人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 今日7月24日早くも登山最終日・・。今夜は我が家で祝杯だ!
 
 北アルプスの眺めを心に刻み付けようと、4:30前外に出た。新月だろうか月が見えないのは残念だった。
 

 
 コマクサの群生と槍ヶ岳、
それに続く北アルプスの荘厳な威容。
 

 

 
そして、今まさに目覚めんとする燕岳。
 

 
4:46 御来光!
 

 
 御来光を拝み山小屋最後の食事を済ますと、5:30過ぎ下山開始。
 
 雲海に浮かんだ朝日が眩しい。
 

 
 お世話になった燕山荘前で記念撮影。
 

 
そして今一度燕岳をカメラに収める。
 
『さらば、燕岳!』


 
 出発間もなく、チングルマの綿毛を見つけシャッターを押した。
これが下山中最後の写真になった。
 

 
 下山中、改めてこの山の険しさを実感した。結局登山口まで下りの連続、段差も多く大きく少なくとも上りは一度もなかった。歩きに集中しないと事故になりかねないし、写真を撮る余裕はない。流石は北アルプス三大急登!
 
 登山口の小屋で二日振り我がスマホとご対面!
届けていただいた方の名前を尋ねると、
『それはわかりません。山でのことですから』
 
その言葉が宝物のように感じられた。
今後もこの言葉が死語にならないよう願いたい。
そして、改めて『ありがとうございました!』
 

 
 穂高駅近くで山﨑君と無事下山を祝って慰労の宴。一人でごたごたを起こしたようで・・。申し訳なかった。終わりよければすべてよし、これに懲りず来年も感動の登山宜しく〜!
〜ご来光感動編〜
 
 7月23日朝4時10分過ぎ東の空は明らみ月も浮かんでいる。まさに海、山の向こうを雲海が埋め尽くして広がる。そして、その時を待ち受ける人。
 

 

 

 
 西側の空も北アルプスの山並みも赤みを帯びる。
 

 
 北には今日登る燕岳。
右手が東、左手西。空の美しさに感!動!!
 

 
 4:46 出た〜、日の出〜! 槍ヶ岳も赤みを帯びて荘厳。朝日を受ける燕山荘は天上の御殿!
 

 

 

 
 やがて日は雲海の上にのぼる。右側に視線を移すと山並みが現れ、今日歩く筈だった常念岳、大天井岳、更に槍ヶ岳へと連なる。
 

 

 

 
 朝の光のドラマを存分に堪能した後、ゆっくり朝食をとって7時前もう一度外に出るとすっかり明るくなっていた。南西方向の槍ヶ岳から連なる北アルプスを写真に収める。
 
 多分4枚目写真中央が野口五郎岳だと思うのだが、なにしろ登山初心者、とても断定はできません(笑)
 

 

 

 

 
 
〜燕岳満喫編〜
 
 山小屋情報では昼前後から雷雨・・。
 天気不安に加え、スマホ問題、更に疲労気味で予定を変更、山﨑君には申し訳なかったが常念岳への縦走は諦めて燕山荘に連泊、燕岳を存分に味わうことにした。
 
 8時過ぎ燕山荘出発。燕岳には既にガスが迫っている。山の天気は変化が目まぐるしい。
 
 しか〜し、人情の厚さは変わらない。連絡が入った。中房登山口にスマホが届けられたらしい。第3ベンチ辺りで落としたらしい。どなたか存じませんが本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
 
 さあ、今日は心置きなく燕岳登山専念だ!
 

 
 燕岳は花崗岩からなる山、巨岩、奇岩に目を奪われる。登山道も花崗岩の砂礫主体で白っぽく独特の味わいがある。
 

 
 こんな所にイルカがいるか? イルカ岩
 

 

 
 次メガネ岩、レンズ部に槍ヶ岳がのぞく構図を物したく、随分粘ったが頑固なガスにお手上げ脱帽、諦めました・・。
 

 

 
 あそこか〜? いよいよ山頂も近そうだ!
 

 

 

 
 スタートから1時間、9時ちょうど、
標高2763m 燕岳撃破〜!
 

 
 山頂から槍ヶ岳方向の眺め、青空が広がるが、槍ヶ岳山頂部には雲が居座り離れない。しばらく待ったが完璧構図の写真は諦めた。
 

 
 燕岳の先には北燕岳そして東沢岳へ魅力的な山並みが続く。しか〜し、疲労と雷雨予報を考慮し眺めを楽しむだけにした。
 

 
 北燕岳断念は少し残念だとも思うが、
燕岳の魅力は岩稜や山々の眺めだけではない!
 
