新しい出会いが生まれようとは、人生何が幸いするかわからない。ふとしたことから先客の佐賀三人衆と話が弾んで、登山・自転車・マラソンを語り再会を期して別れた。

 趣味は人生の調味料!

 昼食休憩50分、現在午後1時。元気を少し取り戻し、ゴール長者原目指していざ出発!

 大戸越から長者原のコースタイム3時間、しかも車は更に先の牧ノ戸峠・・。疲れた体に鞭打って基本石ゴロゴロの登山路を、坊がつる、そして雨ヶ池越へと急ぐ。

 雨ヶ池越手前で大船山と最後の別れ、『さらば大船山!』



 雨ヶ池越間近で見事な花にご対面! 『マツムシソウ』

 山野草を趣味にする人の気持ちわかるな〜っ。

 雨の時期、池状態の雨ヶ池越を見てみたい。



 雨ヶ池越からの3km、長かった〜っ。脚はパンパン疲れた〜。

 しか〜し、見よ! 長者原前に広がる湿原。遂にゴール!


 問題は、しか〜し、この後。車は3〜4km先の牧ノ戸峠。

 ここで再度登場するのが佐賀三人衆。
 詳しい経緯は省くが、長者原で再び三度の再会となり、更に、三人揃っての休憩に代えて、お一人がわざわざ牧の戸まで車で送ってくださったのだ。二重三重の手間を厭わずに。

 人情、いまだ廃らず!

 とても自分には真似ができないことで、ご厚意、ご親切が心に染みた。  『本当にありがとうございました。』

 またご一緒する日があることを心より願っています。

 『よき出会い、よき友、よき自然に乾杯!』

 本日の踏破距離:12km
星生・星空ぞっこん編

 10月2日朝6時過ぎ、4人は九重山を目指し福岡を出発した。中止になった北海道幌尻岳登山の埋め合わせに急遽実現した1泊2日の登山である。

 牧ノ戸峠に駐車して、ほぼ予定通り8時半過ぎ牧ノ戸峠から登山開始! まだ緑の支配する山々だが、山の冷気に秋の深まりを感じながら歩く。



 小さいけれど、リンドウの花の青が目を引く。


 紅葉シーズン前だが、コロナを逃れ自然に親しむ登山者は多い。


 平坦な登山路が久住山に続くが、ちょっと予定変更。分岐で星生山への細い登山路に入った。


 結構な勾配だが、景色がそれを忘れさせる。特に地塘は存在感が大きく何度もカメラを向けた。




 辿って来た道は遠く下から続いてる。目が眩みそうだね。


 20分ほどで尾根筋に辿り着くと、更に素晴らしい眺め!

 手前に伸びる登山路は牧ノ戸峠〜久住別れの平坦路。その先遠く霞んで見えるのは阿蘇根子岳。

 福岡方向を眺めると、

 分岐から30分少々、標高1762m星生山撃破!


 星生山から星生崎までの眺望最高。星生山初登頂なれど、、、
惚れたぜ星生 No.1!

 見よ! 硫黄山、三俣山、その奥に平治岳、大船山。


 危険を覚える岩場も多いが、それが却って感動を盛り上げる。Mの極致ですな〜!(笑)


 明日のゴール長者原も遠く望める。 


 最後の登りを終えると星生崎、そこから下を覗き込むと、、、引き込まれそう、ちょっと背筋ひんやりしますねん・・。


 星生崎から下ること約20分、久住山避難小屋前から改めて星生崎を仰ぎ見る。(感動!)


 避難小屋前で昼食を取り温かいコーヒーを飲んだ。山登りで覚えた楽しみの一つは、温かいコーヒーの美味しさ、料理の楽しさ。それに、余分に水を運ぶとトレーニング効果も高まる。
 つまり一石二鳥って訳だ!(笑)

 この後はメインディッシュ久住山。山頂周辺の眺めをどうぞ!
 先ず星生山〜星生崎の眺め。目を凝らせば避難小屋も見える。

 
 硫黄山沿い北千里ヶ浜を望む景色。


 阿蘇の山々。


 遠く望むは由布岳だろうか。


 最後は宮崎方向の山々。


 避難小屋から25分、1時半久住山撃破。四人揃って標高1786m久住山で意気揚々。我等ベビーブーム世代、まだ若いもんにゃ負けへんで〜っ!


