人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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スタート直後、対向車の無謀女性ドライバーによる自転車 無視のいきなり右折で、グレッグさんがあわや衝突のハプニ ングでヒヤリとしたものの、その後は順調に走ります。
朝の光を受けて夜露を光らせる稲田の景色が我々の走りを 応援してくれる。甘木でヒデローさんも合流。更にペースが 上がります。
急ブレーキ!!
何が起きたのか分かりませんでした。最後尾を走っていた 私は目の前に迫った先行車との衝突を避けようとしたものの 時既に遅し・・。
車道に倒れかかったのは覚えています。その後一瞬の記憶 が定かではありません。対向車線の車がすぐそばを通り過ぎ る音を耳にしたような・・。幸い後続車両がなく重大事故は 免れました。
我々の走る国道に脇道から軽自動車が飛び出し、突然行く 手を塞がれたのです。軽自動車は我々が転倒したのに気付い たがそのまま走り去った・・。杷木町での出来事。
上の家の親切なご主人が事故に気付いて救急薬を提供して くれた。これがなかったら杷木町への印象は最悪になってい ただろう。
応急手当、自転車修理で30分ほどロスしたけれど、何と か気を取り直しツーリング続行!!
暗いニュースを忘れるため走りに集中! 話も一気に飛ん でここは小国町。
小国からが上り坂本番。稲田、彼岸花、遠い山並み、それ に秋の青空に気を紛らわしながら坂に挑みます。
黒川温泉前後から瀬の本高原、ここが一番手強いかな? やっとの思いで瀬の本高原着!
ここで昼食にありつきます。私はざるうどん定食を頂きま した。1000円。とても美味しく頂きました。
食事中に情報収集し今後の予定確認。豊後森発3時44分 普通列車乗車を目指す。現在時刻午後1時過ぎ。かなり厳し いがこれを逃すと次の列車は5時過ぎ・・。
で、1時15分瀬の本高原を後にし、やまなみハイウェー を上り始める。我々の背後には遠く阿蘇の景色が広がる。
ハイウェーを筋湯温泉への分岐点まで上れば、こっちのも の。後は下り基調の道を疾走するばかり。の筈、、。
そして、待望の分岐点到着! 眼前には絶景と急勾配の下 り坂! 景色も気持ちも最高!!
やがて続く緑のトンネル。そのトンネルを潜って疾走! 鼻歌交じりの爽快ダウンヒル!
突然上り坂出現・・。しかし、いくつか上り坂があるのは 織り込み済み。またすぐに下り坂。我々の鼻歌は続きます。
しか〜し、またしても坂登場。しかも長〜い・・。続く、 続く、まだ続く・・。瀬の本までの厳しい坂を淡々と走った 我々。しかし、今度の敵は余りにも手強い!
やっと辿り着いた八丁原発電所手前スキー場付近の眺め。 ここで3人の意見が一致、『もうこのコースは二度と走らな い!』 途中何度停めよう、歩こうと思ったことか!
2時半が迫る。場所は筋湯温泉の分かれ道。3時44分の 列車に乗るには豊後森到着3時15分が絶対必要条件!
ここで苦肉の決断! 絶景とヒゴタイ待つ四季彩ロードは 断念・・。初めて走る旧道に運を任せる!
『ヒゴタイツアーじゃなかったっけ?』 そんな声にお答えします。『走ったコースが肥後タイ!』
旧道に入ってからは下り基調になりました。ヒゴタイとの ご対面なしは残念でしたが、疲れ切った我々には地獄で仏の 下り坂でした。
その後も時折出現する厳しい上り坂に諦めそうになること もありました。しかし、名も知らぬ山々の織りなす広大な景 色が我々に最後の力を与えてくれました。
そして、最後に天は我々に味方してくれたのです!
何と! ほぼピシャリ3時15分、我々は豊後森駅前に自 転車を降り立ったのです。しかもほぼ同時刻に『七つ星』を 停車させる演出付きで!! 何と粋な取り計らい!
奥に停まる黄色い列車、我々が乗る普通列車です。乗車す るやいつもの車内慰労宴会。冷たいスーパードライが喉を爽 快ダウンヒル! 一日の無事に感謝。そして健康に感謝。
終わってみれば超ドラマチックなツーリングでした。 グレッグさん、ヒデローさん、心配させて申し訳ありませ んでした。これに懲りずまたご一緒下さい。
瞬間参加の urumanさん、次回は完全参加お願いします。
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