 コマクサを始め可憐な高山植物もけんを競う。
しかし、コマクサ群生する燕岳・燕山荘周辺の素晴らしい眺めや、雷鳥たちの姿を眺められるのは当然・偶然ではないらしい。20年間にも及ぶENZANSOその他関係者の保護・維持活動で復活した景観なのだ。感謝の心をもって味わいたいものだ。
 
 残念ながら私は雷鳥を目撃できなかったが、燕山荘スタッフブログから写真を転載させていただいた。
 

 

 

 

 

 

 

 
 
〜感動おかわり編〜
 
 燕岳満喫後は山小屋でリラックス。
 ビールとカレーで腹を満たし、絶景を眺めながらコーヒーを淹れ味わう至福の時。そして午睡で体を休める。そんじょそこらのホテルじゃ味わえない超贅沢!
 
 しかし、予報は的中しその後は時折雷雨に見舞われた。夕食時もまた雨が降り二重の虹にカメラを向けた。山小屋オーナーの登山講話にアルプホルンの響きも心地よい思い出だ。
 

 

 
 今日最後の感動は雨後の筍じゃないぜ雨後の雲!
とうもろこし雲?(笑)初めて目にする雲だ。
時に18:40、夕陽が織りなす作品にも同じ雲が!
燕岳も立派な芸術作品!
 
 感動に満ちた一日に感謝!
 

 

 
 7月22日、友人山﨑君と新宿合流、2泊3日の燕岳・常念岳登山に出発。あずさ5号5号車でレッツ5・5!
 
 11:00過ぎ穂高駅下車、乗合バス座席も確保、路肩崩落で遅れを心配したが、ほぼ計画通り12:30過ぎ中房温泉登山口より登山開始!
 

 
 ルンルン気分と言いたいところだが、相手は北アルプス三大急登に名を連ねる燕岳合戦尾根、標高差1260mの急登なり。
 
 登山道は明瞭だが、いきなりの急登続き・・。
眺望は、利かない・・。
 

 

 
 どの山も同じ、汗水垂らして匍匐前進・・。
だが出発遅れ跳ね返し13:20第一ベンチ定刻到着!
 

 
続いて第二ベンチ到着。まだ共に笑顔で顔晴る!
 

 
そして第3ベンチ。この先雷雨、だが幸い遠雷。
 

 
 そしてやっとこさ富士見ベンチ。さて笑顔は?
看板に偽りあ〜り、富士山見えないぜ〜。
 

 
 計画段階から名前で騙された。第一ベンチまで我慢すれば、後は富士見ベンチまで遠くの眺めを楽しみながら歩くものと決めつけてた。それがず〜っと急登、眺望なし・・。
 
『富士山見せろ!  富士山返せ!』
下調べ不足を棚に上げ恨み節(笑)
 
 しかし、遠くは見えずとも絵になる眺めはある。
 

 
雨と汗ですっかり濡れて合戦小屋到着!
 

 
 合戦小屋辺りから眺望が得られるようになった。そして、雨に見舞われてこその景色も楽しめた。
 

 

 

 
 急登に雷雨+疲れで計画より少し遅れ17:00合戦沢の頭(2488m)到着。展望が開け笑顔も復活、あと2km!
 

 

見よ、あれが燕岳!

次は、餓鬼岳・唐沢岳方向の眺め。

 
 この後気づかないで良いことに気がついた。スマホがな〜い! 我が最悪持病の落とし物病、忘れ物病・・。
 
 山﨑君には一足先に山小屋へ向かってもらい、小休止した合戦小屋までスマホ探しに戻った。しかし、見つかる筈もなく一人山小屋へ急ぐことになってしまった・・。
 
 時に18:30過ぎ、夕暮れの気配が忍び寄る中、山小屋が目に入った時は流石に一安心、ホッとしたね。もう一顔晴りじゃ〜! 山小屋の灯りを目指し迫る夕闇と先を争った。そして、19:00過ぎタッチの差で夕闇征して『燕山荘』到着!
 

 
 その後もごたごたあったが
『終わりよければすべてよし!』
ビールと夕食でドラマチックな一日を反芻する最強コンビだった。
 
 こんな調子で明日からどうする?
 先月29日から1ヶ月、5月28日再び青螺山・黒髪山に挑んだ。今回一緒したのは同窓生にして山友・ラン友の山﨑君。今夏の燕岳登山に備えて演習、兼福岡マラソンに備え体力養成ってとこかな。
 
 スタートは前回と同じ竜門ダム駐車場。
 

 
 2回目の挑戦で楽勝、と思っていたが、、、何の祟りかYAMAPがうまく機能しない。いつまでも現在位置は竜門ダム湖ど真ん中・・。なんで、なんで、なんでだ〜!(冷汗)
 
 遂にYAMAP諦めポケットへ、我が曖昧記憶と山﨑君の抜群の勘に頼って登る。暑さもありペースは一向に上がらなかったが歩くこと2時間、例の巨岩に到着。巨岩も凄いが、そこに根を張る樹木もまた凄い。
 

