人生本番は還暦から!自転車を友として人生を楽しみ味わい尽くすことに挑戦。このblogはその記録。
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13日の金曜日、ではなく日曜日、福岡の最高峰、釈迦岳へのツーリングを楽しみました。まだ暗い早朝6時、集まった5人で出発です。
スタートから5〜6分でしょうか、今日1日を暗示する出来事。やっちゃいました大転倒!路肩のブロックに気付かず突っ込みました。しばし起き上がれません。一緒したNamaさんの肩を借りて立ち上がります。タイヤもパンク。しかし、イタイヤとは思いますが、リタイヤとは思いもしません。とにかく走れるだけ走ろう!
少々遅れて筑紫野市で待つ4名と合流。総員9名でのツアーとなります。いずれも剛脚の自転車野郎。開通した九州新幹線張りのスピードツーリング。30㎞巡航は当たり前、ともすれば40㎞を超えるスピードで突っ走ります。最後尾を指定席にやっとの思いで走ります。
やがて、黒木町、矢部村へと進みますが、去年とは様子が違います。紅葉してないのです。去年は何枚も写真を撮った日向神ダムも感動を与えてくれません。土地の人の話では、寒暖の差が小さいためか、木の葉が紅葉することなく枯れ落ちているそうです。
杣の里手前で見かけた銀杏に、これが最後の見所になるかも、、、、とばかり皆一斉にシャッターを切ります。
杣の里から先は、道路封鎖されていました。しかし、それで引き返す者は誰もいません。封鎖の間を通り抜け、落ち葉散り敷く道にタイヤを滑らせながらも構わず上っていきます。
しか〜〜し、突然出現した崖崩れ現場!道路封鎖も当然です。
青年メンバーには、しかし、撤退の文字はないようです。ロッククライミング? 自転車を担ぎ、次々と岩場を通り抜けます。
一部始終を呆れ顔でニコニコ見守り待って下さった登山者が下山するのを見送りながら、改めてとんでもないツーリングになったものだと思いました。苦あれば楽ありと言うのかどうか微妙なところですが、このあたりの景色は、錦秋の景色とは言わないまでもまずまずの眺めでした。
この先、急勾配の坂を重いギアで駆け上り、とっくに視界から消えてしまった青年部の後を息を切らして上ると、やっと釈迦岳下の椿ヶ鼻の高原です。生憎の曇り空ですが、却って晩秋の風情が感じられます。
山頂をめざす青年部メンバーを見送り、冬物のウエアに着替え遠くの景色を眺めて寒さから気持ちをそらします。メンバーそれぞれが釈迦岳の激坂に思い出を刻んで戻ると帰路に就きます。ここまで3回のパンク騒動で予定時間をかなり回っています。
最高峰からの下り、楽勝の楽しいサイクリングを連想されるでしょうが、おっとどっこい、これが大した曲者です。嫌らしいアップダウンの繰り返し。大きく遅れながら必死で後を追います。この時味方してくれた?のがパンク大魔王!添付の修理現場写真、一体何度目の現場やら!(゜◇゜)ガーン
修理の度に遅れを取り戻す構図ができ上がったようです。
パンク王はN村さん、一人で6回引き受けました。タイヤも2本!パンク部長は驚愕人、peさんで2回。そして、パンク平部員は私で1回。お釈迦になったチューブが1日9本!!!
若い過激メンバーが多いだけにパンクロックがお好きなようで、パンクあり、ロッククライミングありと、、(^o^)
合所ダムに着いた頃には日暮れも間近。最後の記念撮影の後、筑後平野へ突入。福岡組3人は吉井からJR輪行。筑紫野組4人は空腹に耐えながら自走で帰ります。それぞれが忘れられないドラマを背負って、、、END
最後になりましたが、参加の皆さん、いろいろ助けて頂きありがとうございました。そして、楽しい出会いと思い出に感謝。
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