人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 今日自転車ツーリング再開第2回目。今日も参加者は期待薄。そして予想的中の参加者ゼロ。で、集合証拠写真をパシャッ!


 シャッター切ったの誰? は〜い、北九州から見送りに来てくれたヒロさん。で集合時間の1時間後、立っているのは片江展望台。急遽唐津鏡山行き中止、ヒロさんの油山登山に一緒します。




 山頂までのコース途中の国見岩で国見、背後から写真を撮ってもらったのは転落の恐怖で引きつった顔を隠すため・・。平然と片足立ちするヒロさんに笑われたかな?(汗)


 油山、低山なのだが意外に手強い。で、途中写真を撮るゆとりはなしです・・。次は山頂からの眺望。中央は能古島。その右が志賀島。更に右は海の中道を挟んで西戸崎方面。




 後はどこをどう歩いたのやら。気に入った景色の写真を撮ったけれど同じ写真はもう二度と・・。(笑)






 次の写真は、紅葉もだがむしろ赤松が撮りたかったかな。孤高の立ち姿が好きだ。それとも好きなのは松茸か?(笑)





 最後に少し雨が降ったがそれも一興。それもこれも全てヒロさんのお陰です! 本当にありがとうございます。今後もよろしくおねがいします。
本日の距離:7km  (ランに加算)
 『無事にしとうとかいな?』と、優しく心配下さる方もあったようです。私はコロナなんかに負けましぇ〜ん。やや多忙なりと雖も元気にランとウォーキングを楽しむ日々であります。

 特にウォーキングは川シリーズ。人混みを離れる源流探訪など、単調さを避けながら楽しんだ。 そんな中で一番印象深いのは『菰川こもがわ』巡りだ。

 私の近所で川と言えば殆どの人が『樋井川』を挙げるだろう。しかし、私の近辺の人々が最も恩恵を受けているのは『菰川』 しか〜し、悲しいかな目に見えない!

 目に見えない川よりも、直線距離3〜400mしかない樋井川の存在が大きくなるのは当然である。

          樋井川支流の春
 だからこそ『菰川』を応援したい!
 そんな思いから菰川巡りを思いついた。もっともスタート時には名を知らぬ川であり、単に人目を避けて流れる忍者川であった。

  忍者川、大部分が暗渠になった川がその姿を最初に人目に晒す場所の一つが次の写真。


 右手は梅光園緑道、国鉄筑肥線の線路が走っていた場所。その脇の溝?排水路? これが菰川なり。恐れ多くも、60年有余前にはナマズも捕れた清流なるぞ!(笑)

 この後しばらく川は緑道沿いに梅光園の町を流れる。誰にも気づかれることなく。やがて、忍者川は緑道を潜り抜けて我が町輝国を流れる。煉瓦敷の歩道の下に川がある。


 小学生の頃、この少し先でウナギを捕まえた記憶がある。家に持ち帰り食べた筈だが、食べた記憶、味の記憶はまったくない。この先 100mほどで陸軍墓地前だ。道路から墓地側へ川を跳び越すのが小さな冒険だった。


 更に 200m先の写真、元九州大学、現裁判所の東側を六本松へ向かう。


 そして、城南線と国道202号を横切って大濠方向へ流れる。


 このまま大濠中高校東側を突き抜け大濠公園に突入すれば話は早いが、菰川はこの後大きな蛇行を続け、大濠中高校のなんと西側を走って海を目指す。

              右側ネットの先が大濠中高校
 更に大蛇行すること2回、やっと川がまた見れる! その期待は見事裏切られた。


 しか〜し、天は我に味方した〜!『たんや卜傳』を過ぎて振り返った時の感動!


 輝く『菰川』の文字!
 暫く歩くと行き着く交差点。ホークスファンなら正面信号の先、小さな流れに沿ってドームへの道を歩いたことがある?

