葉桜の季節。4月も20日が過ぎ、間もなく1年も1/3が終わります。
決まった仕事もなく何をするのも自由。思う存分にしたいことができる。とはなかなか行かないものです。自由ほど怖いものはなし。ともすれば何らなすところなく時間だけを浪費しかねないのが現実です。
そんな中で、ブログは社会との接点を維持しながら、自分の行動をこまめに点検・反省して、生活に一定の規律を保持する助けになっている気がします。ブログと自転車との出会いがなければ、一体どんな毎日を送っていることやら。趣味こそは生活を豊かにするものだと痛感します。
さて、11日、福津市の評判のパン屋へグルメツアー。コーヒーを楽しみながら、美味しいパンを味わいました。最近は次々とパン屋が誕生し、焼きたてのものを美味しく食べられるようになりました。自分の好みのパン屋探しも楽しいかも知れません。
この日、人工島のアイランドタワーを初めて見ました。折からの曇り空で面白い写真が撮れました。空にそびえ立つビルなのか、はたまた、雲海の上にある別世界なのか。
18日は脊振の4林道。5月3日の『ツール・ド・国東』に備えトレーニングです。160㎞への挑戦も今年で5回目。今度こそは6時間内で完走、と気合いだけは満々です。
4林道コースは全行程約130㎞。脊振山地の浮嶽林道・雷山林道・金山林道・蛤岳林道を走り抜けます。途中、白木峠、長野峠、三瀬峠を越え、最後は東脊振トンネルをくぐって福岡市へ戻ります。森林浴を楽しむと言うには、余りにも厳しいアップ・ダウンの連続。しかし、お気に入りのコースでもあります。根性試しのコース。そして自然満喫のコースです。
先ず浮嶽林道に入ってすぐの絶景ポイント。極楽展望台。唐津・呼子方面から糸島半島までを玄界灘を背景に一望できます。
長野峠を越えると、脊振山地の南側、佐賀県側を走ります。時折山林の切れ目からのぞく、見渡す限り幾重にも連なる山々の眺めに励まされながら、ひたすら坂道との格闘です。
雷山・金山・蛤岳林道にも幾つか眺望のポイントがありますが、最も素晴らしい眺めは最後の最後、蛤岳林道の終点直前にあります。近くには緑の山並みが上から下へと一帯に広がり、その緑は見る者を吸い込まんばかりです。遠くには筑紫平野が広がり、天気さえよければ、阿蘇、有明海、そして雲仙岳をも視野に収めることができます。息を切らし、汗を滴らせた後に出会う感動の景色。サイクリングの醍醐味です。
国東のレースが控えているためでしょう。俄然練習にも熱が入ります。21日水曜、仕事が休みの仲間と共に4人で長距離サイクリングに挑戦です。コースは福岡を出て、日田、豊後森、豊後中村を経て九酔峡へ入ります。その後長者原、牧ノ戸峠を経由しJR阿蘇駅へ。あとは列車で福岡へ戻ります。自転車の走行距離は約170㎞。正味7時間の旅でした。
最も印象に残っているのは新緑。特に九酔峡の瑞々しい緑が目に焼き付いています。皆さんにも九酔峡の緑をお届けします。