 久住山撃破で今日の予定は終わったも同然。後は法華院温泉山荘に行くだけだ。久住別れから北千里ヶ浜へ降り、硫黄山・三俣山を目標にひたすら歩く。


 硫黄山からは噴煙が上がっている。


 三俣山沿いに歩くと坊がつる前の関門で猿岩(ゴリラ岩)が待ち受ける。怯まず颯爽と向かう男たち!


 関門を過ぎて急斜面の先に坊がつるを認め勝利確信!


 我が憧れの法華院温泉山荘、予定通り4時半到着。まるで子どもの修学旅行気分の夜!


 一日の健闘を称え合って『乾杯!』  持つべきものは友。


 そして、寒い宿の外に満天の星!
『人生最高!』

本日の踏破距離:10km
 19日、朝6時出発で英彦山に向かった。50数年前に巡った懐かしいルートで、久しぶりに再会する景色に期待が膨らむ。

 朝8時過ぎ、スタート地点『銅の鳥居』(かねのとりい)に立つ3人。それぞれ英彦山は数年、数十年振り。気軽に登る地元の山と違って、いろいろな思いを胸に意気高い。


 出発早々参道は結構な勾配の石畳や石段が続く。参道沿いには人気の感じられない家が目立ち寂れた印象。これもコロナの影響か?


 30分ほどで奉幣殿到着。福岡からの移動中は青空が広がっていたが、今はガスって辺りは霞んでいる。


 この先我々の鮮やかな記憶では石段とオサラバの筈だが、、


 石段ばかりか鎖場まで現れ、ちと話が違いまっせ・・。


 それに相変わらずのガスで眺望も利かない。


 汗ダラダラ強張った脚で、10時半英彦山神社上宮到着。上宮は変わり果てた姿を晒していた・・。


 尚か〜つ、ガスは強情に視界を遮る。


 しかし、お情けだろうか、一部方向だけは見晴らしが利いた。




 小休憩の後、英彦山最高峰南岳を目指した。次の写真は振り返って見た英彦山上宮。


 上宮と南岳途中からの眺め。今回ベストの眺望か。


 そして、11時過ぎ英彦山最高峰(1199m)南岳制覇!


 南岳山頂周辺には心癒やされる景色が広がっていた。




 しか〜し、間もなく登山路は最悪の状態。鎖場の連続、しかも岩が滑り危険を覚えるレベルの悪路。ずっと下りなのに、ペース大幅ダウン・・。

 我が記憶に残る50年前は『鬼杉』の感動の眺めがメイン。急峻な岩場・鎖場の記憶は全く残ってない。

 写真を撮るゆとりもなかったが、やがて『材木石』の案内板。風化が進んだ印象だが、『材木石』の名は記憶に刻まれている。 




 時々登山路に迷いながらも遂に辿り着いた『鬼杉』!



 メンバーに女性いたの? って、言われそうだが、南岳からの悪路・迷路を共に切り抜けた女性。鬼杉での休憩中、福岡は早良区在住と知ってびっくり。ご近所様じゃないですか〜。楽しい思い出を添えてくれた一期一会に感謝。


 鬼杉で昼食と温かいコーヒーを補給、悪路で疲れた体に鞭打ち後半戦に突入!まだまだ3km以上歩きがある・・。

 鬼杉から先も50年前の甘い印象を打ちのめしてくれた。登り下りを繰り返しやっとの思いで辿り着いた玉屋神社。大きな岩に嵌め込められたように建っている。

 奥がどうなってるか一度見たいもの。


 昔日の記憶に残る鬼杉から奉幣殿へ至る道は、杉の苗木が広がる斜面を縫う山道。青空の下、景色を楽しみながら走った、、、ような気がする。歳月は樹々を変え、山容を変えてしまった。

 最も変わったのは人、つまり自分だろう。双方の変化が記憶と現実の乖離を生んだに違いない。

 しか〜し、その乖離を乗り越え奉幣殿に帰着! 朝方ガスに包まれていた建物は緑に包まれていた。



 甘い思い出の世界と現実の違いに不安が脳裏をよぎることもあったが、全員無事全コース12km完踏果たして万々歳!

