人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
今回は『町内会を楽しむ法』第4号。前回、町内の安全安心感を高める狙いで街頭防犯カメラ設置に着手したことに触れたが、この取り組みの中で自治会や町内会への不信感は更に募った。
輝国公園の街頭防犯カメラは、公園沿いの道路監視でドライバーのマナーアップを促し、公園入口とトイレ周辺の監視で子どもたちの安全安心確保を狙っています。 もっとも、朝のあいさつ活動で猛スピードで走る車を見るとオービスを導入したくなります・・。(笑) 設置台数が増え、町内へ出入りする車両等のチェック体制が整えば、町全体の防犯力が高まり安心感も大きくなると考えます。 次期町内会長の下でも街頭防犯カメラ設置が進み、防犯体制が整備されるよう願います。
ところで、街頭防犯カメラ設置の過程で、町内会や自治会の抱える問題の一端を垣間見た思いがします。 カメラ設置までの道のりは結構大変でした。設置場所から、カメラ用専用ポール設置の問題、更には費用のトラブルまで。 何度か設置断念も考えましたが、この際この制度を徹底的に見てやろうと考え直しました。 その方針で市担当者や業者と協議を重ね、町内会の負担を抑えることができましたが、補助金制度全般のあり方に疑問も覚えました。 街頭防犯カメラ設置をはじめ、防犯灯設置費用、防犯灯電気料金等、それぞれに補助金制度があるのはありがたいことです。 しかし、その制度を見極める視点から取り組むことで、制度の抱える問題点も浮かび上がってきたと感じています。
クイズにして考えてみましょう。 上の表は仮想の決算報告書です。分かりやすいよう項目や金額を簡略化していますが、皆さんはこの決算報告書をどう思われますか。 承認いただけますか、それとも何か不備がありますでしょうか。 町内会の会計の問題であれ、コロナウイルスの問題であれ、正しい判断や行動には、問題の正しい理解が欠かせません。 物事を正しく理解せずに、正しい判断は下せません。
街頭防犯カメラ設置で問題にぶつかった時、思い出したのは防犯灯のLED化工事のことでした。 LED化工事申請手続きで市役所を訪ねた際、他の団体の申請金額を聞いて驚きました。 一般的10W契約LED防犯灯の定価は17,000円と記憶しますが、申請金額には1万円台から3万円台までもの幅があるというのです! 因みに我が町内会は、定価+税で楽々2万円を切る額でした。 家庭で電化製品を購入する時、私たちは少しでも安く買おうと手を尽くします。 定価より高く買うなど論外! あり得ないことです。 ところが、町内会や自治会では必ずしもそうではない。一体何故だろう。大きな違和感と不信感を覚えたことを思い出します。
さて、市の補助金を受け取る方法は主に3つです。 ① 市に登録した口座への振り込み ② ①とは別の口座への振り込み ③ 現金で受け取り これまで補助金は①の方法で受け取りましたが、街頭防犯カメラ補助金では②を試してみました。 結果は、一切問題なく手続き完了、補助金を受け取れました。 先の決算報告書が承認されれば実験成功。その気になれば会長謝礼に加え防犯灯電気料補助金30,000円更に街頭防犯カメラ補助金(総設置費の4分の3)172,500円も受け取れます! しかも街頭防犯カメラの設置は同一年度に最大4台申請可能です。仮に3台設置なら、それだけで補助金の額は50万円を超えます。 もちろん、これは仮の話であり禁断の町内会を楽しむ法ですが、皆様どう思われますか。 今回はこれにて擱筆。
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