人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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 19日、朝6時出発で英彦山に向かった。50数年前に巡った懐かしいルートで、久しぶりに再会する景色に期待が膨らむ。

 朝8時過ぎ、スタート地点『銅の鳥居』(かねのとりい)に立つ3人。それぞれ英彦山は数年、数十年振り。気軽に登る地元の山と違って、いろいろな思いを胸に意気高い。


 出発早々参道は結構な勾配の石畳や石段が続く。参道沿いには人気の感じられない家が目立ち寂れた印象。これもコロナの影響か?


 30分ほどで奉幣殿到着。福岡からの移動中は青空が広がっていたが、今はガスって辺りは霞んでいる。


 この先我々の鮮やかな記憶では石段とオサラバの筈だが、、


 石段ばかりか鎖場まで現れ、ちと話が違いまっせ・・。


 それに相変わらずのガスで眺望も利かない。


 汗ダラダラ強張った脚で、10時半英彦山神社上宮到着。上宮は変わり果てた姿を晒していた・・。


 尚か〜つ、ガスは強情に視界を遮る。


 しかし、お情けだろうか、一部方向だけは見晴らしが利いた。




 小休憩の後、英彦山最高峰南岳を目指した。次の写真は振り返って見た英彦山上宮。


 上宮と南岳途中からの眺め。今回ベストの眺望か。


 そして、11時過ぎ英彦山最高峰(1199m)南岳制覇!


 南岳山頂周辺には心癒やされる景色が広がっていた。




 しか〜し、間もなく登山路は最悪の状態。鎖場の連続、しかも岩が滑り危険を覚えるレベルの悪路。ずっと下りなのに、ペース大幅ダウン・・。

 我が記憶に残る50年前は『鬼杉』の感動の眺めがメイン。急峻な岩場・鎖場の記憶は全く残ってない。

 写真を撮るゆとりもなかったが、やがて『材木石』の案内板。風化が進んだ印象だが、『材木石』の名は記憶に刻まれている。 




 時々登山路に迷いながらも遂に辿り着いた『鬼杉』!



 メンバーに女性いたの? って、言われそうだが、南岳からの悪路・迷路を共に切り抜けた女性。鬼杉での休憩中、福岡は早良区在住と知ってびっくり。ご近所様じゃないですか〜。楽しい思い出を添えてくれた一期一会に感謝。


 鬼杉で昼食と温かいコーヒーを補給、悪路で疲れた体に鞭打ち後半戦に突入!まだまだ3km以上歩きがある・・。

 鬼杉から先も50年前の甘い印象を打ちのめしてくれた。登り下りを繰り返しやっとの思いで辿り着いた玉屋神社。大きな岩に嵌め込められたように建っている。

 奥がどうなってるか一度見たいもの。


 昔日の記憶に残る鬼杉から奉幣殿へ至る道は、杉の苗木が広がる斜面を縫う山道。青空の下、景色を楽しみながら走った、、、ような気がする。歳月は樹々を変え、山容を変えてしまった。

 最も変わったのは人、つまり自分だろう。双方の変化が記憶と現実の乖離を生んだに違いない。

 しか〜し、その乖離を乗り越え奉幣殿に帰着! 朝方ガスに包まれていた建物は緑に包まれていた。



 甘い思い出の世界と現実の違いに不安が脳裏をよぎることもあったが、全員無事全コース12km完踏果たして万々歳!

 今回も、甘い思い出と素晴らしい景色だけが新たな記憶として残るのだろう。そして、帰路八木山バイパスの大渋滞だけが苦い思い出として酒のツマになるに違いない。(笑)
 佳き一日に乾杯!
英彦山登山:12km

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