 今回も、甘い思い出と素晴らしい景色だけが新たな記憶として残るのだろう。そして、帰路八木山バイパスの大渋滞だけが苦い思い出として酒のツマになるに違いない。(笑)
 佳き一日に乾杯!
英彦山登山:12km
 14日水曜、 365日暇人の特権発揮で四度目の今宿野外活動センターに出動。いい加減、課題クリアーしなければならない。

 第一山へ向かう途中の小課題2つ。
 第一課題、マムシグサの名に相応しい写真のゲット。いよいよ妖しく毒々しい。


 第二課題、「石の上にも三本」がよく分かる写真のゲット。岩が割れる日が来るのは意外に早い? それを目にすることは・・。


 課題を果たす時以外は歩きに集中。汗ばみながらもひたすら登った。そして、何度か披露したこの景色。晴れの予報だったが曇り空で、見晴らしは今ひとつ。しか〜し、高祖山撃破〜!


 今回一番の課題は五山踏破。一山登っても休む時間はない。饅頭を頬張り次なる山を目指す。脚にやや強張り感があるが、樹々の織りなす巧まざる美を味わいながら歩を進めた。


 そして、第二山日向山撃破! 撃破と騒ぐほどもない慎ましやかな山だが、傍には脊振山に臨む場が開けていた。




 スタートして2時間少々、この辺りは初めての道であり一番不安だった。脚の不安に空模様も心配だった。おまけに今日は登山者が少ない。

 そんな折、道端に可憐に咲くエビネ発見! これに気づく余裕があれば大丈夫! 小さな花に力をもらった思い。


 エビネ姫に背中を押され第三山飯盛山撃破!


 曇天のせいで見晴らしは利かないね。


 飯盛山から引き返し、日向山を経由して高地山との分岐点到着。ここまで来てやっと安心したね。雨が落ちて来てもおかしくない空模様の下、『やったぜ〜』って気持ちだった。


 ここから数分、第四山高地山撃破。


 そして中央展望台からのいつもの眺め。


 曇り空で景色は今イチだが、我が気持ちは今がイチ番。もう終わった気分。高名の木登りの戒めを思い出し、第二のエビネはないかと慎重に歩いた。(笑)

 エビネは見つからなかったが、不思議な造形など自然を味わい楽しみながら歩いた。


 そして遂に、第五山叶岳撃破!


 叶岳まで来て初めて気付いた、携行した3個のおにぎりは全く手付かずであることに! 思った以上に緊張し食べることに意識が回らなかったのだろう。

 最後は、ツツジの花に迎えられ登山完了。佳き一日であった!
 本日の踏破距離:10km

 今日はヒロさんの誘いで高祖山(たかすやま)に登った。写真いきなりだが叶岳山頂の図。もう見たくもない顔で失礼・・。(笑)
標高341m

 山頂には厳かな社があった。

 我が家からは南に見える油山が東側にある。

 市街地の眺め、左端には福岡タワーにPay Pay ドーム。


 ヒロさん流石一回り若いだけある! 軽い足取り、しか〜し、私は結構ヘロヘロ・・。

 だが何とか、第2の高地山到着。山頂の標識の低さに驚いた。標識はミニチュア並み、 しか〜し標高419mは今日の三山中の最高、一番高い。一番低くて一番高い!?




 それなりの勾配にアップダウン続き、トレラン愛好者には恰好の練習場所であるらしい。それらしい出で立ちの人物に何組か遭遇した。若者には手軽に走る場所でも、自分には苦行の場所・・。

 やっとの思いで到着高祖山!




 山城があったというのも、大木茂る山頂の広さからさもありなんと思われた。

 山頂から山側の眺め。

 山頂海側の糸島富士、可也山の眺め。


 山頂では、いつもの如くカップラーメンを食し、更に今回はコーヒーを飲んだ。曇天の寒さの中、甘露、甘露! 生き返ったね!

 糸島野外活動センターへ戻る途中、密生するキノコ発見! 食べられるのだろうか? ご存知の方はお教え下さい。



 近場の低山となめていたが、なんとも味わい深い登山だった。曇り空で風景を楽しめなかったのが残念・・。ここもまた一度訪ねたい山になった。本日の距離8kmはランに算入。

 ヒロさん、お誘いありがとうございました。感動・充実の一日になりました。良い年をお迎え下さい!


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