自分の知らない絶景の地は石ころのように散らばっています!
九州に生まれ育って60年有余、九州の美しさを本当に味わっているのだろうか?知っているのだろうか?
19日自転車仲間のグレッグさんに誘われ波戸岬を目指します。
地図で見ると、波戸岬の丘陵地には、朝鮮征伐に際して豊臣秀吉の命により築かれた名護屋跡を初め、城徳川家康陣跡等、多くの陣跡が記されています。史跡巡りは目的ではなかったのですが、道路沿いのあちこちの石垣群に往時の繁栄が偲ばれます。
秀吉や家康も歩いたに違いない土地に自転車を走らせていると思うと、何とも感慨深く、歴史が単なる歴史ではなく血の通ったものに感じます。機会を改めてもう一度訪問したいものです。
さて、波戸岬です。
紺碧の海と深く青い空、豊かな自然、風光明媚という言葉は、このような景色を表現するためにあるのでしょう。と、誤魔化す表現力の乏しさが恥ずかしい。(-。-;)
グレッグさんが加部島に行ったことがないと知り、帰路、加部島に立ち寄ることにします。呼子大橋を渡って間もなく、島を二分するような道を突っ走ります。
やがて島の北端部。海鮮料理店があります。以前訪ねた時はこの店の食事で終わり。しか〜し、加部島の素晴らしさは、実は、店の脇の細い道の先にあったのです。
この日、天気の神様はよほどご機嫌がよかったのでしょう。こんな素晴らしい海の色空の色があるんだ!そう思わせる波戸岬、加部島の景色でした。
私にとっても、今回が実質初の加部島訪問となりました。グレッグさんのお誘いに感謝です。
本日の走行距離165㎞。