人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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6月6日3時30分起床。4時タクシーで淀川登山口を目指す。登山口で弁当を食べ5時過ぎいよいよ登山開始!
屋久島登山7回目の羽田野君をリーダーとして屋久島初訪問の3人が後に従う。
最初こそひんやりした感じだったが、朝日が昇る中を歩く内に体が温まり汗ばむ。
2時間弱で小花之江河(こはなのえごう)の湿原に到着。ガスが懸かり南画の風情。
更に枯存木が幽玄の趣を醸し出している。
更に尾根を超えると花之江河に至る。民宿で一緒だった北九州の4人衆も一緒になる。途中抜きつ抜かれつですっかり顔馴染みである。
名園のような景色にシャクナゲが花を添えまるで別世界!
屋久島は『1ヶ月に35日雨が降る』と言われる所。梅雨入りしているだけに雨の中の登山を覚悟していた。しかし今回のメンバーの日頃の行いが良いのか、見所に来るとガスが晴れる。その僅かの時間にシャッターを切りまくる。
花之江河を過ぎると大木は徐々に影を潜め、完全にシャクナゲが主役になる。まさに見渡す限り全山これシャクナゲ!地元の人によると20年ぶりの美事な開花らしい。
唯々感動! 何度歓声を上げたことか!
もう一つの主役が巨岩。
一体この大きな岩はどのようにしてできたのか? その巨大さに圧倒されるばかりである。
更に天は我等に味方し、青空と白雲が主役を狙う展開に。 『来て見れば さほどでもなし 富士の山 釈迦や孔子も かくやありなん』 と歌うほどの人はいざ知らず、凡人はただひたすらに感動するばかりでありました。
中央の岩、勝手にミミズク岩と命名しました。この空の青さは何だろ! そして次の山は翁山。翁というよりオペラ座の怪人山か?
さて、この景色は如何? もう少し上から見ると雲海が拝める? 雲の厚さも感じられるこの写真、お気に入り登録!
空と雲が主役を狙うと、岩も黙ってはいない。 命名!『瞑想岩』。まるで只管打坐する僧の姿!?
景色は最高で撮影タイムもうなぎ登り、更に結構なアップダウンの連続。我々の歩みも遅くなりますが、12時前には九州最高峰の宮之浦岳撃破!
山頂での昼飯とコーヒー、人生最高の贅沢なり! しばらくくつろいだ後は新高塚小屋へ向かいます。平石岩屋へ登る斜面にはヤクシマダケが生い茂っています。そのヤクシマダケの中にヤクシカの姿!
最初の何頭かは超感動ですが、この後出会ったシカは数知れず。超感動は並みの感動となりました・・。 シカ〜し、岩のでかさは依然驚きです。平石岩屋で脚を休める二人ですが、上から落ちてくるなんて事は、、、、ないでしょう!
宮之浦岳等の山々との別れを惜しんで振り返ると、我々への歓迎の役目は済んだとばかりにガスが懸かり始めてます。
やがて森林限界を過ぎると再び大木が辺りを支配します。
そして、今日の宿泊場所である新高塚小屋到着。到着は4時半頃だったか? 先着の北九州4人衆が我々に一番良い場所を確保してくれていました。 二グループ8人にフランス人3人を誘い総勢11人で楽しい食事を頂きました。
山の中での夕食最高! わざわざ宮之浦岳経由で運んだ久保田『万寿』そして焼酎が五臓六腑にしみわたりました! 嗚呼、感動に満ちた一日に感謝!
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