本格的な雪でしたね。18・19日と雪の天気予報が珍しく当たりました。我が家の周囲もすっかり雪化粧でした。
降り積もる雪に耐えて咲いている椿の姿が健気に思われました。クリック拡大してご覧下さい。寒さで花びらの先に宝石のような氷の滴が垂れ下がっています。
同じ18・19・20日、私は悲惨な状況にありました。微熱ながら下痢の症状を伴い全く運動ができません。やっと年末・年始の遅れを取り戻しつつあったのに、、。マラソン1週間前のピンチ。結局10㎞走るのがやっとの有様で総社行きです。
25日、早朝出発の予定が気分が優れず、博多出発は9:33。正午前新倉敷に到着、先ずは総社市へ自転車を走らせます。遠賀川や筑後川よりずっと川幅のありそうな高梁川河畔を走ります。
総社市の会場を訪ね、大会の受付を済ませました。
その後、高梁川沿いの道を走り高梁市を目指します。
その道路、酷道180号です、トラックが多い、道路状態も良くない。只ひたすら山を縫い川沿いを走る道路。内陸部へ進むにつれ寒さが募ります。
防寒対策もなく体は冷え切ってしまいます。それに、途中約20キロの間にコンビニはたった1店。気分も不良!遂に、目的地の方谷の10㎞手前、高梁市街で引き返すことにします。結局、本来の目的であった河井継之助、山田方谷ゆかりの地への訪問はまたの機会に(×_×)
何のためのツーリング?『自転車の距離稼ぎ』です。-.-#
新倉敷のホテルに泊まりますが、寒気と気分不良の状態が続きます。風呂にも入らず就寝。26日の朝、安静時心拍数は2日連続の59。(普段50〜53)
まさに不安一杯、一か八か出走することにします。JRで総社市到着。駅の歓迎の横断幕に少し気分が高まります。
大会当日の会場です。ランナーがウジャウジャしています。エントリー総数15,223人、フルは3,076人で、ハーフや、5㎞の方がエントリーが多いようです。
総社市は、住宅街といった街並み。市街地もそれ程広くなく、田園地帯がすぐ広がっています。マラソンのコースは、主にそんな田園地帯に設定されています。備中国分寺の五重塔の眺めが非常に印象的でした。
オーバーペースを戒めながら、ひたすら走りました。走るにつれて、気分も晴れレースに集中。15㎞地点でトイレと待ち時間で約7分間を無駄にしましたが、4時間35分56秒で完走。ゴール瞬間小さく拳を突き上げたのは下関の時と同じでした。
不安と体調不良に苦しんだ1週間でしたが、淡々と走り完走を果たしました。
雪の降った19日、近所の庭に梅が数輪花を咲かせていました。冬の厳しさがあってこそ春はある。試練を乗り越えてこそ真の感動もある。そんなことを感じた大会でした。
寒暑、栄枯は、天地の呼吸なり。
苦楽、栄辱は人生の呼吸なり。
即ち世界の活物たる所以なり。
まだまだ、これからですね〜〜!
5㎞ラップタイム
05㎞ 32分03秒 10㎞ 30分55秒 15㎞ 37分17秒
20㎞ 31分19秒 25㎞ 31分26秒 30㎞ 32分25秒
35㎞ 32分00秒 40㎞ 32分31秒
42.195㎞ 4時間35分11秒(ネットタイム)