人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 『無事にしとうとかいな?』と、優しく心配下さる方もあったようです。私はコロナなんかに負けましぇ〜ん。やや多忙なりと雖も元気にランとウォーキングを楽しむ日々であります。

 特にウォーキングは川シリーズ。人混みを離れる源流探訪など、単調さを避けながら楽しんだ。 そんな中で一番印象深いのは『菰川こもがわ』巡りだ。

 私の近所で川と言えば殆どの人が『樋井川』を挙げるだろう。しかし、私の近辺の人々が最も恩恵を受けているのは『菰川』 しか〜し、悲しいかな目に見えない!

 目に見えない川よりも、直線距離3〜400mしかない樋井川の存在が大きくなるのは当然である。

          樋井川支流の春
 だからこそ『菰川』を応援したい!
 そんな思いから菰川巡りを思いついた。もっともスタート時には名を知らぬ川であり、単に人目を避けて流れる忍者川であった。

  忍者川、大部分が暗渠になった川がその姿を最初に人目に晒す場所の一つが次の写真。


 右手は梅光園緑道、国鉄筑肥線の線路が走っていた場所。その脇の溝?排水路? これが菰川なり。恐れ多くも、60年有余前にはナマズも捕れた清流なるぞ!(笑)

 この後しばらく川は緑道沿いに梅光園の町を流れる。誰にも気づかれることなく。やがて、忍者川は緑道を潜り抜けて我が町輝国を流れる。煉瓦敷の歩道の下に川がある。


 小学生の頃、この少し先でウナギを捕まえた記憶がある。家に持ち帰り食べた筈だが、食べた記憶、味の記憶はまったくない。この先 100mほどで陸軍墓地前だ。道路から墓地側へ川を跳び越すのが小さな冒険だった。


 更に 200m先の写真、元九州大学、現裁判所の東側を六本松へ向かう。


 そして、城南線と国道202号を横切って大濠方向へ流れる。


 このまま大濠中高校東側を突き抜け大濠公園に突入すれば話は早いが、菰川はこの後大きな蛇行を続け、大濠中高校のなんと西側を走って海を目指す。

              右側ネットの先が大濠中高校
 更に大蛇行すること2回、やっと川がまた見れる! その期待は見事裏切られた。


 しか〜し、天は我に味方した〜!『たんや卜傳』を過ぎて振り返った時の感動!


 輝く『菰川』の文字!
 暫く歩くと行き着く交差点。ホークスファンなら正面信号の先、小さな流れに沿ってドームへの道を歩いたことがある?

 しかし、小さな流れは世を渡る仮の姿。振り返ると、人も車も川の上を走っているのがわかる。


 やがてドームが近づく頃、忍者川は全貌を見せる。

 博多湾突堤から『菰川』を振り返ると

 視線を右へ移すとお馴染みの風景。

 長々と菰川巡行にお付き合い頂きありがとうございます。コロナ騒動がなければ知らないままに終わったかも知れない事実。

 こんな楽しみ方もありかな、と思ったものです。
蛇足ながら、大濠公園は菰川を介して海と繋がっています。

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