人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 1500km走破宣言の大風呂敷で始まった3月。しかし意気込み虚しく、サラリと去られてしまいました。

 しかし、ランニングには少しばかり光明を見出すことができました。12日間で58.5km走破、かつ残りの19日間で自転車1344km。一番嬉しいのは、以前と違い、膝や
脚を痛めることなくトレーニングを続けられていることです。筋肉の使い方や年齢を考えながら練習に取り組むようになった効果かもしれません。

 運動も学習と同じ。考えることが効率的に体力や技術を向上させ、怪我を減らすことに通じるように思います。

 峠や山岳コースの多かった月でしたが、例外は駕与丁公園へのツーリング。1週間に4度も足を運びました。一周4.2195km。まさにマラソンのためにある公園。若杉から宝満に連なる山並みを借景にした素晴らしい眺めも、大濠公園を凌いでいます。

  

 その公園の桜、日に日に蕾を綻ばせました。厳しい寒さをどんなに嘆こうと、必ず訪れるのが爛漫の春。春の来ない冬はありません。信じようが、信じまいが春は来ます。ならば、春を信じて明るく前向きに生きたいですねっ!
  
  駕与丁の桜 3/26    駕与丁の桜 3/26    駕与丁の桜 3/31

 ただし、原発問題にも通ずると思うのですが、環境への関心はしっかり持っておきたいものです。3月30日、米の山峠を越え飯塚市に入り、嘉麻峠・小石原を経由して秋月を訪ねましたが、小石原から秋月へのツアー ── それは、快いツーリングで高揚した気持ちを一気に奈落の底へ突き落としました。

 無惨としか言い様を知りません。至る処で山肌は削られ、集落は取り壊されています。限りない哀しさと、憤りを覚えました。
 秋月を訪ね、豊かな自然に癒される人は多いと思います。しかし、更に一歩奥に踏み入ると、私たちの目に触れない所で、本物の自然が破壊されつつあるのです。小石原ダム建設に伴うものであるようです。

  

 福島原発の側を走ったときと同じ不気味さが甦ってきました。快適な生活を追い求める文明。その目指す所、行き着く所は何処なのでしょうか?

 寺内ダム〜江川ダムのコース。お気に入りの方も多いと思います。少しでも早く訪ね、昔日の面影を宿すその姿を記憶に留めて下さい。

 最後にお届けするのは、4月2日、みやま市清水寺の桜です。    

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