 しかし、小さな流れは世を渡る仮の姿。振り返ると、人も車も川の上を走っているのがわかる。


 やがてドームが近づく頃、忍者川は全貌を見せる。

 博多湾突堤から『菰川』を振り返ると

 視線を右へ移すとお馴染みの風景。

 長々と菰川巡行にお付き合い頂きありがとうございます。コロナ騒動がなければ知らないままに終わったかも知れない事実。

 こんな楽しみ方もありかな、と思ったものです。
蛇足ながら、大濠公園は菰川を介して海と繋がっています。
  明日4日は福岡まで飛行機の移動あるのみ。今日8月3日
 が実質的に北海道登山最終日である。

  今日も桂田の朝食で一日は始まった。




  食事後、車を走らせること約2時間、雌阿寒温泉側登山口
 に着いたが、その途中で奇跡が起こった。

  10年前自転車で日本一周した際、美幌峠から網走へ走り
 下りた白樺並木の道を横切ったのだ。一瞬のことだが、直ぐ
 に分かった。まさに奇跡!懐かしさに胸が熱くなった。しか
 〜し、感動の余り写真を撮り忘れたのは、、、残念・・。

  閑話休題、雌阿寒岳登山のことである。登山口に着くや即
 高い松の樹林に足を踏み入れる。スタート直後から結構な傾
 斜の上りが続く。

  斜里岳・羅臼岳登山で筋肉疲労気味、かつ、足の爪を傷め
 た身には辛い。昨日に続いてカメラ持ち腐れ。

  しかし、汗でグショグショになり登る中にハイマツが徐々
 に低くなり、見晴らしが良くなってきた。カメラの出番到来
 である!


  大きな沢地を渡った4合目あたりから傾斜は更に急になり
 苦戦を強いられたが、松の丈は更に低くなって、素晴らしい
 眺望に疲れも吹き飛ぶ。




  神秘的な色合いのオンネトーが見えてくると、もう疲れな
 ど忘れて、標高を稼ぐとともに変わる景色に夢中になった。




  次の写真は9合目手前あたりか? 既にマツは姿を消し高
 山植物が所々、あとは岩があるばかりである。稜線も近い。


  稜線に出てまもなく、別世界の光景が待ち受けていた。噴
 気孔からの音が響き、火口壁に囲まれた底には赤沼がある。
 底知れない爆発的なエネルギーを感じる。ふと、御嶽山噴火
 の記憶が蘇った。



  火口沿いの稜線を、時計回りに更に進む。


  北に遠く阿寒湖と雄阿寒岳が見える。






  そして、標高1499m 雌阿寒岳頂上。


  頂上の先には更に道が続き登山者の姿も見える。残念なが
 ら、我々はいま来た道を引き返す。


  引き返す前に、火口壁際から火口を覗いた。そこには赤沼
 のある火口丘から一段高い火口原が広がり、目玉のように青
 沼がある。なんとも不思議な光景だ。目玉の先には噴煙が上
 がり、その奥には阿寒富士が鎮座していた。




  後ろ髪を引かれる思いを振り払い、別世界を後にした。
 本日のルート・距離 雌阿寒岳登山:7km

  北海道登山旅。斜里岳、羅臼岳、雌阿寒岳の三山登頂、美
 幌峠〜網走の白樺並木の道との10年ぶりの遭遇、感動満載
 大満足の5日間だった。

  しかし、何しろ自然豊かなでっかいどう、脚力不足もあり
 その魅力を味わい尽くしたとは言い難い。体を鍛え直し、い
 つの日か北海道に再チャレンジしたいもの。

  最後に、この5日間を共有した友に心から感謝したい。全
 ては友の存在あってこそ実現したことだから。
  北海道旅第三日。8月2日の始まりは『桂田』での朝食か
 ら。昨夜は店内での宴会だったが、今日はテラスで食事。ト
 レー2つで一人分、美味しいけれど量が圧倒的過ぎ


  眼前にはオホーツクの海が広がる。
  爽やかな空気もご馳走だ。


  8時半前、標高 230mにある木下小屋の羅臼岳登山口から
 入山、標高1661mの羅臼岳山頂を目指す。


  広葉樹林の中の登山道に入ると、すぐに急斜面をつづら折
 りの登山道が続く。眺望の利かない厳しい登りに汗が滴る。

  昨日の斜里岳で疲れた足は重く、登頂への不安と熊との遭
 遇への不安が重くのしかかる。なんたってウトロでは連日飼
 い犬が熊の餌食になっているのだ・・。(冷汗)

  しかも、狭い登山道のあちこちに昆虫を絡める蜘蛛の巣の
 如く木々が低く枝を張っている。昨日の斜里で20回、今日
 は30回以上頭をぶつけ、顔面をぶつけた。ショックで頭の
 切れが良くなるものなら我慢もするが・・。

  こんな状況で写真を撮ることに頭が回らなかった。弥三吉
 水・銀冷水の2つの水場でも冷たい甘露水を頂いただけ。

  カメラを手にしたのは、羅臼平に続く大沢に出てからだ。






  羅臼平が近づくにつれ、いろいろな野草が目を楽しませて
 くれる。特に、鮮やかな青のリンドウに目を奪われた。




  大沢を登り切ると標高1345mの羅臼平、ここで登山道は左
 右に分かれる。


  左に折れると三ツ峰を経て硫黄山へ至る。


  右へ進んだ先に聳えるのが羅臼岳だ! 不安一杯、途中離
 脱も選択肢だったが、ここまで来たら!!