 
 巨岩を迂回し岩場を登る。
 

 

 
 岩場から10分ほどで断崖絶壁到着。花はミツバツツジからヤマツツジに代わったが崖の怖さは変わらない・・。
 

 

 
 断崖を抜けると竜門ダム湖を望む展望スポットがあった。駐車場も手前に一部見える。
 

 
 更に30分ほどで青螺山撃破!
ここで奇跡が起きた。まさに青螺山山頂で突如YAMAPが働き始めた。スマホをポケットから取り出したら突如ログの記録が始まっていた。美少女『セーラーさん』の奇跡?
 

 

 
 更に30分で『青螺御前』
 

 
 そして、1時頃見返り峠着。ここまでで最強低山の山場は終了だ。因みに青螺山からの下りで3回転倒したことを告白する。しか〜し、我が名誉の為に記すが転倒3回は自己最多記録である(爆笑)
 木立で暑さ・陽射しの和らぐ見返り峠で昼食休憩。しかし、ここで太腿痙攣。今回も青螺山に泣きました・・。
 

 
 今回も時間の関係で雄岩は割愛、雌岩に立ち寄った。
 

 

 
 今回写真のメインは、前回撮り損なった黒髪山頂手前にある岩場での写真。ここだけは青螺山にも増して一瞬の油断もならない。
 

 

 

 
 そして、やっと有田ダムの見える黒髪山頂。やや霞んでるが、よ〜く見ると左に有明海と右に大村湾が写ってるよ。
 

 

 
 前回は見損ねたが山腹の手前に雌岩、その奥やや低く雄岩が威容を誇示する如く聳り立つ眺望にしばし目を奪われた。
 

 

 

 
 いや〜、登山、贅沢な趣味だね〜! 大自然が織りなす造形の美を我が物として味わう。最高!! 雄岩は残ってるし、もう次の訪問に食指が動くのを感じる(笑)
最強低山 黒髪山
 
 見返り峠で小休止の後、雄岩に寄る予定を変更して雌岩に向かった。セーラさん(笑)のせいでかなり遅れが出たからだ。なにしろ最強低山と称される黒髪山が待ち受ける、少しでも時間を捻出したかった。
 
 雌岩は呆気ないほど近かったが、眺めは素晴らしい! 足がすくんで崖っぷちから退がって写真もう1枚。高所は苦手です(汗)
 

 

 

 
 いよいよ本丸黒髪山攻め開始。しかし、少し気が抜ける思い。
セーラちゃんの酷道と比べたら正に国道! まるでハイキング? 出会う登山者も断然多いし、道に迷う心配ほぼほぼゼロ。ゆとり出て回り道、西光密寺に立ち寄ったのは余計だったかな。
 
 しか〜し、相手は最強低山、油断禁物、なめてはならない。山頂手前は断崖あり、ロープあり、鎖あり、梯子あり、何でもあり、一瞬も気が抜けない。登山に集中の余り写真を撮り忘れたのは残念・・。

 
 そんな難関の先、山頂直下最後の最後の鎖場の写真が次。
 

 ここを登り切ると

 
 山並みは更に続き、有田ダムのダム湖に有田市街も望める。
 

 

 
 次は雌岩でも見た伊万里、武雄側の眺望。

 

 

 
 次の写真の尾根を進んで反対側に降りるとゴール竜門ダム!
その尾根の上をヘリコプターがずっとホバリング、滑落事故?
ちょっと心配、帰路に不安を抱かせます・・。
 

 

 
 ここは早めに下山開始と鎖場へ向かうと、遠く青螺山と思しき山が見えた。さらば美少女!(笑)
 

 
 黒髪山からは蛇焼山、後の平経由で竜門ダム駐車場へ降りた。登山道はわかり易く下り基調で楽勝。そこここにある巨岩や、それを或いは取り込み或いは割って逞しく根を張り伸びる樹々を楽しみながら歩くのは心身が清められ生き返る思いがした。
 

 

 

 

 
  
 
 上のマップでは未だ山中にいて下山してないが多分GPS操作ミス。間違いなく無事下山しましたのでご心配なく(笑)
 
 追記
 さて、最強・最恐低山とされる黒髪山、確かに山頂手前の岩場は滑落の恐れもあり手強い。しかし、個人的には可愛い名前の青螺山こそ最恐だと感じる。藤田氏と一緒で何事もなかったが、一人だったら道迷いや滑落の恐れもある。だが又しか〜し、最恐の青螺山経由で絶景の黒髪山登山してこそ最高の感動が得られるとも思います! ただし初挑戦は単独でなく経験者と一緒されるよう強くお勧めします。


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