  軽く空腹を満たし、温かいコーヒーを飲んで遠い山頂に向
 かう。『レッツゴー!』

  しか〜し、最初の松の絨毯を縫って歩くのは大して負担で
 なかったが、その先に最大の試練が待ち受けていた。再びカ
 メラは山頂まで出番なしになった・・。

  まるで、岩山登山だった。しかも、岩はでかく、傾斜は急
 峻。時に四つん這いになり、時に岩に縋り付いて登った。写
 真より身の安全確保が最優先。

  もっとも、無事帰宅した今は写真の少なさを残念に思う自
 分がいる。ったく〜〜、贅沢にもほどがあるぜ・・。

   しかし、標高差1400mを登り切り、半ば無理かと思ってい
 た難敵羅臼岳制覇!

  その山頂から三ツ峰、硫黄山方向を望む景色。



  国後島・太平洋側は雲の下・・。

  オホーツク海側は



  ウトロ『桂田』方向を見下ろす眺望。


  不思議なことに、身の危険さえ覚えながら登った岩場だっ
 たが、降る時にはゆとりがあった。視野が広がるからだろう
 か、進むべきルートが自ずから見えてくる感じだ。

  従って、再びカメラ登場。高山の宝石をご覧あれ。




  木の枝との数多のぶつかり稽古の痛み、降りの衝撃に黒ず
 み死んでしまった足の爪、強烈な西陽、全てに耐えながら山
 を降りた。

  その間、我が頭を独占したのは露天風呂! 風呂嫌いの我
 が想いは、ビールでなく風呂に溺れたのだ。

  写真の少なさに反比例して、思い出多き羅臼登山だった。
 本日のルート・距離 羅臼岳登山:15km
  7月31日、福岡空港から飛び立った。

  2時間半ほどで新千歳空港へ。北海道はでっかいどう!


  新千歳に福岡組、羽田野・中村・村上、関東組、木内・園
 田・山崎の6人が全員集合!   夕方6時過ぎレンタカーを疾
 駆させ、深夜零時直前斜里のホテル到着。

  睡眠は5時間ほどだったろうか、翌朝斜里岳を目指した。


  車窓から望む斜里岳の威容に圧倒される思い。
  登山口は清里町『清岳荘(せいがくそう)』

  いざ出発!


  約一時間で下二股、この先は滝の連続する沢伝いの旧道を
 足を滑らせないよう、時にロープを頼りに歩を進める。










  旧道を歩くこと更に約1時間で上二股で新道と合流。この
 後、低い緑のトンネルの中にがれ場が続く。最後に待ち受け
 るのは胸突八丁。


  やっとの思いで上り抜けると馬ノ背、ここから更にハイマ
 ツの中を進んで山頂を目指す。これで頂上と思ったが、、、


  山頂と思った所には白い祠があり、裏手に回ると本物の山
 頂に至る最後の急斜面が続く。




  山頂はガスって、あまり見晴らしが利かず残念・・。


  しかし、祠のあたりまで下ると景色もまずまず。


  時折、雨粒が落ちる中、馬ノ背から上二股へ下る。


  上二股からは、沢沿いの旧道を避けて熊見峠を経由する新
 道を下った。しか〜し、やや遠回りで距離的には長く、新道
 だけに結構しんどかった。(笑)

  斜里岳方向を振り返る。いや〜、よく歩いたもんだ。


  熊見峠から先、下二股までの永遠に続くかと思える下り坂
 に苦しんだこと、更に下二股から清岳荘まで雨の中を歩く羽
 目になったことは、沢に流してしまった!

  ただ、ウトロの国民宿舎桂田のビール・じゃがいも焼酎と
 料理に心身が癒やされたことだけを記憶に留めよう。


 本日のルート・距離 斜里岳登山:12km


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